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2023年世界のエネルギー・小麦問題

2023年01月16日 | 国際情勢
🌸ガスを武器に世界を翻弄するロシアの戦術

 ☆ベストシナリオ
 *ロシアーウクライナ間で停戦成立、供給の正常化
 ☆ワーストシナリオ
 *ロシアが供給を削減し、ガス不足がさらに深刻化

 ☆ロシアのウクライナ侵攻以降
 *世界の天然ガス・LNG価格は未曾有の水準に上昇している
 *23年もロシアの供給量削減で価格高騰が演出される
 *需給面では22年より厳しい状況が予想される
 ☆ロシアにとって天然ガスは西側諸国への最大の武器となっている
 *ロシアの天然ガスの生産量は米国に次ぐ世界第2位
 *代替しうるだけの供給源がないのがロシアの強みだ

⛳ロシア欧州への供給を大幅削減
 ☆ウクライナ侵攻後、ロシアは欧州中心に天然ガス輸出を大幅に削減した
 *11月欧州へのパイプラインガスの供給量は前年同期比約9割減
 (22年の1年間でも前年比7割減)
 *欧州中心に、23年末から24年にかけて事態はさらに深刻になる
 ☆ロシアは欧州へのパイプラインガス供給を大幅に削減して困らない
 *ガス価格の高騰を演出できるため
 *欧州が受けるダメージと比べてロシアのそれは小さい

あおりを食うアジア諸国
 ☆あおりを食ったのが、LNGの主要な輸入国であるアジア諸国
 *アジア向けLNG価格も高騰した
 *パキスタン等の南アジア諸国はLNG購入が困難になった
 ☆日本は、新興LNG需要国に比べ長期契約の比率が高い
 *足元では比較的円滑にLNGを調達できている
 ☆しかし日本でも、円安やスポットLNG価格の高騰で貿易赤字が拡大
 ☆電力会社22年度は、空前の赤字決算を余儀なくされる見通し
   
🌸壊された世界の食料供給網
 
 ☆不足緩和は2023年の後半から影響する

世界で食料危機が続く
 ☆ウクライナ戦争で、ロシア産とウクライナ産の小麦輸出が停滞
 *世界の穀物輸出量の約3割を占める
 ☆中東やアフリカ諸国で食料不足が深刻化した
 ☆国連の世界食糧計画での事務局長は指摘した
 *「世界の食料供給システムが破綻しつつある」と
 ☆ラニーニャ現象などで干ばつ・熱波の異常気象に見舞われた欧米
 *小麦の不作が懸念される

小麦生産が消費下回る
 ☆世界の穀物需給見通し
 *消費予想が約28億トン、生産は約27億トン
 *主要輸出国の在庫も10年ぶりの低水準に落ち込む見込み
 ☆小麦の食料危機が緩和に向かうのは
 *23年後半から24年と予想される
                      (敬称略)                 
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『東洋経済』




2023年世界のエネルギー・小麦問題
『東洋経済』記事より画像引用)

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