あの日 鹿沼児童6人クレーン車死亡事故遺族の想い - blog -

てんかん無申告で運転免許を不正取得したクレーン車の運転手により、登校中の児童6人が歩道上で轢き殺された事故【遺族ブログ】

大芽君がきっと導いてくれます・・・

2012-07-25 | 日記

先月の初めころから、急に肩に激痛があって、息が苦しくなることが多くなりました。

以前にも、刑事裁判の公判中に、似たような激しい肩の痛みがあったことがあったので、「またしばらくすれば治るだろう・・・」ぐらいに考えていた・・・

でも、しばらく直らないので、不安になり、医者に行きました。

心電図をとったり、レントゲンをとったり、しても異常はなかったが、血圧が少し高かったので2週間くらい血圧の薬をのんで、整骨院にも通ってみたが、肩の痛みは治らなかった・・・

原因がわからなかったので、結局、総合病院で、精神科、整形外科、内科、・・・全て見てもらったが、どうやら、精神科の先生の言うとおり、今まで何が何だかわからず、夢中で走ってきたことが原因のようで、今は、精神安定剤をいただいており、何とか落ち着いている状況です。

今思えば、「自分は大丈夫!」なんて考えは、強がりだったのかもしれません・・・

 

「お父さんだから頑張らなくちゃいけない・・・」 「お父さんだから頑張らなくてはいけない・・・」 「戦わなくてはいけない・・・」 そんなことが自分を苦しめているのかもしれないと思い、強がらずに、カウンセリングを受けてみることにした。

 

 

わずかの時間だったけど、カウンセラーの方には、思っていることは話せたように思う。

「今まで、苦しかったこと。」

「苦しくても、生きていかなくてはならなかったこと」

「何もかもわからないことばかりで、悲しむ余裕もなく走ってこなければならなかったこと」

「みんなを署名活動につきあわせてしまい、辛い思いをさせてきたかもしれないこと」

・・・・・

 

話したことで何が変わったか、分かりません・・・

 

 

でも、自分が一番わからなかったことに、少し、答えを与えていただいたように思います。

 

「自分は、今、大芽のために何をしてあげられるのか?」

「何もして来なかったこの国や組織、協会、そんな大きなものと、どのように事故の本質に目を向けた闘いをしていけばいいのか?」

「本当の解決をするためには、病気の人のことも考えなければならない。でも、それは我々ではなくて、率先してやらなくてはならない協会や組織があるのではないか?」

「本当に事故を無くそうと考えている人はいるのか?」

「自分で変えなければ、何も変わらないのか?」

 

そんなことばかり考えていたら、精神が少し異常をきたしてしまったのかもしれません。

 

カウンセラーの方が言ってくれました。

「今、いろいろと悩まなくても、いいのではないですか、きっとその時は、大芽君が導いてくれますよ・・・もしかしたら、今までだって、そうだったのではないのですか」

 

その言葉が原因かどうかはわかりませんが、不思議と今は、肩の痛みもありません・・・

 

大芽へ

今後もパパやママたちを見守っていてください。