新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

グラクソ社の日本語インフルエンザ・レスポンス・センター(IRC)

2009-12-25 17:44:07 | お勧めサイト/お勧め本

グラクソ・スミスクライン社。

来年早々にも入ってくる予定の新型インフルエンザ海外製ワクチン製造元として、情報提供サービスがいろいろ予定されているようです。
その案内のメールをいただきました。

当ブログへの転載許可が本日いただけましたので、該当部分をコピペします。
ご利用ください。
(以下、コピペ)
****************************************************************************
このほど、グラクソ・スミスクライン株式会社は、治療と予防の観点から、イン
フルエンザに関する科学的かつ医学的な情報とサービスを総合的に提供していく
活動の一環として、インフルエンザ・レスポンス・センター(IRC)を設立し
ました。

IRCは2つの機能を持ちます。
1つは医療従事者および患者・一般の方からの問い合わせに対応するコールセン
ター機能です。
もう1つは12月17日に開設しましたインフルエンザ情報を提供するポータル
サイト「GSK-Influ.jp」( http://g.ab0.jp/g.php/9AS2b8n3oa8M1yPp0B )です。

「GSK-Influ.jp」( http://g.ab0.jp/g.php/9AS2b8n3oa8M29Pp0f )は、
インフルエンザに関する国内外の情報を提供するサイトです。
本サイトは、医療従事者用と患者・一般の方用に分かれており、いずれのサイト
でも厚生労働省、国立感染症研究所、WHO等、公的機関のウェブサイトに掲載
されたインフルエンザ最新情報を随時掲載する他、インフルエンザに関する、よ
くあるご質問集も掲載しています。

また、弊社のインフルエンザ関連製品として、インフルエンザ治療薬「リレンザ」
や、ウイルス撃退マスク、うがい薬に関する情報等も提供しています。

お問い合わせ対応は、医療従事者および患者・一般の方からの問い合わせに対応
するものです。専用の電話番号(0120-126-993)を設けているほか、上記サイト
上のお問い合わせフォームからも問い合わせを受け付けます。

弊社は日本政府と、2010年3月までに7400万回分の新型インフルエンザワクチンを
供給する契約を締結しました。
日本がインフルエンザワクチンを輸入するのはこれが初めてです。弊社のアジュ
バント添加インフルエンザワクチンが使用されるのも初めてのこととなります。
本ワクチンの承認取得後は「GSK-Influ.jp」( http://g.ab0.jp/g.php/9AS2b8n3oa8M3yPp0U )
に関連情報を掲載し、IRCで問い合わせ対応も行う予定です。

弊社は、新技術の開発、臨床における専門性、製造規模、また日本における医薬品
流通業者としての経験などすべてを網羅する企業でありインフルエンザの予防から
治療まであらゆるソリューションを提供できる唯一の企業といえます。
そこで、IRCを開設し、当社の製品やサービスに関する質問、集団接種に関す
る質問等、国や自治体との連携が重要な情報など幅広い範囲の問い合わせに対応
して参ります。

敬白
****************************************************************************

で、しからば、ノバルティスは如何に・・・とHP見てみましたが、これに相当するものは見当たらないようです。
電話相談ラインの番号(新型インフルワクチン専用じゃなくて、水虫薬や禁煙薬等も一緒のノバルティスよろず承り用?)が片隅に書いてあるので、こちらにTELせよということのようです。
グラクソ&ノバルティス、両方TELして回答ぶりを比較してみる・・・というのも役に立つかもしれません(悪戯はダメですよ。真面目な質問で)。

ノバルティスダイレクト

フリーダイヤル0120-003-293
受付時間9:00~18:00(土・日、祝日及び当社休日を除く)


コメント (5)
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久しぶりにH9N2ヒト感染(香港 鳥インフルエンザ)

2009-12-25 11:13:46 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

何か、ちょうど昨年の今頃もこんな話をしてたような、デジャブ感ただようお話。

香港の少女に鳥インフルエンザH9N2ヒト感染。

  • 香港衛生庁発表。3歳(35ヶ月という報道も)女児。
  • 11月から発熱・呼吸器症状。
  • 検体からH9N2検出。
  • 経過良好にて、12月11日には退院。
  • 香港では1999年からマレにヒト感染発生、これで7例目。

昨年も、「鳥インフルの中で弱毒性のヒト感染が見つかった。H9N2は(当時最も恐れられていた)H5N1よりも、人間界に近いところにいるのかもしれない。感染繰り返すうちに強毒化するかもしれない」という話が流れていたことは、永い常連さんにはご記憶の方もいると思います。
 その後、そのような事にはならず、豚由来A/H1N1へと、当時は誰も予想していなかった方向に展開していったわけですが、どっこい、H9N2は昨年と同じように存在しています。ウォッチ対象であることも昨年どおりです。

ソースは12月24日付新華社↓
http://news.xinhuanet.com/english/2009-12/24/content_12696077.htm
Hong Kong girl infected with rare but mild A/H9N2 flu virus
12月24日付香港政庁↓
http://www.news.gov.hk/en/category/healthandcommunity/091224/html/091224en05001.htm
Toddler's bird flu infection under study


 


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