Buen viaje! よい旅を♪

訪問ありがとうございます。旅をしたのは遥か前…現在は泥臭く土まみれ油まみれになりながら、何かを作り生きてます

【マチュピチュ】そうここはマチュピチュ! 第1弾

2010年04月25日 | '10 ペルー(中南米3カ国・16日間)
 
 むか~し、むかし、NHKで放送された『太陽の子エステバン』                 
 同年代で覚えてる人あんまりいないのが寂しいけれど、皆さんはご存知ですか???
 
                

 さて、旅行記はついに『マチュピチュ』でございます。




 『さぁ、ご覧。あれに見えるは【マチュピチュ】遺跡だよ。』
 
 

 『マチュピチュってなぁに~???』とのハイジの問い(?)を受け止め、

 
 ご説明いたします。

                
 

 海抜約2400mに、突如現れた『なぞの空中都市』、インカの『失われた都市』マチュピチュ

 

               『失われた都市』って響きがロマンを感じる~。



 いまや、ペルーの観光資源になっている、マチュピチュの建設は1450年ごろ。

 




 王の離宮、または宗教的な意味合いを持って建設されましたが、

 




 1540年ごろには、人々はマチュピチュを捨て忽然とどこかへと消えてしまいます。

 



 スペインの侵略後、『インカ最後の都市といわれるビルカバンバ』を、
 多くの人が血眼になって探しますが、マチュピチュは発見されず、

 



 1911年 映画『インディー・ジョーンズ』のモデルとなった考古学者の、ハイラム・ビンガム
 が、農家の子供パブロ君 に案内されて辿り着いたとされ、


 パブロ君が、最初に案内したのはマチュピチュの太陽の神殿だったといわれております。

 

 
 こうして、マチュピチュは400年もの長き眠りから覚め、今もなお謎多き世界遺産として、
 世界中の旅人達を魅了。

 

 ちなみに、ビンガムはその後1915年までマチュピチュを調査し、
 人骨、銅製品、銀製品、織物、土器など計4万8000点を発掘し、アメリカにお持ち帰り。

 ビンガムさんは1956年に81歳でお亡くなりになってますが、マチュピチュの遺産の多くは、

 今もアメリカのエール大学に保管されてまして、
 ペルー政府は返還を求めているそうですっ!

 
 調査のために調べるんは大事なことだと思うけど、調べつくしたんなら

 元あった場所(国)に返してあげるんが、発掘された物達も安らげるんじゃないんかな~。

 
 

 『マチュピチュ在住の鳥さん。あなたも、そう思わない???』

 




 前に、『インカ帝国(文明)』は文字を持たなかった。 と説明していたのに、

 『なぜ、情報があるん???』と疑問に思った方に、再びご説明。
           (これ、私も同じように疑問に思った。)




 インカは高度な文明を持っていましたが、最後まで文字を持たず、『キープ』と呼ばれる、

 『結縄』で、情報を記録し、伝達したそうです。


 『えぇぇ! 結縄でぇぇ!』

 と正直かなりの驚きですが、縄の太さや色、結び目の数、結び目の形を駆使して、

 人口などの数、年齢、月日から物の種類を記録し、キープを解読する

 キープカマヨックっと呼ばれる人たちが居たそうです。





 キープに記録できない歴史とかは、さらに記憶する専門家がいて口伝したそうです。

                  

 あれだけ、高度な技術を持った帝国なのに、

『絵とか、文字とかで残したほうが(伝えたほうが)早くない???』と、

 誰一人思わなかったことが、不思議。。。
 
 口伝って方法は、人々の信頼関係が強く結ばれてなきゃできないことだと思う。

 なんか、ちょっとうらやましい文明です『インカ帝国』。





 のんびりマチュピチュ散策、まだまだ次回へ続きま~す。

 






 

 

【マチュピチュ】ワイナピチュ堪能

2010年04月19日 | '10 ペルー(中南米3カ国・16日間)


 2010年1月24日

 8時過ぎに登り始め、9時半到着 ワイナピチュ 

 


2010年 中南米 347



 ワイナピチュの頂上は、身の危険を感じたので断念(汗)。
         お暇な方は、ググッテ見てください【ワイナピチュ】検索。
         天気が良いならまだしも、天候悪い時に頂上なんて行けない。。。



 この写真の上のほうが頂上なんですけどね~。

 

 
 とにかく、こう見えて(どう見えて?)高所恐怖症の私は、こちらの岩場に座り、

  




 こんな感じで、

  



 眼下の霧が晴れるのを待ちます。

 



 待ちます。。。

 



 あぁ、あとちょっとでマチュピチュ見えるのに~。

 『えぇぇ~い!!! 霧とっとと晴れやがれぇ~!。』

 

 
 あっ! 見えた~!

 眼下のウルバンバ川がっ!

    
 


 いやいや、ウルバンバ川じゃなくてー、マチュピチュ が見たいんだってっ!

 

 朝から何にも食べてないので、バッグに忍ばせた保存食を食べながら、待つ。

 


 待つ。。。


 
 寒い。。。



 けど、もうちょっと待ってみる。。。










 もうちょっと、もうちょっとで、












 1時間30分! 待った挙げ句、


 うっすら、見えたマチュピチュ遺跡。

 


『もういいっ!(怒) お姿見せてくれないんなら、そっちに行ってやるっ!』 

 
 南米ペルーまで来て、イライラしてます私。

           30越した辺りから、なんだかイライラする~(笑)。



 さて、1時間半かけて登ったワイナピチュの岩場で、1時間半待って、再び1時間かけて下山。

 


 ワイナピチュの中腹で、マチュピチュにかかっていた霧が晴れ、ご対面。
                          おぉ~、これよこれっ!


 


 
 マチュピチュを、もっと間近に上から見れるもう一つの山ウチュイワイナピチュ

 



 ワイナピチュ以上に、悪路のあの山に見えるのは、

 

 まさかと思うけど、

 
 『うわぁ~、あんなとこ登ってるよぉっ!!!』

 

 すごすぎるっ!
 


 以上、ワイナピチュレポート終了。



 ウチュイワイナピチュには登ってないけれど、

 ワイナピチュ登山良い経験になりました。 

 

  
 

                     次回は、いよいよ マチュピチュ遺跡からでございます。


 

【マチュピチュ】着いたが、記事はワイナピチュ

2010年04月12日 | '10 ペルー(中南米3カ国・16日間)
  おっはようございます!

  Buenos días!
  ブエノス ディアース!!!

 
  異国の地での、朝の目覚めは、携帯にダウンロードした

  日本映画の名作『男はつらいよ』 寅さんの主題歌でございます。

 
  ♪俺がいたんじゃお嫁にゃ行けぬ
      わかっちゃいるんだ妹よ♪
                わかってんのかっ! アニキー!!!
                お兄ちゃんが継いでたら、嫁にいけたんだぞ!! このやろう! 


  異国の地まで来て、ぼやいてはいけません(笑)。

  お兄様のおかげで、今旅が出来るのだと思いながら、

  アグアス・カリエンテス

  早朝5時!!!!!!

  

  人通りの少ない雨の中、バス乗り場目指して歩きます。

  

  日本人が行きたい世界遺産第一位(NHK調べ)に向かっているけど、
  テンションが上がらない。。。

 
  バス乗り場に着くと、すでにバス待ちの行列がっ!

  

  うぉぉ! なんか、だんだんテンションあがってきたぞっ!
                        単純!


  反対車線の列は、これからバスチケットを買う人たち。

  

  フフフ。。。

  計画的なA型の私、前日にバスチケット購入済み。

 
  『この天気の中、チケット買うのに並ぶなんて、大変ねぇ~。』と、
 
  意味のない優越感に浸りながら、チケットを(自分に!)見せびらかす。

  

           マチュピチュまでの往復で、14ドルって高いよなぁ~。。。

    

  薄っすらと空が明るくなった5時30分過ぎ、バスに乗車。

   


  1911年、マチュピチュ遺跡を発見した考古学者ハイラム・ビンガム

  麓のアグアス・カリエンテスからマチュピチュ遺跡入口まで、
  急カーブを13回折り返し、標高400mの道は、発見者のハイラムさんにちなんで
  『ハイラム・ビンガム・ロード』と呼ばれ、遺跡が発見された32年後に開通しました。

            開通式には、68歳になったハイラムさんも参列したんですって。 



  バスが進んでいくと、道の真ん中に落石があり、頼もしい殿方達が大きな岩を移動させ

  
    
  車内で待っていた乗客(私も含め)の、感謝の拍手で迎えられ再び出発~。


  着きました!

  マチュピチュ遺跡の入口。

  


  日本を出る前に読んだガイドブックに、マチュピチュは朝6時開場と。

  こんな朝早くから、たくさんの人が集まる世界遺産って、とっても稀だと思う。

  ペルーの観光資源になってるんだと、改めて認識しました。

  

  雨降る中、順番は徐々に近づき、

  

  
  入口受付で、ふと見慣れた文字が、
  
  

               やっぱり、日本人観光客多いんだなぁ~。

  
  ついに、マチュピチュ入場!!!

  


 
  年々値上がりしている(?)チケットを見せて、 (2010年1月現在 126ソル)

  『ワイナピチュへ登るのか?』 と聞かれたので、

  登るということを告げ、整理券をもらいます。

                   

            マチュピチュを、上から見学できる『ワイナピチュ山』は
            登山者数制限があります。 

 

  
  うわぁ~!
  
  すごいねぇ~、マチュピチュに来ちゃったよ~。

  


  あまりの天候の悪さに、ちっとも景観のすごさが伝わらない。


  霧でてるし。。。

      



  足元滑りそうで、怖いし。。。

  


  マチュピチュ遺跡内を後に、ワイナピチュへ向かってるけど、標識分かりにくいし。。。
  
    

                うっ、気がつきゃ愚痴ばっかりだ私っ!(反省)




  やっと着いたワイナピチュの入口の場所を確認して、雨足が弱まるまで、しばし雨宿り。

  

 
  対岸(?)の小屋では、日本人4人組がブーブー言ってる。。。

               アグアス・カリエンテスから現地更新した記事

 

  この子も、あっちの雰囲気悪いって気がついてるのかな?

  
              冷ややかな目で、見てた。

             


  私がいるこっち側は、アルゼンチンから来た3人組と韓国からのお二人さんで、

  ワイワイ楽しんじゃってます。

           旅で出会った、アルゼンチンの人達みんな優しかったなぁ~。



  せっかくなんで、一番優しかったアルゼンチン人さんと、3人組の一人に写真を撮ってもらいまーす。


  

  うぐっ! ピントボケボケじゃんっ!(怒)

       いったい、どうやったらデジカメでこんだけピンとぼかして撮れんだよっ!
           せっかくの写真がぁぁぁ(涙)。

              まっ、楽しそうな感じ伝わるから良いけど。。。
                                     

  

  時計の針は、すでに8時を回り、少しだけ雨足が弱まった気がするので、

  ワイナピチュに入山。

  


  受付でチケットを見せ、名前を書き、下山してここを再び通過する時に
  チェックする仕組みになってます。   

              
  なんでそんなシステムなのか、しばし考え。。。

                 ちょっと怖くなる。
 
                 と、と、とにかく、き、き、気をつけよう(動揺)。



  さぁ、マチュピチュから標高差300mあるワイナピチュへ登りますかっ!

  




  

  思ってたんと違~う!!! 




  もっと天気良くて、軽やかに汗を流しながら、登山楽しんでいるはずなのに、
 
  吹き出る汗は、冷や汗ばかり。。。

  


  道なき道だったり、滑ったり、怖~い!!!







2010年 中南米 658


 
  つづく。。。


           マチュピチュ遺跡内の記事ではなく、


           マチュピチュ背後の山『ワイナピチュネタ』が次回も続く。。。 





【移動】オリャンタイタンボ発~アグアス・カリエンテス(マチュピチュ村)着

2010年04月05日 | '10 ペルー(中南米3カ国・16日間)
 
 【移動】

 旅人のバイブル【地球の歩き方】には、マチュピチュ遺跡の麓にある村の名前が、

 『マチュピチュ村(旧アグアス・カリエンテス)』 Pueblo de Machu Picchu(Aguas Clientes)
 
 となってます。

 旅の間、麓の村に滞在しているので、分かりやすく区別するためにも
 ブログでは『マチュピチュ村』は『アグアス・カリエンテス』と表記します。


 予想に反して素晴らしかったオリャンタイタンボ遺跡を見た後、
 宿に荷物を取りに行き、駅に向かって歩きながら、
 お土産屋をひやかす。
 
    カルナバル(カーニバル)の時に、このマスクつけるみたいです。
    
    記念に買って帰ろうかと思ったけど、誰にあげよう?
    自分でさえも、恥ずかしくて被れない受け狙いのマスクを。。。
    
    誰も貰ってくれなかったら、必然的に私へのお土産? 
    まだ結婚はあきらめてない嫁入り前の私でさえ、
      『これ被ると、完全に婚期逃すっ。』と分かるぞっ!
      
    かといって、冬の寒い日に畑仕事をする母へあげたとしても、
    道行く人に見つかって、近所の笑いものになること間違いなしっ!
            やば~い!!! こわ~い!!! 通報される~!!!
    
    母がマスクを被ろうとした瞬間、私は止める(えぇ、必ず止めますともっ!)。                 
    
    一瞬でも『買おうかな?』と思ってしまった、旅先でのテンションに恐怖を覚えながら、
    もちろん、購入却下!!!





 
 お土産屋を冷やかした次は、土産に肝を冷やされる。
 
         杖の持ち手部分だけど、
         これよく見たら『本物の歯』使ってんじゃな~いっ!!!(汗)。
         わかんないけど、本物っぽいぞ。
  


 旅はまだまだ長いので、お土産は買わず、 

 オリャンタイの駅前で、ようやくご飯にありつきます。
 

         どんなご飯だったかは、大人の事情により(笑)
         後日忘れた頃に写真UPします。
            

 天気も良くなってきて、まさに『青空屋台食堂』状態。
 
 ただね、天気は良いけど、食堂とは呼べない『簡設屋台』です。
 
 私が、座って食べた場所が、ここ↓
 

 大きなバックパックは、地元のおじさんが『見張っててあげるよ。』と言ってくれたので

 自分からは死角なるけど(写真左にいるおばちゃんあたり)、荷物を置いてご飯を食べます。
      
               久々の食事で、なんだか楽しくなっちゃう。



 お腹を満たした後は、頼もしい見張り役のオジサンに御礼を言い、
 列車を待つ列に並び、 
 


 チケットを見せ、バックパッカー号(値段が一番お安い)に乗車。
 
 
         何度も見た、旅のDVDの列車に、いま自分が乗り込んでいるんだと思うと
         これまた、大興奮!


 いよいよ、アンデスの山々の谷を進み出発です。
 

        天気良い~!!!

 ペルーレイル


 
 車内の席の向かいには、アルゼンチンから来たオシロさんカップル。
 
       オシロさんに話しかけられ、この後チョイチョイ、
       なれない英語とスペイン語を使ってお話します。


 列車は快適に進み、
 皆さんカメラで車窓からの風景を撮影。
 
          おぉ~、一眼レフ!
          良いカメラ持ってきてるねぇ~。
          

 どんどん進むと、線路沿いを流れるウルバンバ川の水量に変化が。
 
 

 時期は『雨季』だと分かっていても、毎年こんなにすごいんですかっ!!!!   


 ほんとに、毎年こんなになるんですかっ???
 

         

 いつもを知らないけど、どう見たって、荒れ狂ってるんじゃないの?ウルバンバ川 
 
          本邦初公開になるんではないでしょうか???
          マチュピチュ災害が起きる、数日前の川の映像。


 途中の小さな駅に止まり、再び出発。

 やっぱり、ウルバンバすごいことになってるんじゃない??? 
 レイル


   後に、このウルバンバ川の濁流が猛威を振るうことになろうとは、
 
   この時は、誰も思っていなかったのでありました。



 いや、この人たちは予測してたのかもしれません。
 




 川の水量が多くても、線路は続いているので
 列車もどんどん進みます。
   

 
 

 『アグアス・カリエンテス駅』無事到着。
 


 列車を降り、駅を出ると、宿の客引きがたくさんいます。

 クスコのタクシー運転手ルーカスさんに紹介された宿の値段よりも、

 安い宿があったので、そこに決定。
                 


 宿の客引き兼オーナーに、重たいバックパックを持ってもらい、宿に向かいます。
 


 
 部屋チェック(トイレの水とかシャワーのお湯とか)をして、宿に荷物を下ろし、
 


 翌日入場する【マチュピチュ遺跡】のチケットを、
 アグアス・カリエンテスにあるインフォメーション(観光案内所)で購入。
 
 


 マチュピチュ遺跡のチケットを買った後は、
 遺跡からここアグアスまでの往復バスのチケットを買います。
 
 
 マチュピチュ遺跡は、朝6時から入場開始
 
 早朝出発の便に乗りたいので、バスチケットを早めに購入します。
 
 オリャンタイタンボ出発の時は天気良かったけど、ここアグアス・カリエンテスは 
 雨が振ったり、止んだりの天気。
      GOER-TEX持ってるけど(自慢?)、荷物になるしかさばるし~、
      こういう時は、100均で買ったカッパが手放せません(汗)。
              GORE-TEXただの、宝の持ち腐れだっ。  
 

  

 チケットを購入した後は、村の横を流れるウルバンバ川視察。

 2010年 中南米 343
 

 
 ネットカフェに行って、ブログ更新。
 

 リアルタイムで、アグアス・カリエンテスから更新したブログ

 この後、ちょっとリッチな夕食を食べた後、早めの就寝。
 
 
 オヤスミナサイ。 













 *ペルーレイルに乗った気になりました???
  この後も細かく綴っていきますが、よろしいでしょうか???(笑)
 

  





 あなたなら、カルナバルに使用するマスク、買いますか???




   
  去年、北海道『ばんえい競馬場』で買ったこの帽子。
    
  自画自賛するほど似合っているが、
  使い道というか、かぶり時が分からない。。。
           もちろん外でって意味。

 今回は、未遂で済んだけど、
 旅のテンションって、コワ~イ!!!(笑)
   
 かなり気に入ってます、馬帽子。










 
       


【オリャンタイタンボ】期待してないと、期待以上のものを得る!

2010年04月02日 | '10 ペルー(中南米3カ国・16日間)
【オリャンタイタンボ】

 日が落ちて、昨夜から本降りになった雨が降り続く中、朝を迎えます。

 宿をチェックアウトして、宿の受付に荷物を預け、遺跡に向かう朝9時半。


 なんと言うことでしょう!

 雨が止みました。

            雨女疑惑、払拭だっ!
            小、中の修学旅行雨降ったけど、
            やっぱり私のせいじゃないんだよ~(笑)。


 クスコから、オリャンタイタンボにかけての一帯は【聖なる谷】と呼ばれ、
 
 インカ道が続いてると共に、周辺に遺跡が点在しています。



 チケットを買って、いざ遺跡の中へ。
 
          チケット代高いっ!(汗)


 斜度45度はありそうな斜面に段々畑があり、
 




 階段は300段(150m)。
 
       これが結構キツイ!



 オリャンタイタンボは、インカ時代の宿とも要塞とも言われ、【タンボ】とは
 ケチュア語(インカの公用語)で旅籠の意味だそうです。 


 ゆっくり階段を上りながら、目の前の素晴らしい石組みに感動。
 
      カーブしてるのに、きっちり組み合ってすごいっ!



 ただ石組みも、いろいろあって、きっちりしてるものもあれば、
 雑に見えるものもあるから、見てて面白い。
 
     う~ん、この石の薄さは驚くけど、なんか微妙だ。
           雑なんだか、細かいんだか。。。


 インカ時代とは紀元1200年頃中央アンデスで誕生し、わずか数百年の間に北は現コロンビアから
 南はチリの中央部まで南北4000Kmを支配下に置いた、インカ帝国の時代を言います。

 

 ハイシーズンなら、もっとたくさんの観光客が訪れると思うけど、
 この時期は、多くもなく少なくもなく、ちょうどいい感じ。
 
  


 みんな、急な階段に息切れしてしんどそうです。
 もちろん、私は『そう』じゃなく、しんどい上等で息切れしまくってます(笑)。
 オリャンタイタンボ


 標高3399mのクスコから標高が低い場所へ移動といっても、オリャンタイタンボの標高2750m。
 富士山五合目(2305m)より高い。
 さらに、薬とサプリは摂ったけど、昨日からまともなご飯食べてない身ですから、
 フラフラの息切れ状態。


 『一人旅』で、見るものすべてに感動して、アドレナリンでてるから、
 空腹でも歩いていられるんだと思えるほど、実はかなり腹減ってる。

 
 『腹は減っても、ダイエット!』と、日頃まったく運動しないので、
 やってはいけない、旅先での急激ダイエットをしながら、

 えっちら、おっちら階段を上り振り返ると、眼下に村が。
 
         下、酸素多そう。。。



 文字をもたなかったインカ帝国は、正確な記録は残っておらず、マチュピチュを含め
 初代王は誰か? 
 石材の技術、運搬はどのようにしたのか??
 空中都市マチュピチュはなぜ建設されたのか???
 詳しいことは、今も謎に包まれたままです。



 積み上げられている石の雰囲気が少し変わり、
 



 階段を上がりきった先に、広場が。
 

 

 番人?
 

 


 守っている先に、6枚の巨石を並べた建造物があり、
 




 太陽の神殿の作りかけだとか、鏡とか言われてるらしいですが、真相は不明。
 




 高さ4m、幅10m、奥行き1m。
 



 石の重さは180~240トン、川を挟んだ対岸の石切り場から運ばれてきたとも言われ、
 斜面をどのように運び、持ち上げたのか不思議は増すばかり。
 




 石と石との接合部分には、細長い石がはさまれ崩れないように工夫されてます。
 
        石挟んだ方が崩れやすいと思うんだけど、違うのか~。
                            不思議だ。





 広場から、遺跡をさらに進み
 




 東向きの10個の窓の神殿を見たり、
 


 

 水路を見たり、
 




 はまってみたり(笑)。
 
   相当細い水路、どうやって石削ったんだろう?




 気がつけば、結構、上のほうまで来ました。 
 


 視線は自然と再び下を見るようになり、オリャンタイの村。
 
  写真左奥の山肌に、チラッと遺跡があります。




 川岸のほうへ目を向けると、青い車体のペルーレイル(列車)が走っているのが見え、
 




 立ってる場所から見下ろした石段にびびりつつ、下ります。
 
         

  
 
 急な石段ばかりが印象的な、オリャンタイタンボですが、
 もちろん年配の方もたくさん来てます。
 
   やっぱり、日頃運動してると、いつまでも元気に旅できるんじゃな~。



 健康って大切だと、改めて思いつつ、【オリャンタイタンボ遺跡観光】の記念に、
 遺跡の石をゲットォ~!
 
     貧乏だからとかじゃないです。
      えぇ、決してお金がないからでは。。。(汗)
                    ん?





 さぁ、遺跡観光が終わった後は、いよいよマチュピチュ向けて、
 ペルーレイル(列車)に乗りますぞぉ~。




 

【移動】リマ発~クスコ乗り換え~オリャンタイタンボ到着

2010年04月01日 | '10 ペルー(中南米3カ国・16日間)




【移動】

本日は移動日。

ペルー・リマからクスコへ飛行機で。

リマ 【ホルへ・チャベス空港】



どんな天候になるか分からないので、
レインカバーを忘れず装着。

  とか言いつつ、実は忘れてたけど(笑)、前列の人を見て思い出す。
    


南米には、日々時間に追われている日本にはない、のんびりとした【南米時間】があります。
その南米でさらに、ゆる~いと噂される(?)TACA航空で、一路クスコへ。

標高約3399mのクスコ。

絶対に、高山病になりたくない私。
        富士山で味わった『高山病』 ←だけは、やだっ!

リマで購入した高山病用の薬【ソローチェ・ピル】を機内で服用。
                       


ベラスコ・アステテ空港到着。


クスコに降り立つと、ヒンヤリと肌寒い。



なにがなんでも、高山病になりたくないので、クスコに泊まり体を慣らすことなく
マチュピチュ目指して、標高が低い『オリャンタイタンボ』へ移動。
                 ホントに、嫌なんだってばぁ~高山病。



『オリャンタイタンボ』行きのバスがある場所まで、タクシーで。

          運ちゃんのルーカスさん、電話中。
          


バス乗り場とは、一見分からないような場所に降ろされ、
呼び込みをしていた12人乗りの『乗り合い』バス(コンビ)に乗り、オリャンタイへ。


         
         うぅぅぅ、一人旅再開したとたん、また雨降ってるよ~。
         車上に積んでる、私のバックパック大丈夫???        
             また、濡れるのかぁっ!


まぁ、濡れる時は濡れるだろうし、車から落ちる時は落ちて無くなるんだろうから、
ジタバタしてもしょうがない。
              いやいや、落ちて無くなったらジタバタしましょう!


外には見慣れない景色。アンデスの風景に心躍ります。

        寝てるおにいちゃんに心躍ってるのではありません!


あっ! 窓の外、ペルーレイル(列車)が走ってる。



コンビは、道行く大型バスをガンガン抜き去り、オリャンタイタンボ到着!

            バックパック、空港の時よりかましだけど、微妙に濡れてた。
                   気にならない程度だから、よしっ!とします。
                    言葉がわからないんで、よしとするしか。。。


バス乗り場の横に、マチュピチュ村(アグアス・カリエンテス)行きの列車
のチケット売り場があり、



ついでに、翌日オリャンタイ発の往復チケット購入。




マチュピチュへ行く前に、今日はオリャンタイタンボで1泊です。



バス乗り場から、オリャンタイタンボ村の家々がある場所まで、結構長いのぼりの坂道。



重くて大きなバックパック担いでいるので、ここは楽してこれに乗っちゃいます。



【動画】こんな感じで石畳に揺られること数分。

移動
  




 
 本日の宿。
 



『安くしてぇ~。』
『もうちょっと、安い部屋はないのぉ~。』

値段交渉を試みるも、他に部屋はないとの事。
                
バックパックの重さと、移動の疲れで粘る元気もなく、
予定金額よりもかなりの出費だけど、他の宿を探さずここに決定。



あっ! 外観じゃ分からんかったけど、結構良いかもここ。




でも、一人で3つもベッドはいらんよ~。
   広すぎるから? 独り身だから? ちょっと、寒い。。。(汗)

                      
                     1泊35ソル 
                     1ソル=約30円
                安いと思うか、高いと思うかはあなた次第。
 



リマでの旅友、けいちゃんにもらった
南米名物指人形と、



宿に荷物を置いて、村を散策。






雨が振ったり、止んだり。
    ちょっと晴れたり。。。




当たり前に、あちこちにサボテン。



変わった花。    




奥に見えるのが、オリャンタイタンボの遺跡です。



数日後に向かう『世界遺産マチュピチュ』ばかりに気をとられていたけど、
来て見てびっくり! この遺跡もすごい!



アグアス・カリエンテス(マチュピチュ村)行きの列車は、翌日午後1時発。

うん! 午前中なら遺跡の中ゆっくり見れるね。


明日、天候が良くなる事を祈って、デジカメのデジタルズームで遺跡の中を撮り、
今日は遺跡の外からの見学。









 村で気になるお店が!


『どこかで、見たような???。。。 似たような。。。』




気になる。。。








 寝る前に、忘れず高山病対策のソローチェピル再び。
 そして、老体に鞭打ちパワーUPのサプリ服用(笑)。
  







  いつかまた高山に挑むかも知れない時のために、
  バックパックに忍ばせて、日本に持って帰ったソローチェピル数錠。
  日本で販売されてない理由は、即効性がありすぎて効き目が強いからかな?
   さぁ、来るなら来てみろ『高山病』! ( ̄ー+ ̄)
  
  



 今夜は、手持ちのクッキーとお茶で夕食終了。

 お母さんに
 
 『無事クスコ到着。オリャンタイタンボに宿泊して、
  明日はいよいよマチュピチュ村へ。』
 
 メールを送り、


 オヤスミナサイ。