旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

ふたたび北陸 金沢城公園

2012-06-03 16:00:00 | 列車の旅

石川県政記念 しいのき迎賓館 (石川県金沢市広坂)

こちらは大正13年竣工の旧石川県庁本庁舎。平成14年に閉庁し、県庁は移転。平成22年、しいのき迎賓館として開館している。正面には樹齢推定300年という天然記念物のシイノキが。


踊り場に掛かる石川県をかたどったのものは、やはり輪島塗か?




内部にはお洒落な飲食店が!

正面は昔の面影をとどめているが、お城側の背面はガラス張りと、大胆に改装されている。


1月にまっさんが放送していたのはここか!


石川四高記念文化交流館 (石川県金沢市広坂)

こちらは旧県庁の隣り、明治24年竣工の第四高等中学校。旧県庁より古い。


いもり坂より登城します!

大正、明治ときて、江戸時代へ。いもり坂は明治以後作られた通路だが、石垣は江戸期のもの。庭園向きの石垣、金場取り残し積みだそう。


金沢城 三十間長屋

安政5年(1858)の再建。重要文化財、昭和32年6月18日指定。


金沢城公園 (石川県金沢市丸の内)

写真左奥は、復元された菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓。平成13年完成。


城内は発掘調査中!

明治以後は陸軍、戦後は金沢大学が利用していたが、平成7年に大学の移転が完了。金沢城の復元整備を進めているところだそう。


内堀と橋爪門続櫓・五十間長屋


金沢城 河北門 二の門

明治15年頃になくなった河北門は、平成22年4月に復元完成したばかり。前年に訪れた時には、まだ工事中だった。なんと二の門の内部は見学できるそう。


二の門の内部の様子!

内部の壁や床などには檜の一種である能登ヒバが用いられているそう。




金沢城 河北門 一の門


立派な梁に圧倒される!

河北門は総て国産木材を用い、約六割が能登ヒバと杉による石川県内産材。


金沢城 石川門 二の門

石川門は天明8年(1788)に再建。重要文化財、昭和25年8月29日指定。河北門もいずれこのような風格となるのだろう。


金沢城 石川門 一の門
いずれも平成23年3月6日撮影

お城を後にして、次は兼六園へ向かう。 (つづく)