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「メタボ健診」を斬る!

2008-05-26 16:16:42 | メタボ健診

         「メタボ健診」を斬る!(4

         「特定健康診査」の問題点

 メタボ中心主義とも云えるもので、メタボ偏重との批判が強いものです。

 健診項目は、男女の性差や、年齢差があまり考慮されていないので、医学的根拠が希薄だ、といった専門家の指摘が絶えません。 

 従来は国民の健康保持が目的だったものが、医療の「適正化」の名のもとに、医療費の削減が最重要目的になっています。

 また、健康保険組合などの保険者に、健診が義務付けられているばかりでなく、怖いことには、健診受診率の目標未達成や、メタボ該当者の削減成績が悪い場合には、健保組合などの保険者の責任にされて、「後期高齢者医療制度」へ、支援金を支払わせるペナルティーが科せられているのも、珍しい制度です。

 そのために、さまざまな悪影響が予想されることが心配です。