ジェットスター・ジャパン GK619便 A320 JA05JJ (成田国際空港)
平成30年5月4日金曜日。みどりの日。成田空港から出掛けてきた。早朝から列車で空港に向かう。我孫子で乗り換えるが、早朝なのでまだ弥生軒さんは開店していない。空港に着いて搭乗手続を済ませ、LAWSONでサンドイッチを買ってきて朝食にする。空港のソファーには昨夜から過ごしたのか、深夜にバスで到着したのか、仮眠している人が見られる。
常磐線 普通 403K 新松戸(5:15)→我孫子(5:28) モハE232-2414
成田線 普通 821M 我孫子(5:35)→成田(6:15) クハE231-58
成田線 快速 3587F 成田(6:19)→空港第2ビル(6:28) クハE216-2031
◆新松戸-空港第2ビル間の運賃970円
ターミナル連絡バス 第2ターミナル(6:36頃)→第3ターミナル(6:39頃) 518 運賃無料
ホットコーヒー(200円)
機内に案内されて席に行くと、座席間の間隔が広い。初めて利用するジェットスター・ジャパンだが、これはいいなと思ったが、非常口列の座席だったからである。離陸前に乗務員(キャビンクルー)さんから説明を受ける。非常口の扉は外に放り投げるのだそうで、格好いいなと思ったが、脱出という事態にならない事を願うばかりである。A滑走路から離陸して、飛行機は西に向かう。低価格の航空会社だが、購入した日の数日後に運賃が少し下がっていたので、機内販売で買うもんか思っていたが、座席間隔が広くて窓側の席だったので、気をよくしてコーヒーを購入して寛ぐ。
広島県呉市付近
地上の景色を見ても、どこだか判らなかったが、見覚えのある瀬戸内海に差し掛かった。海岸線が見えると現在位置が判りやすい。
岩国空港(IWK) 山口県岩国市付近
山口県熊毛郡上関町付近
大分空港(OIT) 大分県国東市付近
周防灘を越えると、もう大分県。陸路で行くと遠いが、山口県と大分県は近いのだ。徳山港(山口県周南市)と竹田津港(大分県国東市)との間に周防灘フェリーの航路があるが、まだ利用した事はない。
大分県別府市付近
九州上空に入る。佐賀へ行った時と同じようなコースを飛んでいる。
由布岳 大分県由布市・別府市付近
九州を横断して熊本空港(KMJ)が見えてきた!
熊本空港に到着
ジェットスター・ジャパン GK619便 A320 JA05JJ (熊本空港)
ジエットスター・ジャパン GK619便 東京成田 NRT(7:40)→熊本 KMJ(9:35) JA05JJ 運賃等8,670円
空港にくまモンが!
熊本空港(阿蘇くまもと空港) (熊本県上益城郡益城町大字小谷)
今朝、家を出発して午前10時前に九州にいるとは信じられない。やっぱり飛行機は凄い。空港内をゆっくり散策したが、予定があるので、すぐに空港を後にする。熊本市内へ向かう空港リムジンバスでは「ICカード使えます」と案内している。くまモンのIC CARDの他に交通系ICカード(Kitaca、Suica、TOICA、ICOCA、SUGOCA、PASMO、manaca、PiTaPa、はやかけん、nimoca)が利用出来る。
しかし今日はリムジンバスには乗らない。肥後大津駅行の空港ライナーを利用する。バスではなく、ジャンボタクシーで定員は9名。乗れるかなと思ったが大丈夫だった。8人のお客を乗せて空港を出発。運転士さんはマイクではなく、肉声で案内をする。車内のモニターでは熊本の案内が。その中で高雄から熊本まで2時間何分といって、熊本県観光のPRビデオが流れる。高雄の人向けかと思われるが、何故か日本語のビデオである。中国語でないし、熊本県内で流されているのが謎である。高雄では中国語の字幕付きで流れているのかも知れない。イオンの近くでちょっと混んでいたけど、1分遅れで肥後大津駅に到着した。運賃は無料。ICカードは不要。ありがとうございました。
JR九州 豊肥本線 肥後大津駅《南口》 (熊本県菊池郡大津町大字室)
空港ライナー 4便 (JR肥後大津駅)
大阿蘇大津タクシーの専用ジャンボタクシーで運行!
空港ライナー 4便 阿蘇くまもと空港(10:00)→JR肥後大津駅(10:15) 運賃無料
空港ライナーは南口に到着。委託駅で切符は買えるし、ICの簡易改札機もあるが、みどりの窓口は北口にある。構内を通してもらって北口に回る。
JR九州 豊肥本線 肥後大津駅《北口》 (熊本県菊池郡大津町大字室)
駅頭の様子!
駅舎内の様子!
乗車券は肥後大津からではなく、訳あって先の駅から購入する。熊本から東京まで新幹線経由とする。しかし、すぐに新幹線で東京まで戻る訳ではない。
ここにもくまモンが!
構内踏切を渡ってプラットフォームへ…
Suicaで入場する。交通系ICカードが利用出来る。
ひごおおづ 肥後大津 HIGO ŌZU
つつじの町と日吉神社のある駅
駅名の由来
加藤清正公が滋賀県の大津から名を取り「大津一の宿」と命名した
これからこの附近を大津といい肥後を冠して駅名とした
開業 大正3年6月21日
滋賀県の大津は先月訪れたばかりだが、近江の大津は「おおつ」と読むが、肥後の大津は「おおづ」と濁る。隣には瀬田駅もある。膳所駅や石山駅はないのか。
大分方を望む!
豊肥本線は豊後と肥後とを結び、日豊本線大分駅(大分県大分市)より鹿児島本線熊本駅(熊本県熊本市)に至る路線である。
平成28年4月に発生した熊本地震により甚大なる被害を受け、今も肥後大津-阿蘇間は不通となっている。
2面3線の構内
熊本方を望む!
列車が入ってきた。熊本-肥後大津間は電化され、電車が走っている。
JR九州 豊肥本線 普通 1451M列車 [815系N007編成] (肥後大津)
熊クマ 熊本支社熊本車両センター
久しぶりに豊肥本線に乗る。前に乗った時は汽車だった。国鉄の汽車ではなく、JR九州になってからの〔SLあそBOY〕だったが、蒸気機関車の牽引する列車に乗ったのは初めてだったし、その後も乗っていない。米国の西部風の列車で、車掌?がGパンを履いていた事に衝撃を受けた。今なら観光列車に慣れているから何でもないが、民営化したばかりだったので不思議な感じがした。阿蘇の外輪山の中を走り、立野でスイッチバックをした。そちらへは熊本地震の災害で列車は走れない。一日も早い復旧を切に願う。
豊肥本線で肥後大津を出発
何はともあれ、汽車で走った線路を電車で走る。29年振りで、全く印象が違う。観光列車と都市の近郊電車だからそうだろう。杉並木に少し見覚えがある。
JR九州 豊肥本線 普通 1458M列車 [815系N007編成] (平成)
熊本での目的地のひとつの駅に到着。その駅名は…
豊肥本線で平成に到着
平成もあと一年足らず。平成のうちに平成駅に来たかったのだ。
豊肥本線 普通 1458M 肥後大津(10:49)→平成(11:16) クハ814-7 運賃400円
大分方を望む!
JR九州 豊肥本線 平成駅 (熊本県熊本市中央区平成)
平成駅開設記念の碑
この駅は、地域の発展と振興を願い、近隣自治会・周辺農区・南部第一土地区画整理組合・流通団地・熊本丸食の皆さんによる請願駅として、九州旅客鉄道株式会社の協力のもとに、設置されたものであります。
今後この駅を利用することによって、この地が益々繁栄しますことを願望いたします。
平成4年7月15日建立 豊肥本線新駅誘致期成会
平成4年7月15日開業の平成駅。平成元年に豊肥本線を通った時にはなかった駅である。
豊肥本線と駅を跨ぐ道路橋!
その名前につられてやってきたが、広電宮島線にありそうな簡素な駅だった。
無人駅ではなかった!
肥後大津で購入した平成発の乗車券に入鋏のハンコを押してもらう。
熊本方を望む!
豊肥本線で平成を出発
JR九州 豊肥本線 普通 1460M列車 [815系N004編成] (熊本)
豊肥本線で熊本に到着
豊肥本線 普通 1460M 平成(11:39)→熊本(11:43) クハ814-4
在来線も高架駅になっていた!
ここまで平成30年5月4日撮影
寝台特急〔はやぶさ〕で到着した時には、まだまだ工事中で、九州新幹線に乗りに来た時も、在来線は地上にあった。
寝台特急〔はやぶさ〕 41列車 [ED76 66号機] (熊本)
平成20年9月21日撮影
平成20年9月21日撮影
JR九州 鹿児島本線 熊本駅 (熊本県熊本市西区春日)
ここから平成30年5月4日撮影
駅舎は健在だっだが、中の店舗が移転しているから、そのうち取り壊すのだろう。その駅舎にくまモンの姿が見える。初めて熊本駅に汽車から降り立った頃は、まだくまモンはいない。
くまモン駅 KUMAMON STATION
熊本市交通局 幹線 熊本駅前停留所 (熊本県熊本市西区春日)
駅前の電停から路面電車に乗る。交通系ICカード使えます。車内で女性の運転士に1,000円をSuicaにチャージしてもらう。持っているカードがそのまま使えて便利である。ちなみに広島の路面電車、空港リムジンバスなど、PASPYエリアでも今年の3月17日より交通系ICガードが使えるようになった。ICOCAはすでに利用可能だった。さて、熊本の路面電車は市交通局の運行する市電だった。2両編成の電車がやって来たが、混雑しており座れない。
熊本市交通局 幹線 A系統 [9700型] (通町筋)
熊本駅より市電に揺られ、街の中心部へ。乗っていた電車の塗装にちょっと緊張する。
A系統 熊本駅前(11:55頃)→通町筋(12:11頃) 9704B 運賃170円
アーケードに入り、ここも熊本での目的地のひとつの飲食店に到着。時刻はお昼過ぎで入店待ちの人が多くいる。このお店が目的なので、よそへ行く訳には行かない。名前を書いて椅子に腰掛けて気長に待つ。お店の前は中庭のようになった空間で、気持ちがいい。気温も暑くも寒くもなく快適である。おかげで待つのも苦ではなかったが、1時間くらい待ってようやく店内に案内された。洒落た店内で、店員さんの応対もいい。注文は待ち時間に決めてある。
冷たいお茶
グラス生ビール(中)(520円)
出された落花生が旨くて、麦酒を全部飲んでしまうそうになる。
中華定食(1,200円)
熊本に来て食べたかった太平燕の入った定食。酢排骨の他に日によって変わるそうだが南蛮漬けが付いている。
こちらが太平燕♪
麵ではなく、春雨はこんな感じ♪
ちゃんぽんみたいだが、春雨が入っているのだ。あっさりしていて、麺を食べるのとは違う。具沢山のスープである。美味しいけど、主菜ではない。酢排骨も南蛮漬けも美味しかったので、他の料理も食べてみたいところである。連休のお昼時で1時間待ちになってしまったが、もう少し待ち時間が短ければ、再訪してみたい。ごちそうさまでした。
紅蘭亭 上通り店(熊本県熊本市中央区上通町)
お店へはアーケードからここを入って行く!
昼食を終え、熊本城へと向かう。 (つづく)