車のナンバーが、大芽の誕生日の
914だから
「誕生日が9月14日なんですか?」と聞かれた。
僕は、とっさに「違います」と答えた。
答えた後に、そう答えた自分の中には辛さと悲しさだけが残った。
聞いた人が悪いわけでも
答えた自分が間違っているわけでもない。
自分の誕生日ではないから「違います」と答えただけで、何も間違っていない。
だけど、本当は、誕生日には違いないのだから「息子の誕生日にしてるんです」
と答えるのが正解だったのかもしれない。
でも、それでもそう答えなかったのは、その後、会話が繋がっていくことが辛かったからなのだろう…
たかが車のナンバーのこと
だけど自分にとっては大切なナンバーのこと
914だから
「誕生日が9月14日なんですか?」と聞かれた。
僕は、とっさに「違います」と答えた。
答えた後に、そう答えた自分の中には辛さと悲しさだけが残った。
聞いた人が悪いわけでも
答えた自分が間違っているわけでもない。
自分の誕生日ではないから「違います」と答えただけで、何も間違っていない。
だけど、本当は、誕生日には違いないのだから「息子の誕生日にしてるんです」
と答えるのが正解だったのかもしれない。
でも、それでもそう答えなかったのは、その後、会話が繋がっていくことが辛かったからなのだろう…
たかが車のナンバーのこと
だけど自分にとっては大切なナンバーのこと