2010年1月19日~2月22日
1ヶ月ちょっとの私の長期旅行。
初めての南米、そしてメキシコ。
出発前は、どんなに現地情報を調べていても、やっぱり不安になったりした。
一人旅は気楽でいい事もあるけれど、不安な時相談できる相手がいない。
食事の時寂しいとか、一人で食べれる量って、みんなで食事する時より少ないとか、とにかく寂しかったりする。
予想外で、不安は出国前 成田について『親不知』炎症!と現実のものになったけれど、
成田から移動して、乗り換えの場所『羽田空港』内の歯科で、治療してもらい、無事旅が出来た。
ブログで綴る旅行記も、やっと『帰国』の文字に辿り着けた。
婿探しの旅 嘘か誠か、冗談で言ったものの、
内心、異国の地で情熱的な恋の出会いを期待したのに、
旅が始まり、一回りも違う学生に出会い、年上の私は、
ちょっと、お邪魔なんじゃないこの雰囲気!と思うことしばしば。
マチュピチュへの道のりの中、高山病予防と疲労快復、年相応のあらゆる条件と戦いながら、
やっと見れた『マチュピチュ遺跡』の感動は、
その後に起こる、様々なドラマによって、マチュピチュの印象薄い結果になってしまった。
いろんな人達に出会って、35歳の初めての南米一人旅で心細い気持ちは、マチュピチュ被災を経験したあとぐらいから、
どんどん薄れていった。
そして、旅に不慣れで、不安だらけなのに、どうしても見てみたかったウユニ塩湖に立った時は、
『ここに来て良かった!』っと心底思えた。
今でも続く、旅友たちの縁。
何かを始めるのに遅いなんてない。
今 南米一人旅への決心が揺らいでる人がいるなら、
『大丈夫だよ! 素晴らしい旅になるから行ってらっしゃい!』って、背中を押して、送り出したい。
思う存分旅をしたい。
多くの人がそう願ってるけど、自分だけの事を考えて生きていけるなんて、そうそうない。
現実は難しくて、生活していくのは大変で、夢を見ることさえあきらめた方が良い時だってある。
消えそうなほど憧れた夢は遠く思えたときも、思い描いていた現実と少し違ったけれど、
私は旅が出来たことに心から感謝できる瞬間を、この旅で見つけた。
そして、世界は、やっぱり広かった!
いつ終わりを迎えるのかわからないけれど
旅にいける環境に感謝して、そして勇気を出して、
『えいやっ!』 っと決心して、私の旅はまだまだ続く。
中南米旅行を終えた翌年、
『登山が趣味!』 ってわけでもない私は、何を思ったか、
『えいやっ!』 の心意気で、
世界最高峰 ヒマラヤ エベレスト街道に挑むのであります。
というわけで、忘れそうな記憶の中、旅行記はまだまだ続きます。
今後とも、よろしくお願いいたします。