あの日 鹿沼児童6人クレーン車死亡事故遺族の想い - blog -

てんかん無申告で運転免許を不正取得したクレーン車の運転手により、登校中の児童6人が歩道上で轢き殺された事故【遺族ブログ】

ひとつ

2012-02-25 | Chibi Taiga

ひとりぼっちに させてごめんね

もう二度と

離さない 離れない 離したくない

 

君によりそい そばに生きるよ

もう二度と

忘れない 忘れさせない 忘れたくない

 

悲しみは どこから やってきて

悲しみは どこへ 行くんだろう

いくら考えても わからないから

僕は悲しみを 抱きしめようと 決めた

 

ひとつになって

ずっといっしょに 共に生きる

ひとつになって

君と生きる 共に生きる

 

月のしずくが 涙にゆれて

海に光る

逢いたくて 逢えなくて それでも僕は探した

 

星が降る夜 君を想い

ずうっと 歩いたよ

明日きっと 明日きっと しあわせになれるね

 

永遠のしあわせは どこから やってきて

永遠のしあわせは どこへ 行くんだろう

いくら考えても わからないから

僕は悲しみを 抱きしめようと 決めた

 

ひとつになって

ずっといっしょに 共に生きる

ひとつになって

君と生きる 共に生きる

 

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あの日、事故現場には警察の規制線が貼られ、中に入ることが出来ませんでした・・・

私は、今でも、なぜ警察の制止を振り切ってでも大芽に逢いに行かなかったのか、とても後悔しています。

結局、大芽に私が逢えたのは、大芽が亡くなった数時間後、鹿沼警察署の霊安室でした・・・

大芽は、あのとき、きっとパパやママに助けを求めていたはずです。

そして、そばにいて欲しかったはずです。

私は、大芽が本当にそばにいて欲しいとき、そばににいてあげることができませんでした・・・

私は、痛みや苦しみにもだえる大芽を

たった一人で逝かせてかせてしまいました・・・

大芽を守ってあげることができませんでした・・・

 

私は今でも、その事を考えるたびに、胸が張り裂けそうになります。

でも、長渕 剛さんのこの歌をきいて、勝手な解釈かも知れませんが、少し救われた気がしました。

この先も、この悲しみが無くなることはありませんが、

大芽と共に生きていこうと思います

悲しみを 抱きしめて・・・


第37回ライオンズカップ

2012-02-19 | 日記

昨日は、6年生のラストマッチでした

署名活動や打ち合わせがなかったので、

久しぶりにベンチ入りさせて頂いた・・・

よくかんがえたら、2日目は自分は参加できないので、

6年生のプレーを見るのは最後だったんですね

またこの大会の時期になり、ChibiTaigaと一緒に

サッカーをしてくれた仲間が

チームから巣立っていってしまうのは、

なんだかとてもさみしい気がします・・・

ソウタ、タカト、ダイゴ

こんなちっちゃなChibiTaigaに

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優しく声をかけてくれたこと・・・

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ともに喜んでくれたこと・・・

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一緒にサッカーしてくれたこと・・・

本当に感謝しています。

あんな事故があってから、あまり練習にも参加できず、

君たちにサッカーの楽しさを伝えることは

できなかったけれど、

これからもサッカーを続けていってくれたらうれしいです。

今までありがとう!

選手権2日目、勝てるといいねっ!

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【次回、署名活動予定】

平成24年2月26日(日)

10:00~15:00

宇都宮市陽東、 「ベルモール」 スカイブリッジ

※映画、ショッピング等で、お近くにお越しの際は、

署名にご協力をお願い致します。

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【署名人数】

刑法の条文改正      約 51,000名

運転免許制度の改正   約 51,000名

※5万人を超えました!

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第5回署名活動 「道の駅 思川」

2012-02-12 | 日記

 本日は、「道の駅 思川」さんで、署名活動をやらせて頂きました。

 署名活動については、寒風吹き荒れ、用紙も吹き飛んでしまうような最悪なコンディションであり、本来、「少しでも早く建物の中に入りたい」「早く帰りたい」と思われても仕方のない寒さの中、たくさんの方々が足を止め、署名をして頂きました事に大変感謝いたしております。

 また、そんな状況下においても、我々の呼びかけに応じ、署名をして頂いている姿に、「人事ではない!」、そして、「こんな事故を二度と起こしてはならない!」という皆さんの強い思いが感じ取れました。

 鹿沼市や宇都宮市から離れ、県南地区での初めての署名活動ではありましたが、栃木県内や茨城県など、広範囲の方々にわたる活動へのご理解が感じ取れる一日でした。

本日署名数

刑法の条文改正    → 約 1,000名

運転免許制度の改正 → 約 1,000名

<本日までの合計>

刑法の条文改正    → 約 46,600名

運転免許制度の改正 → 約 46,400名

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Dscf5747

Dscf5748

 最後に、快く場所を提供して頂きました「道の駅 思川」の駅長様や関係者の方々に感謝申し上げると伴に、寒い中、遠方からボランティアに来てくれた保護者の方々や親戚、仲間達、そして、一人の人間として、我々の活動をいつも温かく見守っていてくださっている報道機関の方々に、この場をかりてお礼を申し上げます。

「ありがとうございました」

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【次回署名活動場所】

平成24年2月26日(日)

10:00~15:00

宇都宮市陽東、「ベルモール」 スカイブリッジ

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【第1回提出、署名簿集約の〆切】

平成24年 3月末

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【署名用紙】

カテゴリー 【全国署名のお願い】【署名用紙】内にあります。

ダウンロードして頂き、ご署名頂ければ幸いです。

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署名人数が41,000人を突破しました。

2012-02-06 | 日記

 仲間や職場の皆様、地元PTAの方々などから、毎日、たくさんの署名簿が届いております。

感謝します!

 ↓ 

おかげさまで、 

刑法の条文改正    → 約 41,800 人

運転免許制度の改正 → 約 41,600 人

になりました。

 こんなにもたくさんの人に賛同して頂き、大変ありがたく思うと同時に、何度も繰り返されているこの悲劇を・・・

一日でも早く無くさなければならない・・・

こんな悲しい事を繰り返してはいけない・・・

そう強く心に感じております。

 ↓

・平成23年4月18日 午前7時43分頃 

 栃木県鹿沼市の国道293号で、クレーン車を運転中にてんかんの発作を起こし、集団登校中の児童6人を死亡させた。<てんかん無申告で免許を取得・更新、過去10年間に12回の事故、医師から車や重機の運転をしないように厳しく指導されていた>(26歳 男)

・平成23年4月21日 午後5時35分頃

 島根県松江市内の国道431号で軽乗用車を運転中にてんかん発作を起こし、横断者2人をはねて死傷させた。<てんかん無申告で免許を取得・更新、医師の指導通りに薬を服用せず、事故の4~5日前に服用を中止>(22歳 女)

・平成23年5月10日 午前7時頃

 広島県福山市の県道で軽乗用車を運転中にてんかんの発作を起こし、集団登校中の小学生に突っ込んで4人を負傷させた。<てんかん無申告で免許更新、過去に事故を起こした経験から医師に運転を控えるように指導されていた>(38歳 男)

・平成23年7月末 

 栃木県宇都宮市で車を運転中に前方の車に追突、その後に医師から「てんかんの疑い」という診断書が出される。→運転を控える趣旨の誓約書を栃木県警察に提出。(30代 男)

・平成23年10月19日 午前8時30分頃

 鹿児島県姶良市内の国道10号でトラックを運転中にてんかんの発作を起こし、5人を死傷させた。<医師から再三に渡って運転はしないようにと注意されていた>(38歳 男)

・平成23年12月

 栃木県宇都宮市内で、7月末に交通事故を起こした男が、その5ヶ月後に軽乗用車を運転中に計4台が絡む事故を起こし、本人を含めて6人が重軽傷を負った。<男は事故の数日前に医師から正式にてんかんと診断を受けていた。>「2011.2.1 朝日新聞より」

 ↓

 同様の事故は繰り返されています・・・

 こんな状態で、安心して我が子を学校に送り出せるのでしょうか・・・

 もう二度と、もう二度とこんな悲しいことが起きないように、一日も早く法改正を成し遂げたいと思っています。

  

 


民事訴訟 意見陳述【平成24年2月1日(水)】

2012-02-01 | 日記

【意見陳述】

 本件損害賠償請求訴訟は、平成23年4月18日、運転手の男の運転する大型クレーン車によって引き起こされた事故について、その損害の賠償を求めるものです。

 私達の大切な子供達6人の命は、わずか9歳から11歳という短さで、無惨にも奪われてしまいました。

 運転手は、かねてよりてんかんの疾病を有し、医師から抗てんかん薬の投薬治療を受けていました。

 そして、本件事故に至るまでの過去10年間で、自動車の運転中にてんかんの発作により意識を喪失し人身事故・物損事故を起こしたことが5回、そしてそれ以外の事故も7回合計12回も起こしていました。

 運転手は、医師から自動車、特に重機などの大型特殊自動車の運転をしないよう厳しく指導されていたのにもかかわらず、てんかんの病気と全く向き合おうとせず自動車や重機の運転を続け、その結果、重量12トンもの大きなクレーン車で、何の罪もない、ただ歩道を歩いていただけの、あんなにも幼い子供達を次々と轢き殺していったのです。

 ご承知の通り、クレーン車を運転していた運転手は、宇都宮地方裁判所で、自動車運転過失致死事件として刑事裁判を受けました。

 運転手の男の運転は、自分が運転することによる危険を十分に認識したものであり、故意の犯罪であると認識しています。ですので、私たち遺族は、運転手に対する刑事裁判が、自動車運転過失致死事件という、過失の事件として起訴されたことについては、未だに納得できず、そしてもがき苦しんでいます。

 しかし、12月19日、自動車運転過失致死罪としては、最高刑の7年の懲役刑が言い渡されました。

 本件事故が単なる過失犯ではなく、危険運転致死傷罪で処罰される行為と全く同価値の、違法性の強い、きわめて反社会的で悪質かつ重大な犯罪であるという私達の主張が、幾分かでも認められたからだと思っています。

 私達は、本件事故は、起こらなくてすんだはずの事故だと考えています。

 運転手が、それまでに自分の行ってきたことを十分反省していれば、本件事故は起こりませんでした。

 運転手が、主治医の忠告に十分に耳を傾けていれば、本件事故を起こすはずはなかったのです。

 運転手が、平成20年4月に起こした人身事故の裁判で、母親が、その事故の原因は、てんかんであると正直に話していれば、本件事故は発生しなかったはずです。

 重機会社が、仕事中にてんかん発作を起こした運転手の健康管理をしっかり行っていれば、本件事故は防ぎえたと考えています。

 6人の未来ある子供達は死なずにすんだのです。

 

 私達は、今回、運転手、母親、重機会社を被告として、損害賠償請求を求める民事訴訟を提起しました。

 原告らのうち、亡くなった子供達の両親は、刑事裁判で、被害者参加制度を利用し、私たちの気持ちを訴えてきました。

 それは、是非とも、運転手が十分に反省し、二度と、本件事故と同様な事故を起こして欲しくなかったからです。

 そのためにも、運転手が十分に反省することを期待しました。

 だからこそ私達は、運転手の男が、今何を思い、どのように反省し、どれだけ事故を悔いているのか、そして、今まで、どのように病気に向き合ってきたのか、刑事裁判で知ろうとしました。

 しかしながら、その期待は、裏切られてしまいました。

 計4回にわたる公判廷でのあまりにも無責任な言動の数々にあきれざるを得ませんでした。

 運転手は、意識喪失を伴うてんかんの病気をもっており、運転免許の相対的欠格事由に該当しているのですから、そもそも自動車やクレーン車を運転すべきではなかったのです。そうであるにもかかわらず、運転手は、薬を飲めば大丈夫だと思ったと供述しました。

 過去10年間に12回の事故を起こしている事を尋ねられ、「運が悪かった」と供述しました。

 裁判長から「社会には様々なハンディキャップを持っている人がいて、それぞれが自分でできる範囲の中で必死に努力して生きていますが、あなたは普通の人間ではなかったのですか」と尋ねられたときも、「自分は病人だ」と発言しました。

 運転手には、てんかんと向き合っていこうとする姿勢を全く感じませんでした。

 さらに、「反省している」 「償いたい」 と発言した運転手に対し、被害者代理人が被告人質問をした結果、我々の子供達がどのような子供でどのような生活をしていたのかについて、何らの関心も寄せていなかった有様で、反省の気持ちが上辺だけのものに過ぎないことも明らかになりました。

 私達は、全く病気と向き合おうとせず、そして、このように反省のできない人間が、懲役7年という短い期間ではとうてい反省できるとは思えませんでした。

 出所後の再犯の可能性に恐怖を覚えました。

 私達は、改めて、運転手の男が、この民事裁判を通じて、自分の何が悪かったのかを、十分に考えて欲しいと期待しています。

 

 私達は、母親についても被告として、本件訴訟を提起しました。

 母親は、当然ながら、刑事裁判を受けてはいません。しかし、私達は、本件事故については、母親も法的責任があると考えています。

 母親は、愛するわが子が死んでしまう可能性や犯罪者になってしまう可能性があるのに、積極的に運転免許の取得を容認し関与しています。

 クレーン車免許の受験まで容認し、受験日の朝にてんかん発作を起こしているのにもかかわらず、受験のために宇都宮駅に送迎までしています。

 私達は、子供達を本当に大切に育てていましたし、心から愛していましたので、運転手の男の親である彼女のとった行動が未だに理解できません。

 そして、母親は、再三にわたり全損の物損事故を起こしているにもかかわらず、その都度車を買い与えてもいます。

 更には、平成20年の人身事故のときの刑事裁判で、法廷の場においても嘘の証言までしているのです。

 母親は、刑事裁判で証人として出頭し、「償いたい」と言っています。

 しかし、一方で、事故後重機会社には、事故直後に謝罪文を渡しているのに、遺族に対してはそれより遅れています。

 そして、刑事裁判の判決前の休日に突然現れ、そこで遺族に「自爆して死んだり、犯罪者になってしまう可能性もあるのに、なぜ、息子がてんかんで事故を起こしたと警察に言わなかったのか。 愛しているとは言っているが、本当は暴力をおそれ、死んでしまってもいいと思っていたのではないか。」と問われ、 「やりたいことをやらずに荒れた生活を送るよりも、やりたいことをやって死んでしまうのはいいと思った」と平然と答えました。

 この言動に対しては、「それは自分の子どもの命でしょう。息子さんは公道を走っているのですよ。 医者からも、小学生の列に突っ込んでしまったらどうするのですかって言われていたのではないですか。 そういうことを考えなかったのですか」 という、社会常識さえ問い返さなくてはならないことに、やりきれない気持ちでいっぱいになりました。

 ましてや、ルールを守らないこれらの人達のために、ルールを守り必死に病気と向き合っているてんかん患者の人達に対する偏見を助長してしまったことに対し、激しい憤りを感じています。

 私達は、母親の責任を明らかにすることによって、母親と運転手が同じような事を起こさないようになることを期待しています。

 

 重機会社について、私達は、何度か職場で運転手の男が倒れているという事実がある以上、どうして「てんかんの疑い」を調査しなかったのか。 どうして精密検査をしなかったのか。運転手の男のてんかん発作は特有の動作であるにもかかわらず、本当に知らなかったのかという思いが拭いきれずにいます。

 何度も繰り返しますが、今回の事故は防げた事故です。

 運転手の男が作業中に倒れたとき、ましてや救急車で運ばれているのであれば、クレーン車の運転が出来る健康状態の人間であるかどうかを確認する義務があります。

 それを怠ったがために子供達が亡くなったと言っても過言ではありません。

 重機を扱う会社の社長が、危険を予知する能力がないということは、現場の作業員が絶えず生命の危険にさらされている状況であるとさえ言えます。

 平成23年4月18日に、大森卓馬の両親や親族、伊原大芽の両親や親族が鹿沼警察署で遺体と直面しなくてはならなかったとき、関口美花、熊野愛斗、下妻圭太、星野杏弥が必死に生きようとしていたとき、重機会社は、何をしていたのでしょうか。

 聞くところによれば、重機会社では、全力を挙げて全社員一丸となって子供達を救護する前に、運転手の男が行けなかった鹿沼警察署隣接の下水道事務所に、代わりの重機を送り込んでいたようです。 従業員の起こした事故の救護を優先するのが、会社としての責務なのではないでしょうか。

 早々に母親の謝罪文を公表し、 「私達は被害者です」 と訴える姿勢に、会社側の誠意を微塵も感じることは出来ません。

 まして、早々に別な関連会社を使って公共事業を受けようとする、重機会社の姿勢は、我々遺族には、運転手の男がてんかんという病気に向き合っていない姿勢と重なって見えました。

 

 私達は、今回の民事裁判は、運転手の男はもちろんのこと、刑事責任に問えなかった母親、そして重機会社の責任を問うことの出来る大きな意義があると考えています。

 運転手、母親、重機会社が、被害者はもちろんのこと家族や親戚や子供達の仲間、そして地域の方々に与えた悲しみは図り知れません。

 運転手は生きていますが、私達の子供達は一生、生きて帰ってはこないのです。

 この裁判は、防げた事故に対する責任を問う民事裁判だと考えています。

 私達は、昨年末からこのような悪質な事故の撲滅に向け、てんかん無申告の運転免許不正取得者による死傷事故が危険運転致死傷罪の適用となるよう、また、そのような不正取得が出来ないような免許制度の構築を求め、署名活動を開始しました。

 事故は、被害者、加害者、そしてその家族や親戚、仲間、全てが辛く、悲しいことです。

 いい事なんて一つもありません。

 宇都宮地方裁判所においては、今回の民事裁判を行うに当たり、今後、第二、第三の犠牲者を出さないために、私達のように悲しむ遺族を出さないために、そして、これ以上加害者になってしまうてんかん無申告の運転者を出さないために、三名の被告に対する事故の責任を明確に示し、法の立場からの事故防止を、社会全体に示して頂きたいと切に願っています。

                                                   以上