あすは七夕。あわただしい日常のひととき、「織姫」と「彦星」が天の川を挟み、一年に一度出会うという夢とロマンの伝承に、思いをはせるのもいい。
銀河では今も、若い星々が相次ぎ誕生。その一方、寿命を終え、死を迎える星も。土星探査機「カッシーニ」の調査によれば、土星の衛星「タイタン」は、地球のように濃い大気に覆われ、河川や火山のような地形が存在。原始地球を思わせる「星」として注目されている。
宇宙の神秘の解明には、コペルニクスやブルーノらによる、当時の絶対的な権力を有した聖職者との命がけの闘争があったことも事実である。
生命の永遠を説き明かした法華経の寿量品には、この宇宙に仏国土が無数にあることが説かれる。星自体が一個の生命体であり、地球以外の天体でも、必要な条件さえ整えば、新たな生命が誕生する可能性は大いにある。
悠久の天地に思いをはせ、神秘的な宇宙の高みから見るなら、地球上の国境線や民族のいさかいなど、小さなことかも知れない。「宇宙に眼を開くことは、人間自身を識ることであり、そして地球人としての意識に目覚めることにつながる」
宇宙のことを考えると、小さな小さな人間社会のことなんか、どうでも良くなる。宇宙人になることは、ストレス解消になるかも知れない。皆さんも一緒に考えませんか?
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