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神殿と聖地(神の住まい、歴史の記念)

2022年01月25日 | 宗教
🌸神殿と聖地(神の住まい、歴史の記念)

伸縮自在の聖域
 ☆宗教の多くは聖なる空間(聖域)をもっている
 *聖域には神殿や教会堂などは聖なる建築物である
 *聖性はそうした構築物の形状に必ずしも制限されない
 *茫漠と広がる都市域や山林全体が聖であったりする
 ☆ヒンドゥー教徒には、インドの大地そのものが聖なるもの

神霊の住まい
 ☆世界各地に神々や精霊が宿ると言われる山や渓谷や樹木や岩がある
 *神道の注連縄はそうした事物を示す印として働く
 *神道の力は、何であれパワーをもった存在のこと
 *人のこともあるが、自然物である場合が多い
 ☆天地創造神ヤハウェは歴史的には山の神に由来する
 ☆タイの僧侶が精霊を供養する、日本の神棚に似ている
 ☆日本の神社建築がどのようにして誕生したのか分からない
 ☆世界的に有名なアテネのパルテノン神殿
 *祭神はアテネの守護神アテーナー
 *太古には城塞だったが、神域となり各種の神殿が建てられた
 *アテネ市民は、神像をアテーナー女神と考えていたわけではない
 *神像は美術品で、パルテノンは宝物館のようなものだった
 *都市国家アテネの国威発揚のモニュメントであった
 ☆法隆寺(の西院)
 *パルテノン神殿よりも聖域としてずっと厳格であった
 ☆聖性は、基本的に禁止と関係がある
 *聖性があるからアクセスを禁止されるのでなく
 *禁止するから聖なるものに思えるメカニズムがある

歴史によって聖となる
 ☆土地や空間は。歴史的因縁で聖となることもある
 ☆エルサレムは、ユダヤ、キリスト、イスラム教三つの一神教の聖地

 *この地をわが物と考えていたのはユダヤ教徒
 *エルサレムはキリスト教徒にとっても聖地である
 *エルサレムは、イスラム教徒にとっても聖地だ
 ☆三つの宗教の聖地が重なっているのは
 *三宗教の歴史が重なっているから
 *歴史、神話であれ、人間の記憶にある物語をこの地を聖地にしている
 ☆メッカ大巡礼(ハッジ)の様子を示したもの
 *ムハンマドが生前最後に行なった儀礼を踏襲する形になっている
 *ムハンマドの記憶を行動によって反復する行事である
 *大巡礼は、聖遺物を古美術品のように味わうためのものではない
 *偶像崇拝を嫌うイスラム教は物質的遺跡保存に冷淡である
                       (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『宗教図像学入門』











神殿と聖地(神の住まい、歴史の記念)
『宗教図像学入門』記事より画像引用)

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