ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

商売とはつくづく ・・・

2009年05月31日 | 街的興趣




「商売とはつくづく ・・・」

大手スーパーダイエー発祥の地である大阪市内にある商店街は、細くて長い
路地を歩いているような風情がある。道の両脇には安くて庶民的な店舗が200
以上も軒を並べている。通りには地元のおばちゃんやおっちゃん、若い子たちの
姿も多く、大阪らしい活気があり明るい雰囲気を醸していた。

その商店街からスパイラルに繋がっていて隣町に向かうこの商店街(写真)は、
買物客もまばらであった。そして、隣町に近づけば近づくほど人気や活気がなく
なってしまう。前述の商店街とほぼ同じ形状のアーケードで、しかも道幅は1.5倍
ほども広く、明るいはずの商店街だが ・・・ 活気がないからか、暗くて重たい感じ
が漂っている。

道幅だけでなく、個々の店舗面積も幾分大きい。ただ、その大きさが寂しさを
一層際立たせているかもしれない。店内を覗いても店人が見える割合は少ない。
“(お客に来店してもらうことを)あきらめてるのか?” と思ってしまうほどだ。一方、
前述の商店街では、スタッフの方から歩いているお客に視線を送り、“どうぞ!”
と誘引しているではないか。商売というのは、この違いだとつくづく感じる。

商売は、むずかしい。特に、商店街は連帯でもあり、確かに、むずかしい。ただ、
言い過ぎかもしれないが、結局のところ、個々にやる気がアルかナイかだろう ・・・ 。



■ 街的興趣 ■

街を歩けば
街の表情に出会える
表情とは
街の人々そのものだ

その街に
暮らす人に出逢えば
その街での
暮らしが垣間見える

だから、
街歩きは面白い ・・・ 。

第五大成丸