ハニカミ王子、世界へ!石川遼(15=東京・杉並学院高1年)が世界ジュニア選手権(7月16日開幕、米カリフォルニア州)のメンバーに内定したことが分かった。関東アマチュア選手権第3日は6日、千葉県野田市の千葉カントリークラブ梅郷コース(7085ヤード、パー72)で行われ、石川は74で回り、通算5オーバーの7位に浮上。今大会の上位29人が進出できる日本アマ(7月3~7日、愛知CC)にも前進し、6打差から逆転優勝を目指す。石川の先輩・薗田峻輔(17=東京・杉並学院高3年)が通算1アンダーで首位を守った。
石川に朗報が届いた。タイガー・ウッズらも挑戦した世界ジュニアの日本代表メンバーに、このほど内定。1月のパールオープンなど過去に海外の大会に出場した経験はあるが、今回は個人参加ではなく日本ゴルフ協会の選抜メンバーとして派遣され、初めて日の丸を背負って米国に渡る。
マンシングウェアKSBカップで男子の世界最年少ツアー優勝を果たした実績から考えれば、当然の選出と言える。現時点では、高校在学中はプロ転向を控える意向を持っており、世界ジュニアはアマチュアとして世界の舞台を踏む貴重な経験の場となる。同大会は年齢によって男女各6カテゴリーに分かれており、石川は15~17歳の部に出場。石川があこがれるウッズも過去に優勝を飾っており、最近では03年に池田勇太(東北福祉大4年)、05年に若林舞衣子(新潟・開志学園卒)、06年に宮里美香(沖縄・興南高3年)が日本人で優勝した。すでに各選手には内定の連絡が入っており、主催者に選手登録を済ませた後、今月末に正式発表される予定だ。
石川は関東アマの後は12日に関東高校選手権東京都予選に出場。7月上旬には今季最大の目標とする日本アマが控える。そこでアマチュア日本一の称号を手に入れ、世界に羽ばたく。
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