新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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カエルを食べて5年間飼ったサナダ虫を乳房から摘出した話

2018-03-14 09:34:22 | 寄生虫一般

優秀な放送作家の手にかかったら、ホラー番組がたちまち出来上がりそうな話。

カエルを食べてtapeworm(サナダ虫)にかかり、5年間も体内に飼っていた。

それを、乳房を切開して摘出に成功した。

  • 浙江省の女性。3月7日、乳房からサナダ虫の摘出手術に成功。
  • この女性はリウマチ症状の改善を目的に2003年、カエルを複数匹食べた。その後、乳房ほかの痛みに悩んでいたが、このほど摘出に成功したもの。

女性がカエルをパクパク食べて乳房から長い寄生虫がぞろぞろ・・・視覚的には、エイリアンの上をゆく光景だったことでしょうが、医学的には一例報告ものにとどまる話ではあります。海外渡航したら、生食は避けましょう。Cook it, Boil it・・・と海外赴任者研修等で話すときに、印象強く叩き込むのに使えそうなエピソードではあります。

 

http://www.wenxuecity.com/news/2018/03/11/socialnews-152860.html

女子乳房中取出绦虫 因5年前她生吃了3只青蛙(图)

文章来源: 杭州交通918 于2018-03-11 08:09:1

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