日本のターザンとの無人島生活 （９）

【外離島】
　　　
　　　　真砂弓さんのボートが、彼の住まいの目印。

　　　　　　　全く変わってない。





　エンジン音に気ずいたのだろう～～
　　　
　　　姿を現した。　　いつもの裸と　ブルーのタオルの鉢巻きして～～
　　　　　　
　　　　　　（今日はお洒落に、バンダナだった）




　　　　『鷹夫さん、ようこそ～～』　握手。

　　　　『専さん、よく来たねェ～～』　互いにハグして・・・

　　　　『先ずは、乾杯だぁ～～❢　❢』



　
　　　　　　　

　　　　　　　　＝＝島での取り決め＝＝

　　　　◎　必ず、サンダル履くように。
　　　　　　　　万一、怪我したとしても、医者が居ないから。

　　　　◎　トイレについて
　　　　　　　　男性は、波の動きを見ながら、波上から処理する様に。
　　　　　　　　女性は、　専さんにお任せ。

　

　　用意した食材、
　　　
　　　　　真砂弓さん、米も水も無く、
　　　　　
　　　　　　　　　　此のところの天候で【西表島】迄　出れず、

　　　　　　　
　　　　　　　今日も何も食べてない・・と言うけど、
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　私・・・それを持ってこなかったのだ。

　　　　
　　　チョッと　ガッカリした様で、

　　　　　　『だったらスパゲテイー茹でよう～～』
　　　　　　
　　　　　　『その水が無いんだよ～～』
　　　　　　
　　　　　　『海水で　イイ』
　　　　　　
　　　　　　『海水❓　やったことナイ』
　　　　　　
　　　　　　『塩入れて茹でるんだから、海水は　うってつけサ　❢』
　　　　　　
　　　　　　『じゃあ専さんの言う通りにする』

　

　準備だけして、
　　　　　　一番干潮になるpm３時、　シャコ貝捕りに出発。

　　

　　　通常では　深くて歩けない浜だが、引いてる～～
　　　
　　　　　鷹さんと３人、歩き始める。

　　　　　　鷹さんも、真砂弓さんに促されて、今は、もう～～裸。




　　　エツ❓　私❓
　　　　
　　　　　　　　勿論、それなりに着てます。

　　　
　　　　　　え～ちゃんが買ってくれた　ナイフを、右足に着けて～～



　　私・・・　　もっと大きなシャコ貝を想像してたんだけど・・・・
　　　　
　　　　　岩の中に嵌ってる・あの小さなシャコ貝だった。



　　パラオ・パシフイックのビーチで、
　　　　
　　　　　夫と２人、
　　　　　　
　　　　　　　　順ちゃん、仁己が、ダイビングから戻るのを待つ間、

　　　

　　　30分間隔に巡回する　ボーイさんに、ビール頼んで、
　　　　　
　　　　　　　つまみに　2人で捕ってきて、
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　持参のわさびと醤油で、食べてた事を思い出す。



　私は　ナイフがあるけど、
　　　　　　　　　鷹さんは、全く何も持たず。

　　
　　　　　真砂弓さんは、籠とトンカチ、ノミで割りながら、貝毎　取り出す。


　　　


　　

　　　　黙って　只　見てるだけの鷹さんに、
　　　　　
　　　　　　　『トンカチの代わりに石とか～
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　ナイフ貸すよ～～』　　とか、

　　　　　此処が弱ってるから、
　　　　　　
　　　　　　　　此の方から叩くと取り出しやすい～～と、声かけてる私に、

　　　　　

　　　　　　　『自分でやらないのに、　う・る・さ・い』
　　　　　　
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　って、つぶやくように・・　言ってる。

　　

　　「男」がやらないで　「女」がやるくらいなら、
　　　　　
　　　　　　　　「男」が存在する意味・・　価値がナイよ　❢　

　　　　　

　　　　　　　プライドが傷つくと思ってんだろう～～～

　　

　　　プライドは、自分で作り上げるものだけど、
　　　　　

　　　　　　　端から見ても、それが生きてて、初めて　プライド　さ　❢



　若い世代のファッション、
　　　
　　　　フランス・イタリア・イギリスの
　　　　　　
　　　　　　　　　　著名な　ブランド品、身に付けているけど、

　　　
　　　　　　　　　　　　　　　只　着てて、自分が満足してるだけ。

　　　　
　　　　　端から見ても、
　　　　　　　
　　　　　　　　ファッションセンター・しまむらや、ユニクロの方が
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　ずっとイイのに～～　　安いし～～～

　
　　　自分の中にプライド　と、言えるだけの価値を　築いてきたなら、
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　それが　生きるのに～～～