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Unknown (Ex California Golfer)
2007-07-08 15:22:42
このコメントは「世界ジュニア」の事が間違って記載されている記事全部に送られています。

この「世界ジュニア」という競技はサンディエゴ郡ジュニアゴルフ協会と南カリフォルニアPGAが主催しているローカル競技であるJunior Worldというジュニアトーナメントの事です。ですので、日本語に直訳して世界ジュニア選手権というのは全くの間違えとは言えませんが、世界アマチュア選手権のジュニア版ではありません。なぜかというと、世界アマは色々な国のゴルフ協会が集まって作られているIGF(International Golf Federation)が主催で行っている競技であり、各国から選ばれた代表選手が出場します。しかし、Junior Worldは別に国の代表選手でなくても出場できます。(アメリカ各地で予選会があり、基本的にはジュニアゴルファーなら誰でも出場できます)。なぜ、いつ頃から日本ゴルフ協会(JGA)がJunior Worldに選手を「派遣」するようになったかは不明ですが、それは選手を派遣するような競技ではないということを皆さんに分かってもらいたいと思います。

もう一つ言わせてもらえば、アメリカやその他の国のトップジュニア選手はJunior WorldよりもUSジュニアの方に出場します。USジュニアは毎年Junior Worldと同時期に開催されますので、どちらに出場するかは自ずとわかると思います。(USジュニアの予選通過できなかった選手は出るかもしれませんが...)

なぜこのような事を言うか?ですが、個人的な意見として、このような競技に出て優勝してしまうと、「自分は世界一になった」と勘違いしてしまうことが恐ろしいのです。Junior Worldはレベルが低いとは言えませんが、「世界的なレベル」ではないのは確かです。出場する選手はまだ10代の子供ですので、その勘違いが後々後遺症になる可能性もあると思うのです。本当に今後の日本のゴルフの事を思えば日本のトップジュニア選手にはJunior WorldではなくUSジュニアやその他の本当のインターナショナルレベルの競技に出場させるような段取りを取った方が良いと思います。

長くなりましたが、記事を読まれる皆さんにもこの事実を分かって頂きたいと思う次第です。

因みに、このコメントを書いている私は、26年間アメリカで過ごしました。子供の頃はアメリカのジュニアゴルフ競技でお世話になり、アメリカの大学ではゴルフティームで4年間在籍、そして社会人になっても日米のアマチュアゴルフ競技に色々と出場してきましたので、日米双方のゴルフ環境については十分理解しているつもりです。
 
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