アフリカのザンビア。カバを2000匹(頭?)殺処分しようという計画が波紋を呼んでいます。
カバの肉食性が、炭疽菌の拡大にかかわっているから、カバ自体を殺してしまおうというザンビア政府の方針に、自然保護団体が噛みついている状況。
ソースはその自然保護団体寄りの記事になってしまうのですが、アフリカ南部の8万しかいないカバのうち2000も殺してどうするのだとか、カバ射殺自体が賞金稼ぎになるのじゃねとか、かつて食糧難のときにカバを食べて何百人も炭疽菌感染しただとか、まあ、そういう主張が並んでいるのですが、実際のところカバがまき散らす炭疽菌っていかほどのもでしょうか。
カバといえば、ビルゲイツ財団の人間を殺す動物シリーズの最後の方にちょこっと、しかしながら、ライオンの5倍は人間を殺していることが載っていたりします(図)
また、カバの危険性については、神戸大の医学生が岩田先生ブログに書いていたものがわかりやすくおすすめです。
http://georgebest1969.typepad.jp/blog/2013/09/%E3%82%AB%E3%83%90%E3%81%AE%E5%8D%B1%E9%99%BA%E6%80%A7.html
カバの危険性
ソースはoutbreaknews(ProMEDにも引用されています)
http://outbreaknewstoday.com/potential-anthrax-spread-prompts-hippo-cull-in-zambia-critics-respond-50349/
Potential anthrax spread prompts hippo cull in Zambia: Critics respond
Posted by Robert Herriman on June 9, 2016