昨日、ツナグという映画を観ました。
病名を告げずに亡くなった母さんの気持ちを知りたかった息子、
親友へ本当のことを言えず、謝ることができなかった友、
恋人への想い、
様々な想いを抱える人と亡くなった人をツナグストーリー・・・
亡くなった人と会えるのは一回で、夜の間しか会うことはできない。
これらのストーリーの中に、
亡くなった子どもと会うストーリーはなかったのだけど、
そんなストーリーがあったら、どんな想いで自分は観ていたのだろうか・・・
もし、ツナグを通じ、大芽に会うことができるのなら、
どんなことを聞くのだろうか・・・
大芽はどんな世界で生きているのか。
困っていることはないか。
困ったときは泣かずに、みんなに聞けているか。
さみしくはないか。
ご飯は食べているのか。
風邪はひいていないか。
そんなことを聞くのだろうか・・・
そして、そんな不安や様々な心配事から大芽を助けてあげられるはずもない自分、どうしようもない無力な自分に苦しみながら
別れの朝を迎えるのだろうか。
もし、この世の中に
「ツナグ」 ではなく
「カワル」 という使者がいて、
大芽と自分を替えてくれることができるのなら、
どんなに心が救われるだろうか・・・