せいかつ創庫

野球・音楽・アート・街の風景など、自分自身のネタ創庫。
野球の楽しみ方、考えてます。自作イラストの展示も。

野球イラスト リスペクトof '90s

2008年05月09日 | 自作作品
山本 和範(やまもと かずのり )

最終所属/大阪近鉄バファローズ
背番号/92
ポジション/外野手
出身/福岡県北九州市
出身校/戸畑商業高校-近鉄(1976)-南海-ダイエー-大阪近鉄(1999)
生年月日/1957年10月18日
身長、体重/180センチ80キロ

通算成績/1618試合出場 4949打数 1400安打 打率.283 175本塁打 669打点 102盗塁
タイトル/ゴールデングラブ賞:1回 (1986年)
      オールスターゲーム出場:5回 (1986年、1989年、1990年、1993年、1996年)
      オールスター最優秀選手:2回 (1986年第1戦、1996年第1戦)


以前話題になった'80年代のスター選手を集めたフィギュアでは、南海選手代表でフィギュアになりましたが、
ボクは福岡移転後のダイエーの礎(いしずえ)を築き、人気を支えた選手だと思っています。
後述ですが、ダイエーから近鉄への移籍、そして引退に至るドラマに印象が残っているため、あえて90年代を代表するホークスのスター選手としてご紹介します。


苦労の男。
3度死んだ。
それでも、走り続けた。打ち続けた野球人生。

自分のため、ファンのため、家族のため、O-157に苦しんだ息子のため、
たくさんの想いと境遇を晴らすように振りぬいた打球は見る者に感動を与えてきた。

そのひたむきなプレースタイルと、ときに見ている人を和ませる存在はとても印象に残っています。

99年の福岡での最終戦。
近鉄との自由契約が決まっていたなかで放ったホームランは、多くの観衆の涙を誘った。

42歳で、クビが決まり、引退なのか…と誰もが思う状況で、ホームランが打てる。
福岡ドームで!!

これはまだまだナメてくれるな!という怒りの一発か。
はたまた、多くの愛すべき野球ファンに見せた最後の雄姿か。

こんなオッサン、いません。

そして誰よりもドームで立ち会った選手、および両球団のファンは彼のことを知っていました。

ドラさんは近鉄移籍後もダイエー時代と同じ応援歌が使われていました。
応援歌まで含めてその選手、そして人となりが愛された選手。

この最終打席では、ライトスタンドのダイエー応援団からも応援歌が吹かれました。
福岡ドームのすべてのファンが感激をした試合でした。


ドラさん。。。
そう、ドラキュラのような怖い顔だから。

顔は怖いのに、なぜ和むのか…!!?

不思議な魅力を持った方です。


いや、
その野球に対するひたむきな生き方。
多くの人を愛すまっすぐな生き方。
明るいキャラクターは人を惹きつけますよね。


生まれつき耳が不自由というハンデを持ちながらも、弱音を吐かずに走り抜いた野球人生にもリスペクトに値すると思います。




↓ランキング参加しています。似てると思ったらクリックよろしく↓
にほんブログ村 イラストブログへ
にほんブログ村 イラストブログ 似顔絵へ