新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

北の国の現状?

2009-12-11 11:02:36 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

朝鮮民主主義人民共和国。 reliefwebって、政治的な響きの名前のサイトですが、先般のウクライナの政治戦略に振り回された経験も念頭に、各自のメディアリテラシー能力を働かせてお読みください。

  • 11月上旬より北部sinjuでH1N1拡大。病院においても診断困難。地方公衆衛生当局は、当初”豚ウイルス”と呼んでいたが、その後、小児犠牲例発生をうけて”鳥インフルのような流行”と呼称。しかし原因不明。
  • 流行スピードは速く、3日以内に6人が感染した。
  • 地方当局が対策協議、インフル感染者は田舎の病院に送られ隔離されることとなった(Then, all the patients suffering from the influenza were sent to a rural hospital to be treated in isolation.)
  • 当局の医師は患者周辺の家屋に隔離され、1日3回綿密はモニタリングを続けている。
  • 党高官は深い憂慮を示し、「(インフル拡大は)強く繁栄する国家建設の妨げとなる。そして、国家の体面と威厳を損なうものである。ゆえに、感染者の隔離が必須である」としている。

ソースはreliefmed↓
http://www.reliefweb.int/rw/rwb.nsf/db900SID/KHII-7YL3WT?OpenDocument
Sinuiju: Lack of Medical Equipment difficult to prevent Spread of H1N1 Influenza

 


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