
入江曜子著、岩波新書刊
清朝の誕生以降の紫禁城の変遷を、歴代の皇帝及び一族の物語と関連付けて解説しています。
建物そのものの解説は不十分で、紫禁城の建築群について、ある程度の知識が無いと理解しづらい一方、人間の行いの解説は、思い入れたっぷりに語られていて、興味深く理解し易いながら、全体の構成はイケテいません。
それでも、清朝の歴史の概略と、権力と搾取の精華として紫禁城を観るという観点で読むと良いのかもしれません。
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○入江曜子 ○紫禁城
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評価は3です。
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