Buen viaje! よい旅を♪

訪問ありがとうございます。旅をしたのは遥か前…現在は泥臭く土まみれ油まみれになりながら、何かを作り生きてます

言葉の壁はところどころ通行可能 inスペインGRANAD

2011年06月30日 | '09 スペイン(14日間)

 前回の続き。

 見る場所見る場所、初めてのスペイン グラナダの地で、完全なる迷子。
 道行く人もまばらで、宿の場所を尋ねる意欲も失せつつある時に、前方から来る現地の老紳士に話しかけられる。

 語学力の乏しい私に、その老紳士は英語で、

 『こんな路地裏に、大きなリュックを背負って、君は旅行者なんだろ? 
 どうしたんだい、悲しそうな顔をして、道に迷ってしまったのかね???』


 って事は一切言ってませんし(笑)、言われても私は理解できないけれど、
 心配しているということが十分わかるほどの一言を。



 『Are you lost?』
 (君は迷子になってるのか?)

 と。


 私は彼の言葉に答えて、

 『シィ.』
 (スペイン語:はい。私、迷子でございます。)


 白髪の、小柄な老紳士、ツイードのコートを羽織っていて、身なりはけして怪しいとは思えない。
 どちらかというと、言葉どおり『年老いているけれど紳士』たる風格の持ち主。

 私の中には旅をするときある一定の法則があって、道を尋ねる時は、
 『同年代の女性か、年配の人は、不慣れな旅人を騙したりしないだろう。』と思っている。


 なので、今、目の前の優しい老紳士2人組が話しかけてくれて事は、天の恵みのように感じ、
 宿の住所を書いたメモ帳を見せながら、勇気を出して老紳士にスペイン語で尋ねてみた。


 『キエロ イール アキ.』 
 (メモ帳を指差しながら『この場所に行きたいです。』)

 宿の場所を知っているらしく、2人組の老紳士の一人が宿まで案内してくれる。

 宿へ歩きながら、彼は英語とスペイン語を混ぜ、

 『どこから来たんだい?』

 『ホホォウ、ハポンからかね。』
 (ハポン=スペイン語で日本)

 『僕はね、フランスとイギリスに友達がいて、フランスに行ったことがあるんんだよ。
  日本にも友達がいるよ。でも、日本はまだ行ったことがないんだ。』


 と話してくれ、あっという間に宿に到着(どうやら私は、宿から近い場所をグルグル迷子になっていたみたい)。

 
 

 

 私は老紳士に、何度も『グラシャス.グラシャス.』(ありがとう。)と伝え、 彼はにこやかに去っていった。



 道に迷い、ほとんど旅行者を見かけない時期で、だんだんと一人旅の孤独と冬の季節の
 どんよりとした日差しに、意気揚々と好奇心を満たすための旅に出た事を後悔し始めていた中、
 この出会いに、前向きに頑張る気持ちが出てきて、宿の入口のインターホンを押す。


 名前を告げたら、玄関のロック解除の音が聞こえたので、中に入る。


 誰もいない。。。

 

 エレベータに乗り、宿があるフロアで降りると、受付。
 ネットで予約していたので、名前を告げて、チェックイン(2009年現在で、1泊29ユーロの宿)。

 (スペイン周遊2週間の予約宿は、1泊ほぼ3000円前後で、今から思えばかなり高額だったけれど、
  利用者のコメントが良く、安心して泊まれる宿を選んでます。)
 
Booking.com オンラインホテル予約

 


 スペイン南部 アンダルシア地方と言っても、1月のスペイン。
 室内にいても肌寒いので、エアコンを早々につけ、部屋を観察。

 


 かなり、いい宿(ホテル)でございます。

 


 知らない土地で、言葉も通じない国。

 その場所に、見たい風景や、まだ経験したことのない何かを求めていくことを冒険と呼ぶのだとしたら、

 好奇心の中、不安や孤独も全部ひっくるめて、30歳を越えて中年に片足(両足?)突っ込んでいる私は、
 遅咲きだけど、これからまだまだ冒険したいと思っている。

 冒険は、時に危険で、自己責任という言葉が伴うけれど、始めて運転免許証を手にしたときのように、

 今までの生活から、さらに世界が広がっていく、日常生活の延長線上にあるものだと思う。


 海外旅行に限らず、新たなるモノへ挑戦したことで、命を落としてしまうこと多々あるけれど、

 有名、無名に関係なく、偉業、前人未踏の挑戦にも関係なく、希望や好奇心を持って一歩踏み出した人が、

 今もたくさんいて、先人達の一人一人に忘れられない物語や風景、心情がある。


 一人旅をしていると、なんだか、そんな先人達の仲間入りを果たせたような気がして嬉しくなる。



 膨大な旅人のブログや、たくさんの旅の書籍の中には、憧れる旅の冒険ストーリーやテンポ良い文章が繰り広げられ、
 
 旅に出れば現地人との素晴らしい出会いに巡り合えるかのような錯覚になるけれど、実際はその人の持つ『運』という才能。


 人脈に恵まれている才能は、『出会いを楽しむ事』から始まる気がする。


 語学力が重要だと思いながらも、相変わらずあいさつ程度しか話せない私は、言葉の壁を手持ちの『会話帳』を見ながら、
 今日も、通行可能な小さな扉を一つずつノックしながら通る。

 ほんの些細な出会いの中で、言葉が伝わらないことどちらかというと多くあるけれど(^д^;)、
 伝わった時の感動と笑顔の出会いを求めて。



 

コルドバからグラナダへ

2011年06月22日 | '09 スペイン(14日間)

 2009年1月25日

 スペイン現地時間 朝7時 起床。

 前夜にパッキングも完了していたので、慌ただしくチェックアウトすることなく、落ち着いてチェックアウト。

 前日のうちに、『明日の朝早くチェックアウトするけれど大丈夫?』とスタッフに尋ね、

 『24時間スタッフがいるから大丈夫だよ。』とお返事の通り、無事にチェックアウト。


 1月下旬のスペイン。

 朝7時半になっても辺りは暗く、小雨降る中バス停に向い歩く。

 

 バス停に着いたは良いけど、お目当てのバスターミナル行き『3番』または『33番』の時刻がわからず、

 独りバス停で雨を凌ぎながら、反対車線で待つべきなのか?って言う不安もあって、

 『タクシーで行った方が確実かな?』

 と自分の中で、意思格闘技いや、意志の葛藤(笑)。


 わからないまま、目の前を通るタクシーもほとんどなく、20分ほど経った頃バスターミナル行きのバス『3』が。

 車掌に確認して乗り込み、バスターミナル到着(1.10ユーロ)。

 


 コルドバからグラナダへの移動は、ALSAというバス会社を利用。
 (片道15.43ユーロ 内 保険1ユーロ ネット予約手数料2ユーロ)

 このALSAは、当時(2009年)日本にいながらにして、ネット予約チケット購入が出来、
 便数もたくさんあったので、日本出発前に予約済み。 
 (現在は、ネット予約購入が出来るのかわかりません。)
      ちなみに、ALSAのHPはこちら。
            ALSA

 

 プリントアウトした予約チケットを、日本から持ってきてはいるものの(下写真のカラーコピー)、



 『バスに乗る前に、車掌にパスポートと予約チケット見せれば乗車できる。』と利用した方のネット情報だけなので、

 果たして予約できているのか、席はあるのかという確認のためにも、ALSAの窓口で、

 プリントアウトしたチケットを見てもらう。

 
 


 窓口スタッフさん、見慣れないチケットを見て、いろいろ調べPCをつつき、予約料金支払済みチケットだと確認したご様子。

 チケットを発券したもの(ホッチキスで留めた2枚綴りのレシートのようなもの)を渡され、
 
 『乗り場は、10番よ。』と教えてくれる。

 ネット情報では、プリントアウトチケットで乗れると書いてあったけれど、窓口で確認して正解だった。


 時刻は9時。
 駆け足で巡ったコルドバを出発。
 


 異国の風景を見ながらの移動は楽しい。

 

 例えそれが、あいにくの曇り空でも。

 

 数え切れないオリーブの木々、何畝も続いている景色を見ていると、
 スペインが世界1のオリーブ消費国だと納得するほどに、車窓からは、
 オリーブ オリーブ オリーブ オリーブ・・・ 時々 オレンジが見える。


 バスの中は、シーズンオフなので観光客も少なく、私はゆったりと寛ぎながら、初めて見る景色と、
 日本を離れ、自分にとっては初めての長期(といっても2週間)旅行で、改めて遠くまで来たことに、
 不安と孤独と、『今のところ、無事に旅出来てるじゃん自分。私もやれば出来るね。』 安堵の気持ちが湧いてくる。

            長期間に亘って、初めての土地を旅をしている独り旅の旅人たちを、
            改めて『すごいなぁ~』と尊敬します。


 『グラナダって、どんなところだろう。』次の町への期待感も高まり、
 約1時間30分後、グラナダ GRANADA 到着。
 

 バスターミナルから、町の中心部へのバスに乗り換え、ちょっとした言葉の疎通で、

 目的地のかなり手前で下車( ̄- ̄;)

 

 ガイドブックを広げ、とにかく自分の現在位置を確認し、目的地まで約1km。

 バックパックを背負い、約1km歩く

 荷物の重みが肩に食い込む。


 行き先が正しいのか確認しようと、ついつい乗客に話しかけ、動き出したバスの中、話しかけた相手が悪かった。

 きっとここグラナダの地理に詳しくない人だったのだろう、

 『次の停留所で降りるんだよ。同じ停留所だから一緒に降りよう。』と言われるままに降りてしまった。

 下車した後、相手に再度確認すると『間違えたっ!』と、申し訳そうな顔をされ何度も謝られた。


 スペイン人尋ねられると、なんとしても(親切心から)目的地への行き方や、道を教えてくれようとする。
 その想い嫌いじゃない。

 しかし、時々、『ホントは知らないんだけど、たぶんコッチじゃないかしら。』
 的なニュアンスを含んだ答えを返してこられるのは、しんどい(面白いこともあるけど、しんどい)。
 体力ある時は、教えてもらった道が『アリャリャコッチ違ってるよ~』と迷子になっても、
 迷い込んだ風景を楽しむ余裕がある。

 早朝起床で、昨夜はポテト腹、しっかり朝食を食べていない状態で、
 1kmも、約1kmも!!!
 15kgの荷物を背負って歩くんは正直しんどいです(たった1kmで愚痴っている私は、ただの運動不足中年)。

 『頼むから、知らないなら『知らない!』って言ってちょうだい。』

 『親切にしてくれるのはありがたいけれど、曖昧な情報は辛いです。』

 宿の場所がわからず、歩くペースも荷物の重さに増す増すゆっくりになり、道行く人に尋ねる勇気が出ないまま、
  
 地図上で宿がある(であろう)近辺を歩き回り、心の中で旅への無謀な挑戦に少しずつ後悔し始めてきた。


 宿が近いはずの路地裏を歩き疲れ、前方に老紳士2人組を目にして、道を尋ねようか悩んでいると、
 
 その2人組の老紳士が私に話しかけてきた。


 英語で




駆け足でお送りする、コルドバ観光

2011年06月16日 | '09 スペイン(14日間)

 2009年1月24日

 おはようございます。
 コルドバ2日目は、だだだだだっと街を観光します。


 宿で朝食をいただいて、街に繰り出し、見えてきたのはアルカサル(城)

 

 見学料金4ユーロ(2009年現在)

 

 14世紀前半にカスティーリャ王国のアルフォンソ11世によってイスラム王の宮殿跡に建てられたゴシック様式の城。


 

 この城は、新大陸発見の航海に出発するコロンブス資金調達のために女王に謁見した場所でもあります。

 
  

 現在、内部はローマ時代の石棺や、モザイクなどを展示した、

 

 博物館になっておりま~す。

 
      
 カラフルなモザイクを使わず、約1センチほどのモザイクで創りだされてて、根気と元気のなせる業!
            よっ!これぞ職人技 すご~~い。




 天気が良ければ、きっと綺麗な眺めが見えるであろう塔から、

 

 微妙なアングルで、微妙な景色を眺め、

 


 中庭を見て、

 

 水を見て、

 


 時に、フラメンコショーが催されるイスラム式庭園へ。

 

 どの辺がイスラム式なのか、ガイドもいない私は知るよしもないですが、ガイドブックにはこのように説明してあります。
 『イスラム式庭園』と。 

 
         


 まぁ、なんということでしょう。青空が見えてきたではありませんかっ! 


 

 天気良くなってきたぁ~!
 そりゃ、いつもいつも私が旅するときは雨ばかりじゃ、つまらないってもんでござんすよ。
                   日頃の行い良いってことなんだろうか。。。汗
    

 
 『猫山さん、そのオレンジは食べれないよ。』

 

  しかし、くず入れの中は、誰かが試食にチャレンジした残骸がっ!


 
 日が射してきて、青空の下オレンジの木々を写せばいいものを、ついつい遊んでしまいます。

 



 さて、猫山さんはどこにいるんでしょうか???





 こっこ、こっこ。 こっこで~す! 
イモト風に登場(笑)

 
         わかりやすかったですね(苦笑)。


 

 この樹、どうやって剪定してるんだろう。。。?
 



 アルカサル見学を楽しんだ後は、スペインに3つしか現存しないシナゴーグ(ユダヤ人教会)  


 へ向い、着いたところで、

 


















 只今、工事中(T◇T;)
         まぁ、こういうこともたまにはあります(ほんとにたまにか?)。
 




 街歩き再び。

 


 前方に、見覚えのある犬が!

 

 『あれぇ~、飼い主さんいないんかな???』
 
 


 

 とってもおとなしくって、子供達にお触りタイムで立ち止まったりして、本当に賢いワンちゃん。

 飼い主さんがいないのかと心配してたら、3枚上の写真のレジ袋引っさげてるおじさんがご主人様でした。
         小走りに後追う姿が、いつもの散歩のスタイルなのだと物語ってた。






 どんどん歩き、広場を抜け、背の高い柵で囲まれたこの場所は、市庁舎ローマ遺跡

 


 市民が多く行き来する、街中の時計店のウィンドウ、

 


 てっきり、ディスプレイかと思って近づいて見たら本気、銃弾の跡だった! 
           果たして、この穴から強盗お目当ての時計は奪われていったのだろうか???
 



 街中に教会たくさんある中で、ここはサン・ミゲル教会

  
   


 パッケージは、かのダリがデザインしたことで知られるチュパチャップスの、どデカ・ガチャガチャ

 
         商品は、アメじゃないのね。




 お衣装が、南米チックな第2街犬発見。

 





 さて、そろそろお昼ご飯。
 お客さんの入りが多い、このお店TABERNA DE PEPIに決定。

 


 ランチ10ユーロ。
 パエリャとポークカツチョイス(デザート付き)。

 

 大繁盛の店内、皆さんパートナと共に来店ですが、私お一人様ですが何か?

 
        店員さん、アジア女一人旅に慣れてらっしゃるのでしょう、優しいです。


 そして、このお店超あたりでおいしい~です!

 なぜそう思ったか!???

 それは、スペインで何度か食べたパエリャのなかで、
 サフランの香りを最も芳しく漂わせていたから!!!
       香りもなんもない色粉ちゃうでぇ~!
       カツはイマイチじゃったけど。パエリャは豪華な具も無いにもかかわらず(笑)、絶品!



 

 デザートFlan (プリン)をいただき、満腹満足ご馳走さまです。






 メスキータのオレンジの中庭に入って、ぼぉー(=。=)

 

 疲れたので、前日同様、宿で昼寝。

 
          部屋の窓から見えるレモンの樹。


 夕食を食べに出かけます。


 ワインに、ポテトサラダ(エンサラダ・ルサ)。

 


 店員におすすめ尋ねたら、これ勧められました。
 
 



 おいおい、2プレートともジャガイモじゃないかっ!
  わしゃ、ドンだけジャガイモ好きに見えとんじゃっ!(`ε´)

   


 どこからともなく、『北の国から』のテーマ曲が流れてきました。
            もちろん私の頭の中で!笑

 ら~ら~ららららら~らら♪


 『拝啓母さん。僕は、スペインに来てこの夜はじめて、食べ物を残しました。
 母さん、ごめん。』

        

 『でも、芋ばかり(しかも脂っこい芋)食べれません。
 母さんの肉じゃがなら、どんぶりいっぱい食べれるのに、同じ芋でも難しいです(;_;)。』



 
 宿に戻り、
 
 


 少し下げ気味のテンションで、

 

 部屋に入ると、ドドドッッ!と疲れが。


 疲れたときには、友人のマダムに勧められた『にんにく玉』またの名を中年の強いミカタに助けを求めます。

 


 そして、年を重ねるごとに忘れた頃襲ってくる筋肉痛が、今回『夜分遅く、こんばんは』と。
             いったいいつの事なのか、思い当たることさえわからない。。。      


 しか~し、こんな事もあろうかと、準備万端、用意周到、鎮痛剤!

 
        さすが、A型中年女! しっかりしてる~。




 寝酒の準備もOKで~す!

 


 さぁ、明日はグラナダへ移動。
 目覚ましセットで、コルドバ観光2日目無事終了。




コルドバ到着初日の夕暮れ街歩き 

2011年06月11日 | '09 スペイン(14日間)

 2009年1月23日 スペイン コルドバ 現地時間:午後14時過ぎ

 コルドバ観光の目玉世界遺産 イスラム教とキリスト教の混合建築『メスキータ』
 見終わったことだし、

 う~ん、何しよう。。。

 そうだ! 街歩きしよう!
                      またかいなって言わないで。(笑)

 
 あいにく天気は曇りだけれど、雨が降っていないから、傘を持ったり、雨を心配して
 写真を撮ることもないので、街歩き楽しめる(はず???)。

 
 楽しくなりそうな、オレンジの中庭で、平和の象徴白鳩さんを発見。
 友達になれるかなぁ???
 『お~い! コッチ来て写真撮ろうよ。』
 


 『そんな目も合わせんと行ってしまうんかいなぁ。。。(TOT)』
 


 鳩との素敵なショットを撮ることが出来ないまま、気を取り直して、散策開始
 

 おっ! 第一町犬発見!
 
         かしこそう~。


 いろいろ小道を歩き、偶然にガイドブックに掲載されている、旧ユダヤ人街『花の小径』
 にたどり着き、
 

 
 サクサク歩いて、ライオン顔のポストを見つけ、
 
              表情、何かに驚いてる???

 本来のスペインのポストはこちら
 


 日暮れになり、いったん宿に戻って、
 


 寝る!


 なれない移動と観光で、ここに来て年相応に疲れが押し寄せてきました。

 数時間の仮眠後。。。

  
 とっぷりと日が暮れて、コルドバの町も、昼とは違う景色に。
 

 う~ん、ムーディー。
 

 コルドバの夜景を眺めながら、か弱い娘は、この場に居れる幸福、そしてこれからの事をふっと考えたりしたかも~。。。
 

 




 『うっ! ダメだ腹減った。ご飯食べないと思考停止しそう。。。(>д<)』
  

 ということで、今宵のご飯を食べにレストランを探し街歩き。
 やっぱり、花より団子でっせぇ~♪ワッハッハッ!

 

 オフシーズンで、どのレストランもほぼ閑古鳥状態。。。
 そんな中、今夜のお食事はこのお店に決定! 『PIZARRO』
 


 
  なににしようかなぁ~。。。


 まずは、『ウン・セルベッサ ポルファボール.』ビールくださ~い)。
 

 南部名物の冷製スープ。Salmorejo
 

 ジャガイモのサラダPatatas Bravas 
   
 
 どっちもおいしくて、つまみのオリーブがこれまたビールのあてに超合う!

 『ウン・セルベッサ ポルファボール!』
 

 南部名物もいただいて、ビール2杯、とっても満足お腹いっぱい。

 『ごちそうさまでした。』
 

 ライトアップされた、メスキータの『アルミナールの塔』を見て、
 

 コルドバ観光初日、無事終了。

 



 おやすみなさい。












   って、余談の余談で、心霊現象とか信じてない人もいるご時世ではあるけれど、
   信じちゃってる私は、この夜就寝後夜中に目が覚め、部屋の中にたくさんのの光がフラッシュのように
   瞬く現象を目にして、不思議とびびらず再び眠りにつきました。

           信じるか信じないかはあなた次第!
                  ちょっぴりこわ~い!!!?


異宗教の多様式 不思議な建物『メスキータ』

2011年06月09日 | '09 スペイン(14日間)


 2009年1月23日

 時刻は、現地時間午後15時

 街歩きでぶらぶらするにも飽きて、こんな時間から、宿に戻るわけにも行かず、ちょっと中途半端。


 翌日に見学しようと思っていた、世界遺産『メスキータ』を見ることにします

 免罪の門をくぐり、メスキータの敷地内にあるオレンジの中庭見学は無料。


 
庭を囲む回廊を突っ切って、いざ見学料金払ってチケットゲッツ!(8ユーロ)
 
 シュロの門を通り、中に入ったとたん絶景が目の前に広がりま~す
 

 わぁぁぁぁ~すご~い!!!
 馬蹄型アーチ圧巻じゃ~(☆□☆)
 

 すごいすごぉぉい!
         (『すごい!』しか言えないのかって?言えないんです!
 
 人少ないから、ゆっくり見学できるけど、人の少ないのがちょっと寂しく感じるかなぁ~。。。
  
                  すごい! 少ない、寂しくて、チョイ寒い。。。

 って、この時の私の感想は置いといて、この建造物の説明を織り交ぜながら進めていくと、



 この『メスキータ』は、コルドバの地がイスラム王朝時代786年に建設が始まり、
 
 

 その後増改築された、世界最大級のモスク

 総面積は2万4000平方メートルの広大な敷地で、オレンジの中庭とモスクで構成。

 馬蹄型アーチは、約850本あり、
 

 中央部分には、13世紀後半キリスト教徒勢力に奪還された後、
 

 本格的には15世紀末に多くの馬蹄型アーチを破壊して、築かれたゴシック様式の主礼拝堂がある。
 

 改築部分は、ゴシック、ルネッサンス、バロックの各様式が混在しており、
 

 

 

完成まで約240年という歳月が費やされたそうな(以上『ワールドガイド スペイン'07』)より。
 
 


 
 この建物の特徴はなんと言っても、異宗教、多様式の混在した不思議な空間。

 中には、金で装飾されたこんな豪華なものがあったり、
  


 当時の貴重なものを展示していたり、
 


 こんなものや、
 


 あ~んなモノまで。 
 


 あ~んなモノ。。。
 
      不思議な空間。。。(^д^)


 
 ガイドブックによると、みどころはMihrab(ミフラーブまたはミイラブ)。
 

 メッカの方向を示す、壁面のくぼみであり、モザイクの模様やアラビア文字の装飾がすばらしいとのことです。
 
 もっと、お近づきになってみて見たいのだけれど、柵があって入れない。。。

 個人的には、Mihrab近くの天井の模様が細かく違っていたことに、感動してました。
 

 それでも、やはりこの馬蹄型アーチの壮大な眺めには、
 

『コルドバに来て良かった!』と思うほどに、一番心奪われ長く見ていた気がします。
 

 



 

 時計の針は、午後16時を回った所を指し、世界遺産『メスキータ』見学終了です。
  
               そして再び、街歩き(笑)。



スペイン南部 コルドバへGo!

2011年06月05日 | '09 スペイン(14日間)
 2009年 1月23日

 マドリード アトーチャ駅 
 荷物のセキュリティーチェックを通過して、出発時間待ち。
 
 カフェで朝食。
 
 歯ごたえありのパニーニに、生ハムとルッコラ。朝から、かなりの満腹感です。

 
 マドリード9:05発 コルドバ11:09着に乗車。
 

 AVE(日本で言うところの新幹線)オシャレな車両ではなく、

 
 こちらの、ALTARIA(50.40ユーロ 2009年当時)。
              荷物は、大きかろうが小さかろうが、車内持込でございます。
 
 


 
 3日間滞在したマドリードは、良い天候に恵まれなかったから、
 次に訪れるアンダルシア地方の天候に、ついつい期待してしまいます。
               どうか、太陽の降り注ぐ良い天気でありますように☆
 

   
           
 乗車後に、チケット確認、配られたレンフェからの???なもの。
 

 マッチ箱程度の大きさの箱を開けてみると、
 
     イヤホォン♪
     もらえるものは何でももらっちゃう~ぐふふふ。 
      ただ一つ、悲しいのは、音楽を聴くための装備がこの車両にはなかったこと。。。
         乗客みんな、数分間ありもしない穴探しに没頭。。。笑


 コルドバ到着。
 

 スペインでの宿は、すべてネットで予約済みなので、宿がある場所をめざし移動。
 タクシーなんて、羽振りが良いことは出来ないので、路線バス(1.1ユーロ)に乗り込みます。
  (今から思えば、このスペイン周遊の時の宿代って、かなり高額だったなぁ~っ。)

 
 バスの運転手と乗客に尋ねて行き先は確認したけど、どこで降りればいいか、実は聞き取れなくて乗車中ドキドキしまくってました。

 不安な気持ちのまま乗車して、間違って降りることを想定していたら、
 一人の乗客が、降りる時に『あなたもここよ。』と一緒に下車して、バスが去った後、
 100mほど歩き広場を抜けて、宿まで続く道をわざわざ案内してくれました!!!

        案内してくれた方は、来た道を戻って行き、
            なんと言うありがたく、お優しい方なんでしょう! 感激です♪   
          

 『地球の歩き方』の地図は、時に見難くて、私にとって『地球の迷い方』になることがたま~にあり、
 実際、この時も後者になりかけて、広場のどの道を行けばいいのかさっぱりわからない状態(方向音痴?)。
              いやぁ~、こういう人との出会いで、ますますスペイン好きになります

 バスを降りて、宿に続く道がある広場は、『テンディーリャス広場』
 

 世界遺産メスキータをめざして歩きます。

 宿は、世界遺産『メスキータ』の前。
 

 『パティオ』がある、その名も『HOTEL LOS PATIOS』。
 

 こじゃれた部屋ぁ~。
 
         

 部屋に荷物を置いて、コルドバの町の街歩き開始。
 

 
 ローマ橋を渡り、
 

 対岸に見えてきたのは、『カラオーラの塔』
 

 この塔は、イスラム教時代に要塞として築かれたもの。
 現在は、歴史博物館になっているので、せっかくなので中に入って見物します。
 見学料は、3ユーロ。
 
 ちなみに、私は33歳。
 受付係が、私のあまりの美貌若作りに、『学生さんでしょ?学生は3ユーロよ!』勘違いして、
 若く見えるけど、学生じゃないですよぉ~(汗)。』
 と、外国語に不慣れな私は説明できなまま、学生料金を支払って見学してます。
                若く見える美貌って、罪よねぇ~(笑)。ごめんなさい。
      
 博物館は撮影OK!(フラッシュ禁止)。
 

 イスラム教時代の、歴史を感じるジオラマなど展示してます。
 

 

 

 屋上に続く階段を上がり、
 

 雨は止んでいるけど、少し冷たい風が吹く屋上へ、
 

 カラオーラの塔から、ローマ橋を見下ろします。
 

 (この写真は同じ場所から、フィルムカメラNATURA CLASSICA撮影。)
  
 このローマ橋は、ローマのアウグストゥス帝の時代に築かれた橋で、戦争のたびに破壊と修復が
 繰り返され、現在の橋は基礎の部分だけがローマ時代のものです。

 
 コルドバの世界遺産は、コルドバ歴史地区
 旧市街の町の一部が、世界遺産に指定されています。
  

 迷路のように入り組んだ小道や、
 

 

 アンダルシアといえば思い描くオレンジの樹があったりします。
 
   空腹で困った時、『このオレンジ食べちゃえばいいかも???』って思ってたら、このオレンジ食べれないそうです。
             試食してないけど、まずいんだってぇ~(笑)。

 
 

最近の徒然ごと

2011年06月02日 | 日々徒然(あみぐるみや日常)


 皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。

 ここ2~3日、ブログの訪問者数(IP)が、100越え続いてびっくりしてます

 Gooブログでのアクセス解析なるものを見て、訪問増加の理由は単純明快でございました!!!

 それは。。。
 先日、NHKの番組でエベレストベースキャンプからの生放送!があったからぁ~!
 検索ワードで引っかかってくれちゃったわけでございます。

 検索で来られた、登山家、登山好き、山屋、はたまた山ガールなどなど、
 何かを御期待されました方におかれましては、このブログにお越しいただいたのに、

 たぶん、ガッカリ( ̄□ ̄|||)されているのかも知れません、いや予測ではなく実際ガッカリしてますよね。。。
 ガッカリされた方、スミマセン。
 素敵な写真もなく、披露する知識も経歴もない私が、普通に旅した(だけの)話です。
      (ブログって、公開日記ですから、何を書いてもいいわけですけどね。それでも、何か申し訳ない気がして。

 先ごろのブーム(流行)にのって、ふいに『エベレストトレッキング』にどうしても行って見たくなり、
 数々の山の名前も知らないままに挑戦。

 しかも、その様子をブログに綴るのは、スペイン、中南米を終えてかなり先(汗)。 
      


 検索できた方で、もし何かトレッキングや、他の旅に関して、私のあさ~い知識の中で、
 お役に立てることがあれば、尋ねてください。
      訪問100も超えてるのに、コメントないからコメントあると超!嬉しいです
       って、結局はコメント募集お願いになってるこの内容



 検索とは別に、いつも訪問してくれるそこのあなた! 君! au加入者のYOU!
 なかなか、会って話する事は出来ないけれど、ありがとうございます!

 うさぎ年の年女、先日いよいよアラフォー、30代後半が始まりました。
 歳を重ねるたびに、不安にもなるけど、先人達のパワフルな生き方を見て、
 これからの1年に期待し、ドキドキワクワクしてます。


 前を向いて生きていれば 運の花が咲く日が来る


 ジャンボ宝くじを握り締め、ドキドキワクワク3億円!
           獲らぬ狸の皮算用。。


 これからも、36歳になった私とブログ共々、よろしゅうお願いいたします。

 コメントまってまぁ~す。
              エロコメは嫌ぁ~よ