
富坂聰著、新潮文庫刊
中国は得体が知れない。おぼろげな歴史の知識があるものの、広大な国土と多様な民族の集合体で、国の一貫した色合いが分かり難い。昨今の覇権主義的、中華思想的な行動を見ても、得体の知れない不気味さがあります。
著者は多彩な人脈と鋭い分析によって、現代の中国を6つの切り口から論じていますが、それぞれに、関連する事象を織り込んで、そこから導き出される推論を鮮やかに描き出しています。そして最後に。日本が近い将来、中国を日本自分自身の問題(著者は「国内問題」と読んでいます)と捉えなければならなくなると警鐘を発しています。多面的かつ奥深い分析に触れ、幾分、中国の姿が見えてきたように思います。
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URL => https://ja.wikipedia.org/wiki/富坂聰
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評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを公開しています。
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中国は得体が知れない。おぼろげな歴史の知識があるものの、広大な国土と多様な民族の集合体で、国の一貫した色合いが分かり難い。昨今の覇権主義的、中華思想的な行動を見ても、得体の知れない不気味さがあります。
著者は多彩な人脈と鋭い分析によって、現代の中国を6つの切り口から論じていますが、それぞれに、関連する事象を織り込んで、そこから導き出される推論を鮮やかに描き出しています。そして最後に。日本が近い将来、中国を日本自分自身の問題(著者は「国内問題」と読んでいます)と捉えなければならなくなると警鐘を発しています。多面的かつ奥深い分析に触れ、幾分、中国の姿が見えてきたように思います。
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