旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

東舘 山田屋食堂

2022-11-20 20:00:00 | たべる

久慈川下流方を望む ※令和4年11月6日の旅行です




上流方を望む

矢祭山から一駅隣の東館駅まで歩く。




国道118号を行く

川に近い旧道ではなく距離の短い国道を歩く。歩道があるか心配だったが、橋梁や隧道には細いながらも歩道はある。他は路側帯を歩く事となるが、道路の端の方は雑草が生えているので車道寄りを歩かざるを得ない箇所もある。国道を走る車は割と速度が出ているようなので緊張する。


国道118号 矢祭トンネル

地図を見ると旧道は久慈川に沿って曲がっているが、トンネルは直線で短絡している。





矢祭山のあたりは山が川に迫り平地はほとんどなかったが、トンネルを抜けると景色は一変して開けた地形となる。


自転車道も整備されている



茨城県から福島県に抜けるのに好んで利用している国道118号だが、矢祭山を通る区間は車で走った事がない。矢祭橋で久慈川を渡る。橋を渡ると自転車道(兼歩道?)は無くなってしまう。川の左岸に自転車道が伸びているが、用があるのは国道沿いである。そのまま国道を行くが、こちらは路側帯がほとんどないので両方向から車が来たら逃げ場がない。道路端でやり過ごすしかないが、ここも雑草が生えており、衣服に種が多数付着する。


水郡線を渡る (矢祭山-東館) 水戸方を望む


安積永盛方を望む


国道349号との交差点が現れた


国道349号 水戸市方を望む

初めて車で茨城県から福島県に向かうのに水郡線に沿った国道118号を通るつもりでいたが、那珂湊でカーナビケーションの目的地を郡山にしたら、国道349号経由で案内された。常陸太田まで往復4車線のバイパス道路が続き、往復2車線となってからも走りやすい道で大変気にいった。その後も国道349号を使うので水戸市から矢祭町までの国道118号は通っていない。これ以北の国道118号は会津若松市に至るまで重複区間を含めて利用している。


国道349号水戸方と国道118号会津若松方が直進する構造だったのが改められている


矢祭町の市街地に入った

国道349号との交差点からは歩道がある。大きな小学校があり、町役場もこの市街地にある。駅の入口まで来た。駅名は東館という。列車に乗る前に駅前の飲食店でお昼ご飯にする。


日本酒(300円)

昼下がりのうどん屋で一盞。麦酒は大瓶らしく昼酒には量が多いので、他にお酒は何がと尋ねると日本酒があった。ひやで頼むと一升瓶からコップに注いでくれる。いいねぇ。近くのテーブルでは年配の男女のグループが美味しそうに麦酒を飲んでいる。会話からみちのくに来たなと思う。


かも肉うどん(800円)

料理が運ばれてきた。




麵はこんな感じ♪

今まで食べたうどんで一番武骨な感じ。すするのではなく、わしわし食べる感じ。伊勢のうどんとは対極な気がする。この麵がおつゆと合って旨い。



かも肉も美味しい。ごちそうさまでした。お勘定をする時に、他の客の料理が運ばれている。チャーシューメン?が実に旨そう。チャーハンを頼んでいる人もいたし、今度は中華も食べたい。


山田屋食堂 (福島県東白川郡矢祭町大字東舘字桃木町)

屋号で埼玉県の飲食店を思い出す。




駅にやって来た!

山田屋食堂さんは駅に近いので途中下車して利用したいところだが、如何せん水郡線の運転本数が少ない。車で国道118号を移動中に立ち寄るか。お酒は飲めないけど。


駅頭の様子


JR東日本 水郡線 東館駅 (福島県東白川郡矢祭町大字東舘字石田)


東舘驛

駅名は「東館駅」だが大字は「東舘」。駅舎の入口の扁額は「東舘驛」となっている。


出札口に改札口

無人駅かな。


待合室の様子


プラットフォーム側より駅舎を見る


安積永盛方を望む




水戸方を望む






JR東日本 水郡線 普通 8325D列車 [キハE130系] (東館)

下りの郡山行が入ってきた。安積永盛-郡山間は東北本線に乗り入れる。


JR東日本 水郡線 普通 8326D列車 [キハE130系] (東館)

上りの常陸大子行も入ってきた。当駅で交換する。整理券を取って上り列車に乗車する。


metro 水郡線で東館を出発symbol6






乗車券 東館 ➡ 下野宮(210円)

ワンマン運転と思ったが車掌が乗務している。「ときわ路パス」を見せて、入口駅となる下野宮までの切符を買う。


車内より紅葉を見る (矢祭山-東館)


久慈川を渡る(下野宮-矢祭山)

第8久慈川橋梁か。列車はどこかで県境を過ぎて福島県より茨城県、磐城国より常陸国に入る。今までで最短の東北訪問だった。


キハE130系の座席

ボックスシートは二人掛と一人掛があるが、二人掛けはE531系普通車のクロスシートさながらである。車内は空いており、ボックスシートの一区画を一人で使う。


JR東日本 水郡線 普通 8326D列車 [キハE130系] (常陸大子)


metro 常陸大子で乗り換えsymbol6


JR東日本 水郡線 普通 838D列車 [キハE130系] (常陸大子)

常陸大子行は遅れて到着したので、急いで水戸行に乗り換える。用を足したかったが時間がない。こちらの車内は混雑している。ボックス席の進行方向反対の通路側に腰掛ける。車内のお手洗いを利用する。最近の車両なので広くてきれいだ。


この辺りは紅葉には早いな (上小川-袋田)


JR東日本 水郡線 普通 838D列車 [キハE130系] (水戸)


metro 水郡線で水戸に到着symbol6 いずれも令和4年11月6日撮影

水郡線で東北の小さな旅から帰ってきた。(おわり)

水郡線 普通 8326D 東館(13:29)→常陸大子(13:47) キハE130-4
水郡線 普通 838D 常陸大子(13:53)→水戸(15:09) キハE130-1
◆東館-下野宮間の運賃210円
◆特別企画乗車券「ときわ路パス」2,180円 ※茨城県内で利用。