美術館にも春が来ていました!
桜もチラホラ。
今日は美術館のボランティアで、広島からと、中部地方からの団体のお客様に ムンク展のスライド解説をしました。
木蓮は満開。
3月に咲く木蓮は 別れの花のイメージがあります。
「♪~も~くれんの花が 青空に咲いた~ お~おおきくな~れよ さよ~なら み~んな~♪・・・」という歌がありましたよ。
美術館を設計した安藤忠雄さんお気に入りの大きな3つの庇。その向こうには 淡青い優しい空・・・そして雲はゆ~くり動いて・・・・
時計の針のような作品 ジョージ・リッキーの『上を向いた2本の線ー30フィート』も、春の空に向ってゆ~たり動いて・・・・・
時間がゆ~くり動いている感じがします。
兵庫県立美術館では 2008年のコレクション展Ⅰ(常設展)が3月22日から始まっています。
今回は特集 こどものための美術館鑑賞術 『たんけん!はっけん!美術館!』が開催されています。
これが楽しい企画です!
最初の展示室では 絵が描けたり、絵本が読めたり、パズルができたり・・・・楽しいこと、不思議なことがいっぱい!
『犬も歩ケバ』という作品。
木で制作されていて(見ると金属のように見えるのですが・・・木です) 壁から抜け出てきて スタスタ・・・スタスタ・・・・・また壁に入っていく犬。
犬も歩ケバ、壁をツキヌケル!
たのしい!
この犬を連れて散歩したら 私も壁に入っていけるかも・・・・と想像しながら見てしまいました。
版画の横の壁には こんなコメントが書かれています。
絵の横や 壁のコーナーに楽しいコメントが・・・。
イメージを膨らませながら作品を鑑賞できます。
子供たちは
丸いラグの上で 絵本を見たり・・・
お母さんと一緒にパズルをしたり・・・
お父さんと、一緒に机に坐って絵のセリフを書いたり・・・・
していましたよ。
私は何度も行ったり・・・来たり・・・・行ったり・・・来たり・・・・子供と同じくらい楽しんでいました。
作者が誰か・・・、絵の背景にある意味・・・、どうして描かれたか・・・・とか 難しいことをな~んにも考えずに ただただ「おもしろいな~」 「いいな~」と見るのが好きです。
でも、絵に込められた ちょっとしたヒントや、ちょっとしたエピソードを知ると また違った見方ができて 楽しくなる! 知りたくなる! 見たくなる!
だから 子供が ふう~と絵に引き込まれるように見入っている姿を見ると嬉しくなります。
春休み、お子さんと一緒に美術館へ!・・・というのはいかがですか?
西の入口にある桜が 迎えてくれますよ!
いつも見ていただいてありがとうございます。
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