ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

神戸三田プレミアム・アウトレット

2009年05月13日 | 楽時々益




「神戸三田プレミアム・アウトレット」

日曜はお昼から、ルミオンで三宮方面へ向かいました。
やはり道が混んでいます。渋滞を避けながら迂回して進路をちょい北へ ・・・
少しだけ迂回のつもりが、三宮方面から三田方面へと大きく進路変更 ・・・ ???
まあ、はっきりとした目的はないので、そのまま三田方面へとクルマを走らせます。

“三田の プレミアム・アウトレット って行った?” と助手席の女が声を掛けます。
“いいや、行ったことない!” と運転席の男はわざとぶっきら棒に答えてみます。
“行ってみる?” “うん!” まるで、少し慣れてきたが、付き合い始めて間のない
初々しさの残るカップルのような会話。しかし、よ~く見ると、助手席に座っている
のは ・・・ やっぱ、うちの嫁さん!( まあ世の中、甘~い話なんぞ無いようで!? )

アウトレットの場所がわかりません。4年以上前、エスティマに装着したナビはDVD、
しかもソフトの更新もせずに、そのままルミオンに移設しましたので、最新の情報は
おろか、ここ数年にできた道やお店も画面には現れません。そして、今日は息子も
娘も乗っていませんので、携帯での検索はできません。
( 基本的に私と嫁さんの携帯は、連絡専用?で、検索できません! ・・・ ??? )

“三田のイオンモールの近く” という記憶を頼りに、とりあえず、ナビの履歴にある
三田ゆりのき台の 「小山ロール」 に目的地をセットして進みます( 以前、来た時に
近くでイオンを見たような ・・・ )。あっという間に、小山ロール前に到着しました。
何と、行列がほとんどありません。しかし、スイーツが食べたい気分ではなかった
ので、素通りしてアウトレットを目指します。ありました!しかし、そこはイオンモール
ではなく、けやき台にある  「三田ウッディタウンサティ」 でした。仕方なく、駐車場に
クルマを入れ、書店の本で正しい場所を確認することに ・・・

仕切り直して出発です。アウトレットの住所は、三田ではなく、神戸市北区でした。
約10分で到着しました。4,000台の駐車スペース併設の 「イオンモール神戸北」 と
道路を挟んだ向かい側にあり、陸橋で結ばれています。その陸橋から南方に目を
やると 「神戸市立フルーツ・フラワーパーク」 も見えます。実に長閑な風景です!





「大型商業施設」

GW 最後の日曜日、しかも夕方!ということもあるかもしれませんが、来場客は
まばらです。お世辞にも “忙しそう!” とか、“活気がある!” といった感想は持て
ませんでした。約100のブランド店舗(飲食店含む)がテナント営業していますが、
お客様が全く入っていない店舗もあり、“大丈夫?” と勝手に心配してしまいます。

ロケーション(アクセス)からして、地代家賃は非常に低水準だと判断できますが、
それでも、やはりもう少し集客しなければ苦しいのではないかと感じます。景気の
後退はあるものの、色々な規制緩和により、全国で大型の商業施設(SCやSM)は
増加しています(もちろん、破綻状態の施設も有り)。ここにきて、地方や地域との
連携を模索したり、土地買収ではなく、地主と貸借関係や歩合制等の条項入りで
契約を結ぶ施設も増えているのではないでしょうか。特に駐車場スペースの用地
確保には期限更新の賃貸契約を結ぶこともあるようです。( 借り手主導? )

先の見えない(景気予測が難しい)時代だからこそ、大きな施設ほど大きな投資を
避け、堅実(地道)な計画を立て、着実(確実)な成果を得るような考えが求められる
のかもしれません。当然、今までと違った努力(創意工夫)が必要となります。また、
ブランドを抱える企業側も、単独で一等地に次々と販売店舗を展開することが容易
な状況ではなく、ブランドイメージが落ちないのであれば、集客力(費用対効果)が
アップするようなプロジェクトには積極的に参加を希望していることは事実です。

「アウトレットモール」 は、メーカー品・ブランド品を “薄利多売” で回しながら利益を
確保するという思惑だと思うのですが、それが “薄利薄売” になれば、非常に厳しい
はずです。関西圏にも数ヶ所にアウトレットモールが存在しますが、果たして、どこの
施設がプラスで、どの施設が苦戦しているのでしょうか ・・・ まあ、私が心配する域
ではありませんが、それぞれの施設を訪れれば、そのそれぞれに思惑を感じます。
ただ、それが深くて緻密か、浅くて大まかか、という違いが結果の違いになっている
ような気がします。スラッガーやエースばかり集めても、意外と試合に勝てないのが
野球です。そういった教訓を形にして、うまくアピールできている施設が勝ち残るの
時代になってきたのでしょうね ・・・ 。





「フードギャラリー」

この施設で中央の位置にあるフードコートは、大きな吹抜け空間になっています。
フードコートでは珍しく、しっかりしたテーブルと椅子が配置され、床材や照明も
含め、シックな色合いでセンス良く纏められています。「フードギャラリー」 という
ネーミングはぴったりです。そして、テナントも 「三田屋本店~やすらぎの郷~」
「鉄板焼FUJI」 「皇蘭」 「金金醤」 「はがくれ」 「アールティ」 「8Days A Sweet」
「ターナフォルノ」 と、単独でネームバリューがあるブランドを配置しています。ただ、
トータルコーディネイトしている為、サインパネル等の設えが同じ素材で、同じ色と
なっており、それぞれのお店の “顔” が見えていないことは残念な気がします。

次回は、
ウインドウショッピングでなく、ブランド品をガッツリ買いに行きたいと思います。


▼ 神戸三田プレミアム・アウトレット ▲

   所在 神戸市北区上津台7丁目3番地
   電話 078-983-3450
   営業 10:00 ~ 20:00 (年一回 2月第3木曜日休業 )
   WEB 
http://www.premiumoutlets.co.jp/kobesanda/




■ 楽時々益 ■

沢山の動物がいる動物園
幾つになっても楽しいものだ
見て楽しむのが基本であり
水族館も同様に見て楽しいものだ

動物園や水族館は、有料の
ウインドウショッピングかもしれない
誰も、それを買いたいとか
食べたいとあまり思わないはず

犬が欲しければペットショップで
魚が食べたければ魚屋で買うだろう
さて、アウトレットモールは
どんな人に何をどう売るべきなのか ・・・

第五大成丸