あの日 鹿沼児童6人クレーン車死亡事故遺族の想い - blog -

てんかん無申告で運転免許を不正取得したクレーン車の運転手により、登校中の児童6人が歩道上で轢き殺された事故【遺族ブログ】

6年生 ラストマッチ(ライオンズカップ)

2013-02-24 | 日記

いつの間にか君たちは、こんなにも大きくなっていたんだね

そして、巣立ってしまうんだね

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さみしいです。

 

ケイスケ・・・

4年から5年にかけて、キーパーをやってて、デフェンスがサボってて、ぼっこぼこにシュートされて、体に当たっては泣いていたケイスケ・・・

今日はDFで出てたけど、すごく頼もしく見えたよ。

 

クウ 

小っちゃくて、いっつもボールを怖がって?、相手にあたるのを怖がっていたクウ

いつの間にか走るのも早くなって、ボールも積極的にコントロールしていたね。

 

アツト

弱小北押原FCにとって、特別な存在だったアツト・・・

パスが通らなくても、年下の子がミスしても、腐ってしまう姿を一度も見せなかったアツト

キャプテンらしく、たくさん声を出していたね。

 

みんなのプレー、笑顔、そして、君たちと、出会えたことは、自分にとって、何にも代えがたい最高の思い出です。

今までありがとう! 

 

 

そして、S部長

 

チームをまとめること・・・

率先していやな役目をやること・・・

チームを愛するが故のさまざまな重圧・・・

様々な会議や役割・・・

自分の仕事との両立の中で、さまざまな葛藤や苦悩があったと思います。

 

自分はこの一年、なーんにも、お手伝いできなくて、チームにとって何の役にも立てなかったんだけど、そんな自分にまで、いつも優しく気を使ってくれたS部長・・・

大芽が生きていれば、もしかしたら、引き継いでいたのかもしれない部長という大役・・・

簡単に「お疲れ様でした」と言えるほど、自分は、その大変さの何もわかっていませんが、

 

 

ただ一つ言えることは、

2012北押原FC

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いい笑顔じゃないですか・・・

いいチーム(保護者も含めて)じゃないですか・・・ 

 

チームが分裂して、あまり人数がいなかった2010に、北押原FCに入部した大芽と自分にとって、

「ヒカルの時からチームに関わっていて、自分は一番チームの古株だから・・・」という十字架を背負い、率先してチームのために尽くしてくれていたS部長・・・カッコヨカッタです。

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できることなら、2012北押原FC、S部長のこのチームで、大芽にプレーさせてあげたかった・・・ 

心から感謝しています。

 

 


亀岡無免許運転事故 判決

2013-02-19 | 日記

今日、亀岡の無免許運転事故の判決がありました。

検察の求刑 不定期刑5年から10年 に対し、

判決は不定期刑5年から8年 であったと報道されていました。

この悪質な事故のどこに、2年間の情状酌量を見いだせたというのだろうか。

またしても、裁判判決の慣例であるかのような求刑の8掛けという判決に、何の意味が見いだせるというのだろうか。

私たちのクレーン車の事故もそうだが、

子供たち、亀岡の事故で亡くなったお母さん、おなかのお子さんは、

生きていれば、この先60年も、70年も、80年も生きて、幸せな人生を送るはずでした。

自動車運転過失致死罪の法定刑の上限7年や、この裁判の上限のたった10年しか生きられなかったわけではないのです。

 

命の重さを真剣に考えてほしい・・・

 

もはや裁判の判決が出てしまいましたが、

この事故で、例えば保険で慰謝料が支払われるとしても、被告が見せかけの謝罪をしたとしても、そんなことを理由に、たった10年の求刑が、1日たりとも減刑されることがあってはならないと私は思っています。

自分の甘い考えや、反社会的な行動が原因で奪ってしまったたくさんの大切な命を、遺族のもとに返すことなんてできやしない・・・まして、たった7年や10年の刑なんかで償うことなんかできるはずもない

命とは、一人にたった一つしかない、大切な大切なものなのだから・・・

 

 

検察が、控訴してくれることを願ってやみません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


巣立ち

2013-02-10 | 日記

今日は、北押原FCの「6年生を送る会」に、午前の部でしたが、参加させていただきました。

 

アツト、クウガ、ケイスケ、

また、大芽と一緒にサッカーをやってくれた仲間が

チームから巣立っていってしまう・・・

 

なんだかさみしいです。

 

親子ゲームなど、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまったんだけど、

帰ろうとしたとき、

6年生が色紙をくれました。。。

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アツト、クウガ、ケイスケ・・・

 

君たちが5年生になったばかりの時、あんな事故が起きてしまって、

大芽がいなくなってしまい、

自分もなかなか練習にも行けなくなってしまって、

ろくに君たちにサッカーの楽しさを伝えることなんて出来なかったけど、

 

色紙に書いてくれた

「これからもサッカーがんばります!」

という言葉・・・

なによりうれしいです。

 

6年生が3人しかいなくて、試合もろくに勝つこともできず、

監督やコーチに怒られることも多かったと思うし、

負け試合の後、しょげて帰ったことも多かったと思うけど、

今までよくがんばったね。

 

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大芽とは、1年間しか一緒にサッカーをやることはできなかったけれど、

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大芽と一緒にサッカーをしてくれてありがとう!

 

これからも、君たちをずっとずっと応援しているよ。