旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

最後の九州ブルトレ紀行 太宰府

2009-11-01 10:11:00 | 列車の旅

駅より参道を行く! (福岡県太宰府市宰府)

いよいよ天満宮へ。実に21年振りの参詣である。参道の土産物店の店先で焼かれている梅ヶ枝餅が魅力的だが、これはお参りの後で。


太宰府天満宮 (福岡県太宰府市宰府)

菅原道眞公をお祀りする太宰府天満宮。大宰府に左遷され、延喜3年(903)、この地で亡くなられた道眞公。その御遺骸を乗せた牛車の牛が伏して動かなくなったのが社殿の場所だそう。


飛梅が咲いている!

昨夜見たNHKのニュースで飛梅が見頃と聞き、楽しみにしていた。咲いている飛梅を見るのはもちろん初めて。


『東風吹かばにおいおこせよ梅の花あるじなしとて春なわすれそ』
(菅原道眞公)

京都の道眞公の邸宅にあった梅が、一夜にして飛来したという飛梅伝説がある。


紅梅も咲いている!

お参りを済ませ、境内の他の梅も見て回る。


社殿に向かって右に飛梅、左にこの紅梅が咲いている!


そして境内のあちこちに御神牛の像が!

牛車の牛が伏した故事に因む。


心字池には太鼓橋が架かる!


境内から九州国立博物館へと通じている!

天満宮近くにある九州国立博物館は、平成17年(2005)の開館。今日は割愛するが、いずれ訪れたい。天満宮を後にする。帰りしに買って食べた21年振りの梅ヶ枝餅は実に旨かった。あまりの美味しさに写真を撮るのを忘れる。


西日本鉄道 太宰府線 普通列車 [7000形] (太宰府)

西鉄電車に乗ると、西鉄福岡(天神)行だった。でも西鉄二日市で下車する。

西日本鉄道 太宰府線 普通 太宰府(14:09)→西鉄二日市(14:14) 7111


西日本鉄道 天神大牟田線 西鉄二日市駅 (福岡県筑紫野市二日市中央)

西鉄二日市駅のプラットフォームにはなかったが、改札を出るとうどん屋があった。もうお昼を食べた後なのでどうでもいい。これから天神ではなく、博多に出たい。天神と博多の間は地下鉄が結んでいるが、鹿児島本線なら二日市から一本で博多に出られる。西鉄二日市駅とJR九州の二日市駅は少し離れている。バス路線もあるようだが、二日市の街中を歩いてゆく。


鹿児島本線 二日市駅 (福岡県筑紫野市二日市中央)

こちらが国鉄、JRの太宰府天満宮への玄関駅、鹿児島本線二日市駅である。21年前に青春18きっぷで岩国から列車を乗り継いでやって来た。その時は今日とは逆にJRの駅から西鉄の駅へと歩いた。この駅舎にかすかに見覚えがある。券売機で博多までの乗車券(270円)を買い、当時はなかった自動改札機から入場する。


鹿児島本線 快速 4352M列車 [813系車両] (南福岡)
いずれも平成21年2月17日撮影

プラットフォームに向かうと快速列車が入線していた。急いで乗車。適度に空いており、ゆったりしている。快速であるが、南福岡で二本の特急列車にまとめて追い抜かれる。二日市を後発する特急のほうが博多には早く到着する。しかし特急料金(自由席300円)を払ってまで急ぐ必要はない。博多を立つ列車に乗るまで、まだ二時間以上もある。このまま博多で出場するのではなく、ある駅まで乗車変更しようと思う。 (つづく)

鹿児島本線 快速 二日市(14:36)→博多(14:59) クハ813-207
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