カイロの朝！

　アテネ空港から、カイロ空港まで飛行機で飛んだ。エジプト航空というのは、ききしに勝る、美人ぞろいである。機内で多くのクレオパトラに出会った。一緒に食事しているのは、カイロで出会った旅行者である。帽子をかぶっているのが僕である。

ミロス島で！

　ギリシャのミコノス島やミロス島には、ヌーディスト海岸があって、男も女もスッポンポンになって、体に光を吸収している。水着なんて面倒な物は着ていない。みんな、あそこ丸出しである。僕が水着を着てその場所に入り込もうとしたが、違和感がある。僕もスッポンポンになって、みんなと楽しんだ。

ピレウスの港の近くにテントを張った

　ギリシャのピレウス港から、ミコノス島への船が出ていた。しかし翌日にしか、出発予定はなく、やむなく近くの土手にテントを張った。それがココである。日が暮れてきて、真っ暗になった外から、野良犬の声が聞こえてきて、だんだんと、ちかずいてきたときには、ほんま恐ろしかったなあ。

アテネの町

　アテネの町というと、ソクラテスとプラトンを思い出す。古代ギリシアのアテネは、起源前5世紀のペルシャ戦争で勝利して政治的経済的な発展を遂げた。この時代に、私が訪れた、アクロポリスのパルテノン宮殿や、円形劇場なども、建設されたのである。アテネ（アテナイ）の町をこよなく愛した、ソクラテスもこの時代に、活躍された哲学者である。その弟子がプラトンである。
　アテネの町を歩いていると、ソクラテスも、同じ街角に立っていたんだなと、感慨に浸ることができる。

アクロポリスで

　ヨーロッパ大陸をヒッチハイクで南下して、ギリシャにたどり着いた。僕はアクロポリスにいる。アクロポリスとは高い町のことであり、古代ギリシャの都市国家の中心部分となる丘のことをいう。