旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

千本松原

2023-08-24 05:00:00 | 

千本浜 (静岡県沼津市本千本)

令和5年8月15日火曜日。沼津に出掛けてきた。ちょっと海を見てみる。




駿河湾を望む


千本松原

沼津市より富士市にかけて約10kmもの松原が続く。本数は千本どころか三十数万本あるのだそう。「千本松原」と言うと京都の交差点のようにも聞こえる。


増誉上人の像

戦国時代の戦で伐採されてしまった松原に、何年もかけて千本の松苗を植えていった旅の僧だそう。長円、増誉上人。

一本植えては なむあみだ 二本植えては なむあみだ









台風7号(ラン)は和歌山県潮岬付近に上陸し遠ざかりつつあるが、波はまだ高いような気がする。






昭憲皇太后陛下御座所跡

昭憲皇太后御歌

くれぬまに 沼津のさとに つきにけり
 しばし みてこむ 海のけしきを

沼津には明治26年に造営された沼津御用邸があり、陛下が千本浜に行啓されたの記念して設けられた。防潮堤拡幅工事で移設され、御歌の碑も建立されている。御用邸は昭和44年に廃止されたが、今は沼津御用邸記念公園となっている。





千本浜公園を後にしてバスの発着する沼津港に戻る。松林の木陰を歩くのならいいが、炎天下を歩く事となる。景勝地なのだが真夏に散策するのは大変である。


沼津市若山牧水記念館 (静岡県沼津市千本郷林)


港と浜の境目




田子の浦方を望む

台風は去ったが富士山は見えない。


再び松原に入る




沼津港大型展望水門「びゅうお」 (静岡県沼津市千本)




沼津港に戻ってきた


三津浜行き

三津浜と言えば伊予松山、自分が初めて四国に上陸した地なのだが、ここでいう三津浜は伊豆・三津浜である。三津浜は沼津市内にあって市域は駿河・伊豆の二国に及ぶ。


狩野川河口を望む

伊豆市の天城山系に発し、伊豆半島を北流し、沼津市にて駿河湾に注ぐ。


















沼津魚市場付近

正午を回り、多くの車が訪れている。


海鮮の飲食店が軒を連ねる


沼津みなと新鮮館 (静岡県沼津市千本港町)







お昼に海鮮を食べてゆきたいところだが、朝ご飯をしっかり食べたのでお腹が空いていない。もう沼津駅に戻る事にする。一体何をしに沼津港に来たのか。




伊豆箱根バス [沼14]沼津駅~沼津港循環 (沼津港)

Suicaで乗車する。交通系ICカードが利用出来る。


JR東海 東海道本線 沼津駅《南口》 (静岡県沼津市大手町)

[沼14]沼津駅~沼津港循環 沼津港(12:35)→沼津駅(12:52) 運賃200円






三鮮市場 まぐろ漬け丼(647円) 綾鷹(138円) サッポロビール 静岡麦酒(245円)

沼津駅ビルの商業施設に入ると、いろんなお弁当を売っており、海鮮のお弁当を購入。列車に乗りこみ沼津を出発すると、駿河国より伊豆国に入る。丹那隧道を抜けて熱海に到着。乗り換えの間に冷えた麦酒とお茶を購入。特急〔踊り子〕が出発を待っているが、普通列車のグリーン車でゆっくり品川へと向かう。ちなみに新幹線は台風の影響で本数を減らして運転している。翌日も大雨の影響で運転見合わせとなっていた。東海道新幹線が止まると影響が甚だ大きい。迂回出来るよう中央新幹線の早期開業が望まれる。北陸新幹線の敦賀以遠も建設して欲しい。


いただきます♪

ようやくお腹が空いてきた。静岡麦酒を飲み、鮪を食べる。旨い。列車は千歳川を渡って静岡県より神奈川県、伊豆国より相模国に入っていた。

東海道本線 普通 430M 沼津(13:07)→熱海(13:26) クハ312-2311
東海道本線 普通 1876E 熱海(13:35)→品川(15:09) サロE231-1034
常磐線 普通 1185M 品川(15:17)→松戸(15:53) サロE531-5
※東京-品川間は東海道本線。東京-日暮里間は東北本線。

◆熱海-松戸間の普通列車グリーン料金1,000円
◆沼津-北千住間の運賃2,310円 + 乗り越し精算