あの日 鹿沼児童6人クレーン車死亡事故遺族の想い - blog -

てんかん無申告で運転免許を不正取得したクレーン車の運転手により、登校中の児童6人が歩道上で轢き殺された事故【遺族ブログ】

池袋・乗用車暴走事故 免許更新時の病状申告と薬の服用について

2015-08-21 | 日記

池袋暴走事故 免許更新時、病状申告なし 逮捕の医師「意識失ったことない」
産経新聞 8月20日(木)18時35分配信
 東京都豊島区東池袋のJR池袋駅近くで歩道に乗用車が乗り上げ、歩行者5人が死傷した事故で、金子庄一郎容疑者(53)が、運転免許更新時に発作などはないと病状の申告をしていたことが20日、警視庁への取材で分かった。金子容疑者はてんかんの持病があったが、「これまで運転中に意識を失ったことはなかったと思う」と供述。警視庁は事故時の状況などを慎重に調べる。
 警視庁によると、金子容疑者は平成25年12月に免許を更新。その際に記入する病状などの申告欄に、「意識を失ったことがある」「発作的にけいれんやまひを起こしたことがある」などの項目にはチェックを入れず、「どれにも該当しない」を選んでいた。
 チェックを入れた場合、医師による適性検査を受けて更新の可否が判断されることになっている。ただ当時の道交法では申告は努力義務となっており、症状を隠していても罰則はない。



池袋暴走事故 てんかん薬「当日夕方は飲まなかった」 金子容疑者が供述
産経新聞 8月21日(金)19時16分配信
 JR池袋駅(東京都豊島区)近くで歩道に乗用車が乗り上げ、歩行者5人が死傷した事故で、金子庄一郎容疑者(53)が「てんかんの薬を当日の夕方は飲んでいなかった」と供述していることが21日、警視庁への取材でわかった。
 同庁によると、金子容疑者は持病について「てんかんを患っている」と供述。てんかんの薬について「1日2回服用することになっている」と説明する一方、「事故当日の朝は飲んだが夕方は飲んでいなかった」と話しているという。てんかんは、薬で発作を抑えることができる。
 事故は午後9時半ごろ発生した。同庁が、てんかんの症状がどの程度運転に影響を及ぼしていたか慎重に調べている。




衆議院 法務委員会
 鹿沼児童6人クレーン車死亡事故遺族の会 
 
 
 

コメントをいただきました皆様へ

2015-08-19 | 日記
コメントを受け付けていた間、いただきましたコメントにつきましては、様々な思いで読ませていただきました。感謝いたします。

ブログのコメントの受け付けにつきましては、ある思いを目的とし、受け付けてみようと試みたものです。
しかし、当然ですが、被害者、加害者、患者さん、その他、様々な角度からのご意見があります。
また、そのこと自体は、社会に対し、様々な問題点を伝え、考えていくことや社会に問題提起していくにはいいことなのだと考えましたが、様々なご意見を読めば、当然、賛同する方もいるでしょうし、「何言ってるんだ」との意見も出てきてしまいます。
その事を考えたら、コメントを受け付け、賛否様々なご意見を公開することは、どの立場の人にとっても、何も良い方向には向かわないと感じました。

よって、誠に勝手ですが、コメントは受け付けないことにし、今までいただきました貴重なご意見についても公開しないことに致しました。

もう少し考えてコメントを受け付ければよかったと感じていますが、いただきましたご意見については、賛否様々な角度からの貴重なご意見であり、感謝しています。

ありがとうございました。


池袋・乗用車暴走事故の疑問

2015-08-18 | 日記

池袋・乗用車暴走事故 逮捕の医師の男、てんかんを患う
フジテレビ系(FNN) 8月18日(火)12時11分配信

東京・JR池袋駅前で乗用車が暴走し、男女5人が死傷した事故で、逮捕された医師の男が、てんかんを患っていたことがわかった。
医師の金子 庄一郎容疑者(53)は、これまでの調べに対し、「持病はない」と話していたが、事件後、金子容疑者の妹から「兄は髄膜炎にかかり、その後、てんかんを患った」との申告があり、主治医に確認をとったところ、現在も、月に一度通院し、薬の服用を続けていたことがわかった。
2011年に栃木・鹿沼市で、児童6人が死亡した事件などをきっかけに改正された道交法では、免許の取得や更新の際に、てんかんなど運転に支障を及ぼすおそれがある病状について、虚偽の申告をすると処罰される。
金子容疑者が更新の際、申告していたかはわかっていないが、主治医は、「きちんと薬を服用していれば、運転への影響は少ない」と、運転を控えるよう、指導はしていなかったという。
警視庁は、てんかんの発作が原因で、金子容疑者が意識を失ったとみて、容疑を危険運転致死傷に切り替えて調べている。

 


鹿沼のクレーン車の運転手の場合、運転免許の欠格事由となる発作が頻繁にあったため、運転免許が無くなる事を恐れ、繰り返された事故の度に「居眠りをした」と嘘の供述をし、持病がばれないようにすることによって警察の目を欺いてきた背景がある。

しかし、今回の事故のケースはどうだろう。

「きちんと薬を服用していれば、運転への影響は少ない」との医師の診断がある運転手は、申告しても運転免許は取得できたのだから、申告しても問題ないはずなのに、何故、逮捕後警察に、「居眠りをした」「持病はない」との嘘の供述をしなければならなかったのだろうか。

いったい何を隠さなければならなかったというのだろうか。


今後の捜査結果を見届けたい。