旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

黒部ダムカレー

2018-09-22 21:00:00 | たべる

黒部ダムカレー(1,080円)

黒部ダムにはダムカレーがあるというので注文してみた。



自動券売機で食券を買うと同時に注文が厨房に入る仕組みで、券を購入する前に席を確保するよう注意書きがある。相当混雑するのだろうが、まだお昼前で空席はある。


beer 麦酒は360円だった…

レストハウス内にある自動販売機で麦酒も購入。



ほうれん草を使ったグリーンカレーでダム湖を表現。ダム(堰堤)のご飯は大町産のひとめぼれ。ポテトサラダで放水、水しぶきはキャベツの千切り。らっきょうはコンクリート壁。流木と遊覧船ガルベをヒレカツで、対岸の木々はパセリで表しているそう。


決壊させずに食べる♪

いつも食べているカレーと色が違うが、なかなか旨い。辛さもいい。麦酒によく合う。まだ午前中だが、いいお昼となった。ごちそうさまでした。


黒部ダムレストハウス (富山県中新川郡立山町芦峅寺)




rain 食事中に激しい雨が降って来た!

山の天気は変わりやすい。


rain 雨の黒部ダムをあとにする…


トンネル内にある黒部ダム駅へ…


関西電力 関電トンネル無軌条電車(トロリーバス) 黒部ダム駅
(富山県中新川郡立山町芦峅寺)

改札開始を待つ人で列が出来ている。




突如、ゆるキャラが現る!

改札待ちの列の横の扉から急に出てきた。カメラが間に合わない。


黒部ダムマスコットキャラクター「くろにょん



改札が始まり、プラットフォームへ。4両が停まっており、一番後ろの車両に乗る。4両まとめて12時5分の列車となる。列車と言っても連結している訳ではなく、それぞれの車両に一人ずつ運転士が乗務しており、普通のバスが4台出るのと変わらない。しかし1両ずつ、駅員(助役?駅長?)の合図で出発している。駅員さんと一緒に、くろにょんもプラットフォームでトロリーバスを見送っている。思わず手を振り返す。トロリーじゃなくなってもまた来るぞ。


かぶりつきの座席♪


信号場での交換!



乗っている4両目の運転士さんが窓を開け、対向列車の運転士さんと言葉を交わしている。通行票を交換していたのだろう。全線で自動閉塞となっているが、通行票(スタフ)も併用しているそう。普通にバスが離合しているだけに見えて、一味違う。


関電トンネル(大町トンネル)貫通点!


富山県・長野県県境!

短い北陸・富山県滞在だった。


破砕帯を通過!


トンネルから出てきた!



坂を下って、扇沢に到着した。

関電トンネル無軌条電車 黒部ダム(12:05)→扇沢(12:21) 311 往復運賃2,570円


トロリーポールは2本!

路面電車と違いゴムタイヤで走行するトロリーバスは、線路をアースに出来ないので、プラスとマイナスで架線が2本、集電するポールも2本必要となる。



米国のカリフォルニア州サンフランシスコでトロリーバスに乗った事があり、それは普通に街中の道路を走るので、バスと変わらぬ印象だった。、関電トンネルトロリーバスは、一般道は走らず、トロリーバスと関係車両しか走らないトンネル区間で、より鉄道らしい印象だった。


関西電力 関電トンネル無軌条電車 [300形] (扇沢)





今年で運行を終了する関電トンネルトロリーバス(愛称トロバス)では、「トロバスラストイヤーキャンペーン」を実施中。今年11月30日が運転最終日。乗ってみたい方はお早めに。


扇沢 Ogizawa

「おうぎさわ」ではなく、「おうぎざわ」と濁るのか。


駅頭の様子!


関西電力 関電トンネル無軌条電車(トロリーバス) 扇沢駅
(長野県大町市平)

駅前には信濃大町駅行のバスが待っている。接続がよくて、扇沢でゆっくりしていられない。


アルピコ交通 扇沢線 (信濃大町駅)

扇沢線 扇沢駅(12:30)→信濃大町駅(13:05) 04187 往復運賃2,500円


JR東日本 大糸線 信濃大町駅 (長野県大町市大町)

信濃大町から再び18きっぷの旅。アルペンルートと違って、格安の旅である。


JR東日本 大糸線 普通 5328M列車 [E127系A3編成] (信濃大町)

2両編成の列車。車内は通路を挟んでベンチシート(ロングシート)とクロスシートが配置されている。外国人を含めて観光客が多い。英語を話す西洋人のグルーフは麦酒を飲んでいる。少し混んでいるがロングシートに座る事が出来た。


metro 大糸線で信濃大町を出発symbol6

長閑なワンマン列車の旅。黒部ダムや扇沢では雨が降っていたのに、大糸線を南下すると天気は回復してきた。有明からは車掌が乗務。列車番号も5328Mから4328Mに変わる。一泊した穂高で乗車する客が多く、車内は混雑してきた。登山の帰りの人が多い。列車は信濃大町から1時間強で松本に到着した。

大糸線 普通 5328M 信濃大町(13:14)→松本(14:20) クハE126-103


metro 松本で大糸線から篠ノ井線に乗り換えsymbol6

乗り換え時間は僅かだが、急いで篠ノ井線の列車に乗り換える。211系だが車内はベンチシート(ロングシート)ばかりではなく、セミクロスシートでボックス席もある。E231系などに置き換え前に東海道本線等で利用していた車両だ。汽車旅らしくなってきた。松本出発時には通路側に座っていたが、塩尻で窓側の席の空いたボックスに移る。塩尻から中央本線東京方(いわゆる中央東線)に入る。一度、出発しそうになるが、遅れていた中央本線名古屋方(いわゆる中央西線)からの列車の接続をとってから出発する。中央西線はJR東海管内となる。名古屋方面の線路と分かれ、辰野経由の中央本線と分かれる。列車はみどり湖経由で塩嶺トンネルで短絡して岡谷に出る。日本海と太平洋の分水嶺を通過した。諏訪湖のある諏訪盆地に入る。沿線ではカメラを構えた人が多くみられる。


昨日、大糸線で見掛けたトロッコ列車が! (下諏訪)

〔びゅうコースター『風っこ』」〕である。名古屋方にはDD16 11号機が。


東京方には茶釜のEF64 1052号機が!

沿線の人達の目的はこの列車なのだろうか。


車窓には諏訪湖! (上諏訪-下諏訪)

そして上諏訪には千葉のE257系を見掛ける。


長野県・山梨県県境へ向かう! (すずらんの里付近)


JR東日本 中央本線 普通 440M列車 [211系N604編成] (小淵沢)

篠ノ井線 普通 440M 松本(14:26)→小淵沢(15:44) クハ211-4
※塩山-塩尻間は中央本線。


metro 中央本線で小淵沢に到着symbol6

山梨県に入り、小淵沢に到着。列車は塩山行だがここで下車する。プラットフォームに大勢が待っているが、塩山行を待っているのではない。


JR東日本 快速〔ホリデー快速ビューやまなし号〕 9592M列車 [215系] (小淵沢)

待っていたのはこの列車。プラットフォームの乗客に加え、2両編成の車両が満員の小海線からの乗り換え客もあったが、オール2階建車両の215系に皆さん着席出来たと思う。


サハ215-201

◆の表示が無い…と思ったが、サハにはパンタはないか。


metro 快速〔ホリデー快速ビューやまなし号〕で小淵沢を出発symbol6


2階建の1階からの車窓! (日野春-長坂)

車窓よりも確実に座る事を選んだ。〔ホリデー快速ビューやまなし号〕はグリーン車及び普通車指定席を除き、乗車券のみで利用出来る。甲府を過ぎ、通路に立つ人も増えてきた。しかし215系は〔湘南ライナー〕での運用を想定しているためか、荷物を置く場所が少ない。とにかく座席数を多くしようと言うのだろう。通勤客ばかりなら荷も少ないだろうが、登山客のリュックや、勝沼の葡萄の箱を抱えた乗客もおり、収納が少ないのは困る。甲斐大和で運転停車して、特急〔あずさ〕を先行させる。通過待ちはこれ1本で、なかなかの快走。利用者は多く、車内は大いに混雑する。並行する中央道、国道20号は渋滞している。混雑していても時間通り走るのが鉄道の良さである。山梨県から神奈川県、東京都に入り高尾に到着。混雑した車内から高尾始発の快速に乗り換える人もいる。八王子でも降車が多いが、まだ乗ってくる客もある。立川でかなり降りて、空席も目立ってきたようである。自分もここで降りる。


metro 快速〔ホリデー快速ビューやまなし号〕で立川に到着symbol6


列車は新宿へ… いずれも平成30年9月9日撮影

新宿経由でも帰れるが、都心の混雑を避けて、武蔵野線を利用する。途中で夕食も済ませて帰宅した。 (おわり)

快速〔ホリデー快速ビューやまなし号〕 9592M 小淵沢(16:17)→立川(18:25) サハ215-201
中央本線 快速 1818T 立川(18:23)→西国分寺(18:28) クハE232-28
※遅れていたため、この列車に乗車出来た。
武蔵野線 普通 1871E 西国分寺(18:40)→三郷(19:23) クハ204-49
武蔵野線 普通 1915E 三郷(20:17)→新松戸(20:22) クハ205-145
◆特別企画乗車券「青春18きっぷ」2,370円(1回分)
※参考 信濃大町-新松戸間の運賃5,080円