Buen viaje! よい旅を♪

訪問ありがとうございます。旅をしたのは遥か前…現在は泥臭く土まみれ油まみれになりながら、何かを作り生きてます

【マチュピチュ】アグアス・カリエンテス 足止め2日目の午後

2010年05月31日 | '10 ペルー(中南米3カ国・16日間)
 おことわり : 足止め2日目、ほとんど写真を撮っておりません。文字ばかりの記事ですが、ご了承ください。 

 では、つづきをどうぞ。



* * * * * * * * * * * *



 支給されたご飯をおいしく頂きます。



 『ごちそうさまです。』
          (ちょっと足りない気がするけど、贅沢いっとられんね。)


 食事を頂いた後、することがないので、前日情報をくれたツアーの添乗員さんがいる宿へ向かう。


 いない。。。。

 優しい添乗員さんがいない。。。
                客もいない。。。


 仕方ないので、自分とこのツアー客(8名)で、いっぱいいっぱいの軽くパニック起こしてる添乗員さんがいる宿へ。

 お会いできるかわからないし、情報あるか?くれるか?わからないけど

 とにかく、何でもいいから情報収集。



 おっ! 宿の前に居ました、大手ツアーの添乗員。
            (相変わらずいっぱい、いっぱいに見える。笑)



 不安で(?)いっぱい、いっぱいになりながらも、情報をくださいました、大手の添乗員さん。
            まぁ、私も『あからさま』にパニックですけど(笑)



 情報はというと。。。


 その1

 日本の会社に連絡して、ツアー客だけでクスコまでヘリのチャーター機を飛ばせるか検討中

          これは、バックパッカーの私には関係ないのでスルー。




 その2
 
 ヘリコプターのチャーター機が無理だと、
 年齢順で搭乗してるから、ツアー客含め若い人は当分先になる。

          その、【当分】ってのがいつになるやら見通しつかないらしい。


 

 そして、この日、プチパニ添乗員(ぷちパニックを略しま~す)が言った中で


 一番の重要情報が、これ 

 ↓


 『私はペルーの大使館と連絡取れて、何か動きがあれば、私に大使館から連絡がある。』と。



 な、な、なんですと???

 聞けば、大使館と電話が繋がったと。


 そして、大使館から日本大使館員がアグアス・カリエンテス(被災地)に来る時は、

 プチパニ添乗員の携帯に連絡があると。 
 

 私は大使館への電話繋がらなかったけど、添乗員から話を聞いたこの時は

 『あぁ、日本大使館も動いてくれてるんだ。良かったぁ~。』って。


 
 安堵しましたが、まぁ~この後、このプチパニ添乗員の話が発端で、南米の旅最大の

 ショッキング~!な出来事が、私を襲います。



 情報をくれたプチパニ添乗員に御礼を言い、再び広場ですることもなく、まったり~。


 日陰で休みます。

  

 外人さんたちも、みんなのんびり~。


 

 時間が、ゆ~るく過ぎて行き、ヒューマンウォッチングをしてたら。。。


 目の前を、見覚えのある人が通り過ぎて。。。。って?



 あっ!




 あぁぁぁぁ!!!




 『まさ君!!!!』


 世界一周中の関大生まさ君と、初顔合わせの日本人がもう一人っ!
まさ君との出会い



 まじで叫びだしそうなほど、嬉しいんですけど~~~!!!


 日本人ツアー客以外会えなかったから、今夜の宿の事とかチョイチョイブルーになり始めて、

 日本人バックパッカーに会えて嬉しい!!



 まさ君と一緒に居たのは、これまた超かっこいいイケメンのたか君
              たか君は、アメリカ留学しており、英語バッチリ。
 
 
 二人に、いろいろ情報をもらい、

 『じゃまた。』


 っと、さらぁ~っとお別れ(涙)。




 さらに、この数時間後の夕方近く、日本人男子4人組発見!

 
 この4人組、アジア担当・まとめ役(有志の人)に、村にいる日本人全員の名簿作成頼まれてます。

 ただでさえ、情報がないのに、日本人がどこにいるのかなんて探すって、大変だよ。。。
      

       
   現時点で、情報が錯綜中のペルー
        ボランティア本部も、PCが壊れたり、データがあっちやコッチで錯綜中。





 とりあえず、先ほど『じゃまた。』と別れた、まさ君達を探し、再び夕方広場に集合。



 
 まさ君、たか君と宿の話になり、私の今夜の宿は、


 『ん? そこに見えてる建物(民間の対策本部)の中。』って話すと、

         
             ↓  向かって右側奥。 
 


 

  天使の声が。。。。














 『俺らんとこで良かったら、来ますか? 女の人一人じゃあぶないっすよ。』















 


 まじかっ! マジにいってんのんかっ! 




 『部屋狭いし、ベッド一つしかないから、嫌かもしれんけど、

  俺らは全然気にしないんでいいっですよ。』






 社交辞令で、はじめは遠慮してみましたが、2度確認して素直にお言葉に甘えます。



 もう、2人の優しさにびっくり!!!!


 そして久々に女性として見てもらってるんで、完全にお姉さん恋に落ちましたわぁ~。




 こんな機転がきいて、男気ある男子、町内にはいなぁ~い!!!!

                 心の中で叫びます。
 
                 南米の中心で【変】を叫びます。
                        ↓
             『なんで、町内男子は優しくないんじゃぁ~?!』
            仕方ありません、私か弱い女にもかわいい女にも見えないんですから(号泣)。
 



  
 

 ほんとに、ありがとう!!!超ナイスガイのまさ君&たか君
 
 
 のりこ、年齢があと○才若かったら、間違いなく二人に本気で恋してたわぁ~。

 さすがに、一回り以上はねぇ。。。(笑)
          何のとりえもない私なんか、ポイッ! されちゃうでしょ。
              そんなのつらいじゃない、わかってても。。。グスン




 ってなわけで、

 二人の機転に甘え、宿へ。


 オーナー不在を確認してこそっと入り、部屋到着。

 目に飛び込んできたのは、




 




 ベッド小さっ!!!!




 二人が寝ていたベッドを、私が半分借りて、たか君が床に寝ることに。
 
                   たか君、腰痛かったやろ~。
                   朝、寒かったやろ~。ごめんね。
                       でも、ありがとう。         
 
 そして、ベッドの半分にはまさ君が。




 疲れてるんだけど、若い男子と一緒っていう興奮状態でもあり、


 シャワー浴びる元気もないけど、ベッドの上では心臓バクバク。


 

 ま、ま、まさ君、そないに端に行かんでも。。。(汗)
 

              


 じゃ、電気消します。


          バクバク!



 オヤスミナサイ。

 




 1分後 バクバク!











 2分後  バクバク! 













 3分後  ドキドキ!

















 4分後 トキトキ。。。          
















 5分後 Zzzzzzzzz爆睡


       どんなに乙女心をときめかせても、年と疲れには勝てません(笑)。











 ほんとにほんとに、心よりまさ君たか君ありがとう。







  マチュピチュ災害 足止め2日目  アグアス・カリエンテス

                          無事就寝

 

 

【マチュピチュ】アグアス・カリエンテス 足止め2日目

2010年05月24日 | '10 ペルー(中南米3カ国・16日間)
 昨日(1月25日)、そういえば、忘れちゃいけない大事なことがあったのを、

 すっかり忘れてましたっ!

 それは、夕方になって初めて大使館へ電話したこと

 
 電話したからといって、一個人のバックパッカー相手に何とかしてくれるとは思ってないけど、

 なんとなく、連絡したほうがいいように思えて電話した。

 【地球の歩き方】に載ってる緊急連絡先に、実際電話することになろうとは。。。

 
 ドキドキしながら電話した結果、





 結局、繋がらなかったんですけど~。

 緊急の、番号案内が流れて、そっちへも電話したけど、さっぱりつながりませんでした(汗)。



 さて、日付変わって 2010年1月26日 

 
 宿の騒音とドアをノックする音で目が覚め、


 『 チェックアウト 9時だから、早く出てよね。』

 と、宿のお姉ちゃんに言われ、時計を見ると8時30分!


 もう、ホントに嫌ッ!

 宿に泊まれなくってもいいぐらいに、今日は野宿してもかまわない!と思えるぐらいに、

 なんだか、朝からブルー、になってきました。



 
 大きなバックパックを担いで、トボトボと当てもなく村を彷徨う。


 前日に、一緒に写真を撮ったタイちゃん夫妻に再会し、

 タイちゃん、ひとりで行動している私を、それはそれはたいそう心配してくれて、


 『何かできることあったら、いつでも宿に来てなぁ~。』と。 


 今のところ(今日のところ)、まだなんとか大丈夫な私です。


 タイちゃん夫妻とぶらぶらと行動を共にして、気がつけば駅。

 駅のフェンスに張り紙。

 

 内容なんて、わかるはずもなく、

 

 とりあえず、見るだけ見る。


 
 駅の入口には、またまたオシロカップルに遭遇。 
             
 オシロと、現状をお互いつたない英語(笑)で話し合って、なぜかメアド交換。

 

 今日も、『ペルーレイルの運行再開』の様子はまったくなく、


 オシロに別れを告げ、


 再びタイちゃんと、話をしているうちに、偶然にも同じAU加入者と判明!

 タイちゃんバッテリーが切れて、職場に連絡できず困っているとの事なので、

 一石二鳥で、タイちゃん夫妻の泊まっている宿にお邪魔することに。

          バックパックを担いでウロチョロするのも疲れた。


 宿で充電中、まぁ~~~たりと部屋で過ごします。


 約1時間後、充電完了。


 いつまでも、新婚さんのお部屋に長居をするわけにもいかないので(汗)、 


 他の日本人を探すことと、情報を得るため、タイちゃんと別れ広場へ向かいます。     

 広場では、仮設の救護施設があったり、今現在足止めされている人を把握するための、

 受付窓口が設置され、

 

 建物の1階の窓口で、私も『氏名 年齢 パスポート番号』を記入します。

     この日、記入用紙を数枚書かされたんだけど、結局役に立たないままだった気がする。。。


 建物の中に入ると、無造作にバックパックが置いてあって、どうやら宿に宿泊しない人は、

 ここで寝泊りしているみたい。



 
 バックパックを担いだまま、本日の寝床を探し彷徨う私。。。


 警備にあたっている、ペルー軍?、ペルー警察?の人が、私を見て、

 『只今、こちらのお部屋が住民もおらず、
 オススメのお部屋ですけど、いかがデスカ?』

  

 的な、ジャスチャーで案内してくれました(笑)。


 ここ、写真では伝わらないけど、空気がとっても悪い!!!

 オマケに、窓ガラスがない箇所がある。


 泊まったら、絶対体調悪くなる!て、瞬時に思った。

 同じ建物内部でも、他の部屋はまだ全然まし。

 ここは、さすがに誰も寝泊りしたくないって、そりゃ思うよ。。。って感じの場所です。


 こんな、超ブルーな場所を見ても、まだ宿探す気になれず

 どんどんブルーになりながら、ペルーに来てついに覚悟しました。

 
 最悪、今夜はここで寝ることになるかも。。。と。




 どうとでもなれっ! というか、どうすればいいのかわけ分からん! となり

 不安満載の心情のなか、この時雑魚寝を覚悟した自分が、

 この旅で初めて強くなった気がしました。

             いや、ほんとこの部屋環境悪いから!!!                  





 荷物の置き引き、引ったくりに、厳重注意!

 なのが、海外旅行の鉄則ですが、もうね疲れちゃった私。


  
 盗られたら、盗られた時じゃ!


 と思って、この部屋に、バックパック置きっぱなしにし、広場へくりだします。

         私だけじゃなく、泊まってる人みんな荷物置きっぱなしにしてましたから、
                  きっと大丈夫!
   
 






 



 偶然にも広場近くで、食事の配給が行われてました。

 超ラッキ~♪
 

 もちろん、私も並びま~す!


 
         
      どんな食事かは、下記:貼り付け動画参照。


 気持ちはブルーになっても、この日は天気が良いのが救いです。

 青空の下で、のんびりしてると、ほんのつかの間だけど不安も忘れますもんね~。 
    


 配給されたお食事、頂きます。

 
 マチュピチュ災害2日目
 



 


 
 

 

【マチュピチュ】アグアス・カリエンテスで避難民

2010年05月19日 | '10 ペルー(中南米3カ国・16日間)

 2010年1月25日 午後

 陸の孤島と化したアグアス・カリエンテス


 宿に引きこもるわけにもいかず、天気もいいので外へ出て村を散策。

 
       賢そうな、ワンちゃん。
  



 せっかくなので、ここアグアス・カリエンテスの名前の由来となった、

 温泉へ。


 アグアス・カリエンテス とは スペイン語で『温泉』とか『熱い湯』 と言う意味。



 村のメインストリートを上へ歩いていくと、温泉の受付窓口(?)があり、
 
            写真の奥は、村のメインストリート。

 10ソル払います(2010年1月現在)。


 地元の子供たち、お姉さんに『入っちゃダメよ~』と言われながらも、遊びに夢中。
  


 
 受付から、川沿いをさらに歩く

 

 
 橋の真ん中で、来た道を振り返る。

 
 
 山に囲まれて暮らしている私にとって、山は見慣れているのに、

 アンデスの山々は、日本の山とは、また違う神々しさがある。




 アグアス・カリエンテス 温泉到着。

 


 お金払ってここまで来てるけど、この写真が撮りたかっただけなので、

 入浴シーンはございません(汗)。

 
 ガイドブックによると、ぬるいらしいです。あと、微妙に濁ってます。。。(笑)

 う~ん、お風呂が恋しいけど、見る限り、入りたい気分にならない色加減。




 温泉をあとに、再び村へ、


 マチュピチュへのバスも、この日は動くこともなく静か。

 

  
 駅の構内は、今のところ出入り自由。

 

 
 ペルーレイルも静か。

 

 

 天気が良いこの日は、夕方に再び雨が降り、



 雨宿りついでに、お腹すいたので近くの食堂に入り、

 ピスコサワー飲んで(やけざけ?)、

 
          う、泡多い。。。卵白抜いてもらえばよかった(汗)。

 
 ペルー料理のロモ・サルタード
 牛肉を細切りにして、タマネギ、ピーマン、ポテトと炒めたペルー伝統料理。  

 ガッツリ食べます。
 
 

 
 帰り道、雨は、降ったり止んだり。

 
 混雑しているネットカフェ。


 夜の帳が下りると、人って心細くなるんですね。

 この時、私の寂しい気持ちは、MAX

 その時更新したブログ


 ブログにコメント残してくれたアミーゴ、本当にありがとう!

 au使用のアミーゴ、Cメール送ってくれて、本当にありがとうございます!

 
     au!
 
 AU HAPPY!



  たかが携帯。されど携帯!

  前園選手のCM思い出した『 ♪ 声の お守りくださ~い♪』ってね。
                          (BEGIN曲)  


 宿に戻ると、雨のせいで気温も低くなって、厚着して入った布団の中で

 みんなに電話をかけなかったけど、今手の中にある携帯は、

 地球の裏側にいても、繋がってることを教えてくれるお守りだって、

 久々に実感したよ。


 寒くて、ちょっと寝付けないんで、クスケーニャ(クスコ原産のビール)2本目飲んで、

 アグアス・カリエンテス3泊目、無事消灯。
                   オヤスミナサイ。  






 

 


 
  

  
  
 

  
 
           

【マチュピチュ】運命の2010年1月25日

2010年05月13日 | '10 ペルー(中南米3カ国・16日間)
 日付は、2010年1月25日 朝8時

 
 アグアス・カリエンテス駅 8時53分発 の列車に乗るため駅へ。

 

 訳がわからないけれど、駅に入れない。。。


 とりあえず、待ちます。


 これが、南米特有の、ゆる~い南米時間なのかな???

 と、この時はのんきにかまえる私。



 
 かなり時間が過ぎた頃、チケットを持っている乗客優先で、

 フェンス入口でチェックを受け、 駅に入ります。


 


 駅に着いても、ペルーレイルが運行している様子がまったくなく、

 
 さすがの私も、状況がおかしいと気がつく。


 
 数回、駅構内でペルーレイルからの放送があり、状況を少しだけ(100分の3程度)把握し


 国ごと(?)に集まるように、指示が出ましたので、


 日本人を探します。

 見当たらない。。。


 一人、駅構内で右往左往してたら、


 韓国人ツアーの団体がおられて、ガイドさんが、

 
         やさしいガイドさんの帽子に、終始目が釘付けな私(笑)。

 

 『あなたは日本人??? 日本人は一緒にアジアで集まるから、僕達と一緒に行動しましょう。』と。


 お言葉(英語)に甘え、一緒に行動させていただき、アジア地域が待機した場所が、


 な、な、なんと


 ペルーレイルの一等車 『ビスタ・ドーム車両』
 
 

 私の密かな憧れだった『ビスタ・ドーム』。

 あまりにも、お値段がお高いので、貧乏旅の私には手の届かない車両でしたが、

 まさか、ビスタ・ドームに乗れることになるなんて思ってもみなかったぁ~!!!

             
 未だに、自分が置かれている詳細がわからないけれど、

 なんか、得した気分で、嬉しくなってま~す。


 
 ペルーレイルからの指示で、今度は村の中にあるサッカー場へ移動。

 


 人ごみの中、待っている間に日本人ツアー客の団体様と合流。

 

 重いバックパックを背負って、上り坂を歩き、ようやく『サッカー場』に到着です。

 
            おいおい、すごい人だよ(汗)。


 
 ツアー客の人と仲良くなって、心細かった思いが和らぎます。

 
     仲良くなったツアー客の名前は『タイちゃん』、新婚旅行でマチュピチュに来たんだってぇ~。
     この後、ちょいちょいタイちゃんの存在に助けられます。

              それにしても、新婚旅行うらやましいぞぉ~!
         
              旦那は6歳も年下だとぉ~!(恋の駆け引き伝授してっ!)
                               オネガイシマス!!! 




 スペイン語で、現地の人が説明してるので、

 言葉もわからないまま、とりあえず、状況説明に聞き耳を立てます。


         完全に何を言ってるかわかりません!が、一通り最後まで聞く。            


 そしてこの後に、当時現地更新したブログに書いたことが起こります。

          ツアー添乗員に、情報を聞いたら突き放されたってことですけどね。



 とにかく、この日はヘリコプターに乗れない(移動手段がない)ようなので、

 村に戻って宿探し。

 


 早々と良い宿が見つかり、部屋を見せてもらい荷物を置いて、

 受付で書類にサインして、前払い制なので、払おうとした時に、

 現地通貨ソル じゃなく ドルって言われて、

 『ブチッ!』と切れる私(だから何度も確認したのに~。)


 『やってらんないわっ! こんなとこ泊まるもんかっ!』

 的な言葉を発し、書類を目の前でビリビリと破り、荷物を部屋に取りに行って、

 宿探し再び。
             
     この時、なんとなく村全体の宿代が高くなってることに気がついて、
     余計に腹が立って、キレてます。

           普段は、短気じゃないんですよ~誤解ですよ~!



 やっと見つけた宿はさっきの宿より安いけど、大ハズレ! 

 
 
        
 
 スタッフが見てるテレビの音はうるさいし、なんか臭いし。
              
 『雨露しのげて、横になって寝れるだけラッキー。』と思い込むようにして、



 だんだんと、一人旅の辛さにブルー入ってきた。。。(涙)

 個人旅行しているバックパッカーに、ぜんぜん遇わないから、余計に心細いです。



 荷物を置いて、再び村を散策してたら、

 


 いたる所に、張り紙。

 

              こりゃ、当分ヘリに乗る順番なさそうです。



 別の日本人ツアー団体に遇い、先ほどの『あなたに教える情報がない』と、

 テンパってる、大手○○○旅行会社の添乗員さんとはまったく違った、

 やさしくて、経験豊富な添乗員さんに情報を頂き、何とか状況を把握。


 

 当日の映像をまとめましたので、ごらんあれぇ~。

 マチュピチュ災害



         陸の孤島と化した アグアス・カリエンテス での避難民生活の

                       はじまり、はじまり。。。










 注意 * この旅で経験した、私にとっての衝撃がこの数日後に起こります。 
           
     公開日記(ブログ)というものの中で、見た人、読んだ人がなるべく不快な思いをしないよう、

     配慮しているつもりですが、だからといって、当たり障りのないブログになって
   
     しまうことも、私としては避けたいと思いながら綴っています(矛盾してごめんなさい)。


     数日後に起こることに関して、客観的に記事を書こうとしても、

     あまりにも強烈に衝撃を受けたため、帰国後数か月経ても客観視ができない状態です。

     
     ただ、あくまで私自身が衝撃を受けたわけでございまして、皆様の受け取り方は、

     個々それぞれだと思っております。


     それぞれが、正論を持っているからこそ起きた事ではありますが、

     私は、その時の事を『自分を正当化した内容』でしか綴れないと思うので、

     ご了承ください。






     さてさて、どんなことなのか、すごい興味が湧いたところで、次回へ続く。





     

  
 

【マチュピチュ】遺跡観光無事終了

2010年05月12日 | '10 ペルー(中南米3カ国・16日間)


 マチュピチュ、最初で最後(?)の観光は、

 早朝起床し、あいにくの雨模様でテンションも右肩下がりだったけれど、

 なんだかんだと、遺跡観光後半のひと時には天候もよくなり、充分楽しんだ!!!
           
           そりゃ、8時間も滞在してたら、
           さすがに雨季といえども天候よくなるってもんです!(笑)




 元来た道を戻り、マチュピチュ遺跡受付を通り、

 



 満足感に浸りながら、バス乗り場で帰りのバスを待ち、

 ふっと目に止まった、日本語に故郷を思い、
               えっらい、おセンチメンタル~になっております。

  
                    マチュピチュ遺跡前の広場に、
                    これがあるので、行く人は探してみてね~!


 バスに乗り、ハイラム・ビンガムロードを徒歩で下る人を車窓から眺め、

 
               観光後に、村まで歩いて帰るなんてほんま元気な人じゃなぁ~。



 轟音をとどろかすウルバンバ川に、一抹の不安を覚え、

 


 アグアス・カリエンテス到着。





 時計の針は、午後3時過ぎを示し、 


 疲れてはいたけれど、就寝するにはあまりにも早い時間なので、村を散策。

 

 えぇ~と、ここは『アルマス広場 Plaza de Armas』

 


 中央に居られる勇ましい方(像)は、インカ帝国第9代皇帝パチャクティでして、

 パチャクティ皇帝時代に、マチュピチュは建設されたらしいです。

 今、手にしている本によりますと、第1代~8代の皇帝はどうだか知りませんが、

 この9代皇帝のパチャクティさんが、

 最初の実在したインカ皇帝との事です。


 って事は、実在が確認できてないけれど、パチャクティさんの前には、

 8人の皇帝がいらしたってことですね。

                   う~ん。。。
                   歴史に疎い身ですから、
                   『そうかぁ~』ぐらいしか言葉が出てこない(汗)。
 

 



 
 『歴史の謎ロマンを前に、気の効いた言葉が見つかればいいのだけれど、思い浮かばず、

  ちょっぴり残念な感じなっちゃって、犬だか、猫だかわからないあんたも、

  私に見つめられて、そりゃ微妙な顔になってしまうわなぁ~。』


 




 離れて見ると、ちゃんとしてるように見えるのに、

 アップで撮るとなんでそんな顔に。。。?

           いやぁ~、謎ロマンだねぇ~(笑)。


 



 広場散策のその後は、ネットカフェでブログ更新。

 マチュピチュ観光後、現地更新記事





 宿に戻って、次の日に起こる貴重な経験の事などまったく思いもせず

 のんきに、ビールとつまみのとうもろこしを食べながら、日記をつけ就寝。

  
 



 


 アグアス・カリエンテス滞在2日目の夜

 2010年1月24日  ペルー 時刻:午後9時(21時) 



 『24』もびっくり! マチュピチュ避難民になるまで あと 11時間!!!




          明日は、『クスコ観光だぁ~!』って思っていたのに、

                 まさかあんな事になるなんて。。。




            ピッ ピッ ピッ♪


                ピッ ピッ ピッ♪ 

              
                    ピッ ピッ ピッ♪ 

 

 


 

【マチュピチュ】再びマチュピチュ! 第2弾

2010年05月05日 | '10 ペルー(中南米3カ国・16日間)
ワイナピチュから下山して、マチュピチュ遺跡内での滞在時間は

 な、な、なんと 3時間!
              早朝出発して、ワイナピチュ入山含め、8時間もいた事に!
               


 小雨が降る中見学したのは、『コンドルの神殿』

 

 東向きのコンドルの頭に当たる石は、生贄のリャマを捧げた儀式が行われたそうです。
                  生贄と聞くと、やはり怖い。
                   


 どこに向かうわけでもなく、のんびり歩き、

 
 


 ワイナピチュでは止んでいた雨も、マチュピチュ遺跡につくと、再び降り始め、

 相変わらず降ったり、止んだりの天気だったけど、

 



 長い滞在時間の中、気がつけば、雨止んでました。
                  ワァ~イ!

 



  
 
 ガイドも無く時間制限も無いので、一人ぶらぶらマチュピチュを散策していると、

 どこからともなく、



 『ノリコォ~!!!』

 と。



 マチュピチュまで来て、空耳ですか???



 まさか、日本から私を追いかけてきた、まだ見ぬ婿殿ですか???







 マチュピチュで、運命の出会いなんかしちゃう感じぃ~?!





 んなわけ無いので(爆)、聞き流し、再び歩こうとしたら、再び。
 





 『ノリコォォォォ~!』
 


 
 ん??? 空耳じゃないっ!。確かに聞こえる。


 誰だっ!誰なんだっ!  


 視線を、声の方へ向けると。


 ペルーレイルで、向かいの席に座っていたオシロさんカップル。

 

                   なんだぁ~、オシロかぁ~。
                      なんだとは、失礼極まりない(笑)。


 ちょっと、ガッカリしつつも、オシロに呼ばれてました私。

 

 『オシロさん、足元すごいけど、どうしたの???』
 
 と聞きましたところ、

 アグアス・カリエンテスから歩いて、マチュピチュに来たんですって。
                       あの雨の中? 大変そう!




 『ガイドブックには、2時間で登れるってあったけど、ここに来るまで

 僕たち4時間かかったよぉ~。 ガイドブックは当てにならないね。』

 的な、事をおっしゃってました。
                スペイン語も英語も微妙な私ですから、
                ニュアンスで訳してます。



 オシロさんカップル、ハイラム・ビンガムロードを4時間かけて歩いてきたわけですねっ。

 
                    スゴイッ!

 
 素敵な再会をマチュピチュでして、天気も良くなったので、俄然楽しくなってまいりました。

 
 



 市街地入口といわれる場所で、記念写真撮っちゃいます。

 

          白と黄色の素敵なウェアは、友から奪い取った非売品のウェアでございます。
                     ジュンちゃん、ありがとうねぇ~(笑)。
 


 午前中に登ったワイナピチュも、霧が晴れて、遺跡からも登山者が見えます。

 
                  写真中央辺りが、私が居た場所です。
                      改めてみると、高い所だっ。




 ここは『石切り場』と呼ばれ、もともとマチュピチュは、
 こんな岩がゴロゴロした場所だったらしいです。
 
 



 

 写真中央の広場が、主神殿で、上がった場所にはインティワタナ(日時計)が置かれてます。

 

 

 それにしても、左側の急勾配に作られた箇所は、当時建設したマチュピチュの民は


 
 『空飛べたんじゃない???』

 と本気で思ってしまうほどの、場所でした。

             

 

 岩場に座り、遺跡を見下ろし、後姿での撮影を近くにいた方にお願いし、

 
               遠目に、ゆる~くわが町のPR
                      今月の広報の表紙ダメかな。。。(笑)



 
 高い場所にいると、遺跡の中のたくさんの人たちが見えて面白いです。



 マチュピチュ在住のリャマと共に、しばし、人間観察

 


  

 
 すると、マチュピチュで何度も見かけた、韓国からお越しの若いカップルさんが

 


 再び眼下に見えました。



 

 韓国の男性って、ほんと、優しい人多いですよねぇ~。
                  がたいも良いし、顔もカッコイイ!

 



 そして、女の子はちょっとわがままなぐらいが、かわいいように思えるんだから、

 羨ましい!!!
                 もちろん、韓国女子は美肌と美しさにかけて、
                    かなり努力してるのでしょうけど。 


 彼氏が写真撮ってる間、彼女一緒に待ってあげればいいのに。。。
 

 なんて思う私は、モテナイ身分だから、そう思うのでしょうか。。。

           チッ! 男に合わせて媚びたとしても、ちっとも彼氏ができないんだから、 
                 私は私で、わがままに勝手に生きてやるっ!
                        アラサー女子をなめんなよぉ~!
                        なぜか勝手に、一人で逆切れ???


 


  写真を撮り終えた彼氏は、

  




  階段を駆け下り、彼女の元へ。

  





 あぁぁぁ、なんかいいですねぇ~、こういうの。





 つい、空想しちゃいます。。。。



 未来の婿殿と、私。

 二人で見る、マチュピチュ遺跡。




 婿殿:『ノリコ! マチュピチュ タノシイネ♪』

                婿殿、外国人かもしれないから、カタカナ表記にしてみた(笑)。





 婿殿:『サァ、 階段ノボルヨ。』

 
 



 
 
 婿殿:『マダマダ続クヨ。 今度ハ、アッチニ行ッテミヨウヨ、ノリコォ~!』


  

                      
                     私: 帰りたい。。。


 
 婿殿:『ン? ノリコ 何カイッタ?』



 私:『帰りたい。』

        

 婿殿:『ワァット~!!! ナゼデスカ~!!!』




 私:『マチュピチュなんて、2度も3度も来るとこちが~うっ!!! 1度来たら、充分じゃっ!』




 空想のお時間、終了。



 



 はい、そういうわけでして、『最初で最後のマチュピチュ観光』 を再開します。


 


 
 また、オシロに会っちゃった。

 

 
 マチュピチュを見下ろす、空想好きの、アラサー女子。

 
            逆切れスイッチにご用心!
                 熱しやすく、冷めやすい性格が玉に瑕。。。 


 

 遺跡に日が差し、幻想的な写真が撮影できたので、マチュピチュ観光を終わり、

 


 帰り道、出口へと向かいます。

 






 ちなみに。。。


 現在マチュピチュに暮らしているリャマは、 

 



 本来マチュピチュにいたわけでなく、

 チリの会社が、CM撮影用に連れてきたものが増えたそうです。

 


 連れて帰らなかったんだ。。。置き去りに。。。

 食べ物に困ってないから良いのかも知れないけど、

 なんだかちょっとだけ微妙な気持ちになりました。 
 


 以上、ちっともマチュピチュの凄さをアピールできてない、第2弾の旅記事でした(汗)。