Soleilの庭あそび・・布あそび♪

日々の庭作りや陶芸、キルトなど・・・my favorite room

☆グラハム・トーマス・・・透き通った黄色

2007年06月02日 | ★バラ

         
                  グラハム・トーマス(ER)
                   Graham Thomas
美しい黄色。
本当にこんな綺麗な黄色ってなかなかないな~・・・とこのバラを見るたびに思います。花びらが透き通って繊細な感じなのに 黄色い色がふんわりと優しい印象を与えます。
イングリッシュローズ(ER)は、デイビッド・オースティンが作り出したバラですが、このバラの名前はオースチンの師で園芸研究家のグラハム・トーマスにちなんでいるそうです。

         
このバラは アブラハム・ダービーと一緒に ローズ・オブ・ローゼスに注文したものです。ローズ・オブ・ローゼスからは 毎年年末の忙しい28日頃に届くのですが 2005年の冬は大雪で畑から苗が掘り上げられなくて 年を越した、2006年1月10日過ぎて届きました。1年目は 10輪ほどしか咲かなかったのですが、2年目の今年、よく伸びた枝から数え切れないほどの花が咲きました。カップ咲きの形も綺麗で あまり崩れません。アレンジにも向く万能選手です。

         

このバラは裏庭の東側 白色のサリー・ホルムズと 紫のファイル・フェン・ブロウと並べて植えています。3色の取り合わせと 手前に咲く 矢車草 ジキタリス ラークスパー ブルーピンパーネル キャンデイタフト  ・・・・etc の花たちと どんなに美しい画面になることか・・・と 夢に描きましたが やはりこのスポットも 花期が合わなくて夢に終わりました。
手前の 素焼きの鳥の形をしたオーナメントは 陶芸教室で作ったもので お腹の部分を丸く筒状にあけて 枝を3本通しています。 友人がこれを見て 「かわいそ~じゃない?」・・と言っていました。お腹にブスッと突き刺してるからでしょうか・・・焼き鳥みたいだからでしょうか・・・私はぜ~んせんそんなイメージわかなくて 「かわいい!!」と自画自賛していたのですが・・・。
やっぱり可哀相?

 

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☆ザ・ダークレディー・・・しっかりもののお姉さま

2007年05月29日 | ★バラ

         
                  ザ・ダークレディー(E)
                   The Dark Lady

2003年に我家に来た ザ・ダークレディーは4年目ですが あまり多くくならず、高さ1mほどで 横によく張って枝が伸びます。イングリッシュローズ、大輪のロゼット咲きで四季咲き。
本当に夏以外 よく咲いてくれます。

                 

蕾から 花びらが開いていくさまは 赤紫色が綺麗で 優雅で香りもよく まさに「Lady」・・・という感じがします。
花びらは大きく大きく開いていって 予想外に大きな花になります。そして、ここからがこのザ・ダークレディーの真骨頂というのでしょうか・・・花びらがなかなか崩れないのです。ほかのバラならもう散ってしまいそうなぐらい花びらが開いても、それから3~4日は持ちこたえています。そして紫色に近くなります。
がんばるわ~・・・と感心してしまいます・・・しっかりもののお姉さん・・という感じのバラですね。

         

         
始めは「コンスタンス・スプライ」の足元に植えていました。

今は ザ・ダークレディーの横には

     
         ロサ・ガリカ・ベルシコロール と   タスカニー・スパーブ
を植えています。
その3本の前には 背の高いデイージーや マーガレット、ニゲラ、キャンデイタフト などの白い花と、ブルーセージを植えて 紫がかった赤色と ベルシコロールの斑の入ったピンク色とで
綺麗な色の饗宴を・・・と大それた事を考えましたが、一度もその思いが叶ったことがなく、「夢」のまた「夢」でした。
もっと咲く時期の合う花を見つけないといけません。・・・勉強不足ですね。
来年は「夢」がかないますように・・・・

 

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☆アイスバーグ・・・・可憐な雪の妖精

2007年05月25日 | ★バラ

         
                     アイスバーグ(F)
                      Iceberg
フランスでは 「フェ デ ネージェ」・・・「雪の妖精」。・・・まさに雪の妖精です。
純白で透き通った柔らかな花びら、 こんなに上品で綺麗な「白」の花は我家の庭には他にありません。そして すらりと伸びた細い枝と少し黄緑がかった綺麗な葉、全てがバランスがよく 光に向かって咲く姿は見事です。

         

フロントガーデンの 2番目の「ハート」のアーチを飾ってくれています。
左側に植えたヘリテイジ(E)はやや横張りに伸びるので まだアーチまで届きませんが アイスバーグがもうヘリテイジに届いています。アーチから垂れ下がって咲く姿も雰囲気があります。
庭に3本も植えているのはこのアイスバーグだけ・・・というぐらい私のお気に入りのバラで 姿の美しさもさることながら、この香りが大好きです。ほのかで優しい、甘く柔らかな香り・・・・水遣りをしながらこの香りをかいで 毎朝幸せな気持ちになれます。

         

色、形、香り・・・と3拍子揃ったこのアイスバーグ。 イングリッシュローズなどもこの種がかかって誕生したといわれています。

  

 

             

裏庭のアイスバーグは 大好きなクレマチス、 マダム・ジュリア・コレポン と組み合わせ デッキのラティスに伝わせました。3年目のジュリアコレポンが今年はたくさんの花をつけ ワインレッドと白の可愛い取り合わせ・・・・大成功!
         
                          
        
アイスバーグを作出したドイツのコルデスは「シュネービッチェン」・・・「白雪姫」という名をつけたそうです。 可愛いメルヘンの世界を想像してしまいますね。

 

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☆スパニッシュ・ビューティー・・・・美しいフリフリフリル!

2007年05月22日 | ★バラ

              
                  スパニッシュ・ビューティー(C)
                      Spanish Beauty

我家に庭で一番目立つバラといえば このスパニッシュ・ビューティーです。
3年前に新苗で我家に来て以来、門の一番前の一番目立つ「とり」のアーチの左側を花でいっぱいにうずめてくれます。 今年は  「きれいね!」と 道行く多くの方が足を止めてくださいました。  
                    
このつるバラは一季咲きの早咲きで とても薫りがいい事と なにより この花びらのフリルが可愛くて可愛くて・・・とても優雅です。 名前から スペインの情熱的なフラメンコを連想してしまいます。こんなヒラヒラとしたドレスのすそを翻しながら踊っていそうで・・・。

                        
                         

やや下を向いて咲くので アーチやパーゴラに向いています。
今年は蕾が多かったので 長く楽しめました。はじめは綺麗なピンクですが 2週間ほどたって咲くおしまいの花は 鮮やかな濃いピンクになります。

          

この葉の色も ちょっとグレーがかった緑色で ピンクの花とマッチして美しい雰囲気をかもし出しています。
別名は マダム・グロゴワール・シュターへリン・・・と 長い名前です。

               


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☆裏庭・・・コンスタンス・スプライ・・どこまで伸びるの・・

2007年05月20日 | ★バラ

         
                   コンスタンス・スプライ(ER)
                     Constance  Spry

              

4年前 我家に来て 朝陽の当たるスペシャルシートに腰を落ち着け伸びる伸びる・・・。
高さ2~3m 横幅4~5mの壁一面に咲いてくれます。
最初の記念すべきイングリッシュ・ローズだそうですが、一季咲きです。
ほかのイングリッシュローズのように繰り返し咲きません。
このバラの特徴は 薫りの良さもありますが なんといってもこのカップ咲きの形の可愛さ 可憐さでしょうか・・。

         
蕾の中から何枚もの花びらがこぼれ落ちるようにポコッとま~あるく開いていきます。
その規則正しい花びらの並び方、隙間なくびっしりと 中の花芯を守るように包むように咲いていきます。美しい姿です。
その花が数えられないくらい咲いてくれます。ため息!

裏庭の 一番の人気者です。
・・・でも、冬の誘引は大変です。
細かな刺がいっぱい、そして細い枝で誘引しやすそうに見えて、いろんな方向に枝が伸びているのでそれを無理に形作ろうとすると折れてしまいます。・・・単に私が下手なだけでしょうか・・・。

このバラを見ていると、「朝陽を浴びるとよく育つ」・・・ということが本当なんだと実感できます。

シュートがよく出て、よく伸びます。優等生のバラですね。

         

         

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☆ジャクリーヌ・ドゥ・プレ・・・激しい人生

2007年05月15日 | ★バラ

         
                    ジャクリーヌ・ドゥ・プレ(S)
                     Jacqueline du Pre'

大好きなバラの1つ・・・・ジャクリーヌ・ドゥ・プレ。
有名な指揮者と恋に落ち、 不治の病で盲目になってもチェロを弾き続け
そして42歳で夭折した天才チェロ奏者の名前がつけられたメモリアル・ローズです。 

         

そのジャクリーヌの奔放で激しい人生に似つかわしくない清楚な白です。
でも、私は花芯の赤が花火のように見えて パッと美しく激しい人生を送った女性のように見えてとても惹かれます。

         

株は少し横張りで 半八重咲き。
3年目の株ですが高さは60cmほどです。
早咲きですが 次々と咲いてくれるので長く楽しめます。
     

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☆フランシス・デュブリュイ・・・魅惑の赤

2007年05月11日 | ★バラ

                   
                  フランシス・デュブリュイ(T)
                     Francis Dubreuil

フランシス・デュブリュイは我家に来て2年目の苗です。
高さは50~60cm。枝は横に張って 早咲きです。
枝が細いこともあってうなだれて咲きます。
昨年 このばらが始めて咲いた時は、そんなに美しいと思わなかった「赤」が 2年目、なんと魅惑的な「赤」に変わっていました。
ダークレッドで、とても深みのある「赤」です。花芯や花びらの先にいくほど明るく、少しカップ咲きの花びらの重なりが色の変化でよく分かります。
香りが強いと聞きましたが 我家のフランシス・デュブリュイはそんなには感じませんでした。・・・来年のお楽しみですね。
 

          

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☆マダム・アルフレッド・キャリエール・・・バラの季節のはじまり!はじまり!

2007年04月27日 | ★バラ

                  
                 マダム・アルフレッド・キャリエール(N)
                          Mme.Alfred Carriere

早咲きで 我家の庭では一番に咲き始めます。
このバラが咲くと、今年のバラのステージが始まります。

2003年4月に新苗で植えた時は ひょろひょろで 日陰でも大丈夫と聞いて日陰に植えましたが、予想通り1年たってもひょろひょろでした。
2~3年はしっかりお日様に当ててあげないといけませんね。・・・日当たりのいい 1番目の「とり」のアーチに植え替えるとぐんぐん伸び始めました。
3年目ぐらいまでは、うどんこ病に弱く、細いしなやかな枝や、明るい色の薄い葉っぱを見てると、「大丈夫かな~」と思うほど、何とかしてあげないといけない!!・・・と思えるバラでしたが 昨年ごろからは枝の伸び方、蕾の数の多さを見るとすっかり逞しくなってきました。
でも、やっぱり この細い枝に、クシャクシャとした薄い花びら・・・どこか頼りなげな雰囲気は変わりません。・・・そんなところが好きですね~。

                                  

蕾は濃いピンク。
そして少し開きだすと薄いピンク。
満開のときは白に変わります。

                   
今年のキャリエールは 昨年より花が大きい。・・嬉しい。
我家のレンガの門まで枝を伸ばしてきました。
来年はここを伝ってくれるでしょうか。

 

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☆冬のヘリテイジ!

2007年01月17日 | ★バラ
          

毎年1月になると、庭には色がなくなりみんな春を待ちわびて眠っている・・・そんな感じでしたが 
今年はヘリテイジやアイスバーグ それにサマースノーまでちらほら咲いています。 
冬のバラは冷たい空気の中 春とはまた違って濃い色の花で趣があって私は大好きです。
それに長く咲いてくれるので長~く楽しめます。

ヘリテイジ・・遺産・・このイングリッシュローズは 我家に来て3年目ですが 
もう2.5m程伸びよく茂っています。
冬は凛とした冷たいピンク色で硬くきっちりと咲いている感じです。
でも、あのグレープフルーツの薫りは春と同じくらい豊かでうっとりとさせてくれます。
・・・でも・・・
もう剪定しないと・・・
どうしよう・・咲かせてあげたい・・でも・・・
・・と悩み尽きない今日この頃です。


          

2005年5月のヘリテイジ。
あま~いピンクで フワフワのカップ咲き。つい見とれてしまうほどです。


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☆今日は ポールズ・ヒマラヤン・ムスク の剪定!

2007年01月13日 | ★バラ
暖かい昼下がり ポールズヒマラヤンムスクの剪定と誘引に取りかかりました。
昨日の写真の庭のアーチをぬけた突き当たりの右側・・・
玄関横にポールズヒマラヤンはあります。
(写真ではちょっと見えませんね)


このポールズヒマラヤンは、
大暴れして手入れが大変だけれど
その花を見れば「病みつきになる」・・と言われているバラです。
昨年初めて花が咲いた時 一目見て私もクラクラ・・・でした。

小さな花が房になって咲き、
薄ピンクが開くごとに白色になり、
濃緑の葉が花を引き立てます。
少し桜にも似た花です。

とても素敵です。


まだ3年目の株ですが たくさんのシュートが伸びて
長い枝で8m程伸びています。
さすが!という感じ。逞しいバラです。
すごい刺と長い枝とで絡まっているのを解きほぐしながら・・・
・・・それが私の頭やダウンジャケットに絡まり・・・・
・・・ほぐしたと思ったら、また絡まり・・・
・・・大変なことに・・・何をしていることやら・・・
おかしくて一人で笑い出してしまいました。
玄関横の狭い場所での作業なので 
枝の塊の中にすっぽりはまりこんだようになっていました。
その時、「眠り姫」の童話で、王子様が眠り姫を助けるために
ノイバラの道で悪戦苦闘するシーンを思い出していました。
・・こんな感じ?・・・まさか・・・

・・・やっとのことで誘引が終わった時は辺りが暗~くなっていました。

でも、5月が楽しみ・・・
私を襲った枝には またうっとりするような花がたくさん咲くこと請け合いです。


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