taesan

taesanの周りに起こること・感じること

インタビューの講座に出席して~

2019-02-02 17:11:09 | 心理学
京都市のみんな事宣伝部の企画で

自分達が仲間をインタビューし活動を紹介するというもです







この仲間の中で西森さんという方とパートナーシップを取りました

私の活動をまとめていただいたので紹介させていただきます


写真もあーだこーだといいつつ撮ってっもらいました

地球のなかのちいさなお家で、誰でもほっとできる体験を
 
〜「 feel at home 」という住み開き〜

2世代3世代が一つ屋根の下で暮らすという大家族は少なくなっています。

また昔は、近所の縁側に座っていたおばあさんや井戸端という場でおしゃべりして、

お互いに気にかけたり、助け合ったりする近所づきあいがありました。

小さな悩みもそのなかで、解決できていたのに、今はそれが大きな問題となってしまうことがあります。

地域で気軽に立ち寄れる縁側

「feel at home」代表の上倉 妙(かみくら たえ)さんは、ご自宅の1階部分を住み開き。

地域で気軽に立ち寄れる縁側のようであり、ほっとつつみこまれるような場所として運営しています。

「feel at home」が開かれるのは、住み開きとして、

毎月第3月曜日午前10時から90分間、左京区役所にて、

2018年6月から夜の7時30分から自宅で90分間、

体験から学べる場所として、コミュニケーション講座や料理教室も開催している。


「話の内容がどうのこうのというより、大切にしているのは、誰でも自分の実家のようにくつろげる感じ。

最初は何も言わなくても、少しずつ深い話になっていく、じゃあ今日ご飯食べていく?みたいになったり」。

見知らぬ人と関わらない方がよい、地域でのつながりは面倒だという世間の風潮があるなかで、

さらに他所から引っ越してきたとなると、身近でその悩みや思いをしゃべりたい、

きいてくれる人ってなかなか見つかりません。

ましてや家族のこととなると人に頼ることが難しくなっていきますよね。

上倉さん自身も、小学校5年生のときに他所から引っ越してきて、4人の息子の子育てを経験してきました。

現在は、お孫さんの保育園のお母さんとの話を聞いていくなかで、徐々に広がっていきました。

「昔の大家族だったら、お母さんがガミガミしているとしても、まあしんどいのは今だけやでと、先がわかっている、

年代の違う人と関わることができた。でも今は、子育てしている家庭の生活スタイル、社会情勢がずいぶん変わっている」。

でも、普段暮らしている家を開くことで、ほっとくつろげ、話せる場になるわけです。

「この場につどい、たまたま知り合ったお母さんたちが、こんなことあったよ、

その後、こんなこともあったよと話すことでができる。

この苦しいのは一生つづくことではないことがわかってみたり、

うちもそうやでと同じ年代での共通の話題ができたりします」。

参加されたご本人の経験による「対話」を通じて、問題解決や先行きの不安が薄くなることをめざしています。

個人的に問題を抱えている人は、カウンセリングで対応しています。

活動で大事にされているのは体験です。命のもとの作物を畑で育てる。

料理体験をするなかで対話や気づきがあるようなそんな体験。

孤食ではなく、みんなで気持ちを話しながら食べることが、食育や心を育てることにもつながるからです。

「田舎だと当たり前なのかもしれないことだけど、自分が身体を動かせて気づく、

あっ!と思うこと。参加者から、人の気持ちがわかるようになったとことばがでてきていることは、3年間やってよかったなと思う」。

地球の上でくつろげる場として

「団体のコンセプトは、この地球の上でくつろぐ。これは心理学者アドラーの本に書いてあった言葉です。

それは、どこに行ってもありのままの自分でいるということ。

自分が背伸びすぎない感覚をつかんでもらうこと。そして、みんなは仲間なんだなという感覚です。」



誰でも地球上でくつろげたらいいなと思うのですが、それはどうやって実現するのでしょうか?

「自分を知る、そうすると周りとの関係が変わっていくのです。

みんな違ってみんないいというよく知られている本来の意味は、

個がバラバラでいい、私はわたし、勝手やんけというのではなくて、

できることは各々違う、得意分野は違う、その個性があって、協調、共働、ともに生きるということ。

意見が違っても対話する関係性をつくっていくことが大事。」



子どもの手本として大人どうし自ら子どもと対話するなど「人は人によって磨かれる」のです。

「feel at home」のような、気軽に分かち合える場、ほっとくつろげる場が、もっと地域に広がっていくと嬉しいですね。


団体について
「 feel at home 」代表の上倉 妙(かみくらたえ)さん、認定心理士(カウンセラー)。
左京区北白川のご自宅でもある2世帯住宅の1階部分を住み開き。地域の多様な人々が集える居場所を運営している。

2010年からNPO団体でコミュニケーションや心理学を学びはじめる。
2015年から京都橘大学 通信制 健康科学部心理学科に編入学卒業。現在は、心理学をベースに、学びながら自分で講座・ワークショップを開催している。
2015年10月から毎月第3月曜日午前10時から90分間、左京区役所にて、2018年6月から夜の7時30分から自宅で90分間、ともにコミュニケーション講座を開催している。


にしもり

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以上が記事です

ここへ行き着くまでのプロセスは次回のブログで