慶喜

心意気
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「無縁社会」「有縁社会」の自由との表裏一体

2023年01月06日 | 宗教
🌸無縁社会とは何か(3)

無縁死は時代の必然
 ☆現在、無縁死、孤独死を防ぐ対策がとられるようになった
 *そうなると、人手と予算が確実にかかる
 *国や地方向治体の財政は危機的な状況にある
 ☆今後、団塊の世代が死を迎える時代となる
 *莫大な予算を使うことは事実上不可能です
 ☆無縁死、孤独死を、不幸で悲惨な死とするのは間違いだ
 *無縁死が増えてきたのは、
 *戦後の都市化、産業構造の変化、女性の社会進出などが要因
 *それは、不幸なことではなく時代の必然だ
 ☆無縁死は日本だけの現象ではない

無縁を求めた人たち
 ☆田舎は、有縁社会そのもの
 *経済が発展し豊かな社会になる、新しい暮らしを求め
 *望んで都会に出る人が増え、そこには、自由がありました
 ☆田舎は「有縁社会」ですが
 *冠婚葬祭・祭りなどの行事もすべて共同作業
 *助け合いはいい部分も当然あるが、縛られるということでもある
 *勝手が許されない社会です
 ☆多くの人々は進学、就職で「無縁社会」を求めた
 *無縁になることは束縛から解放されることです
 *自由な暮らしを実現するための条件であったのです
 ☆現在、「無縁社会」を論じるときに忘れられがちなのは
 *それが「自由」と表裏一体と言うこと

都会における有縁
 ☆都会に出た人たちは、既存の縁は捨てたかもしれませんが
 *縁を都会でも、職場や学校で、新たなネットワークを築こうとする
 ☆日本の「企業」は、縁をひじょうに大事にしました
 *「日本型経営」と言われ、終身雇用、年功序列を基本としています
 *自ずと企業も共同体としての性格を持つ
 ☆日本の企業は「村」にたとえられてきた
 *葬式に関しても、村社会と同じように社員や社員の家族が仕切る
 *「葬式組」のような役割を企業が果たしてきた
 *「社葬」という独特のシステムがあるのも、日本くらい
 ☆結婚では、媒酌人は上司
 *同僚も多数参列するという社内行事です
 ☆日本企業では、社員旅行、社員の運動会なども行なわれた
 *企業が都会に出て無縁になった人間たちに
 *新たな「有縁社会」を与えた
 ☆現代の企業で、そうした面は薄らいできた
 *終身雇用、年功序列も減ってきた
 *会社の行事はまず社員が嫌がるようになってしまった
 ☆他に、地域に町内会、自治会、学校でのPTAの組織など
 ☆現代の社会では、これまでの村社会における縁とは違う形で
 *無縁になった人たちに縁を与える仕組みが作られた
 *そうした「有縁化」の試みがされなければ
 *都会に出て来た人たちの心の拠り処は得られなかった
                      (敬称略)                                     
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⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『死に方の思想』







「無縁社会」「有縁社会」の自由との表裏一体
(ネットより画像引用)

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