
本書では、陸地と海の出現と変遷、地球内部の活動、太陽からの影響など、上巻で解説した外的、内的条件の変化の下で生命が誕生し進化していく様子を辿っています。
スノーボールや巨大地震、あるいは隕石の衝突などによって、生命が絶滅に瀕したメカニズムに関する書籍を何冊か読みましたが、本書では、それを地球と生命の共進化の視点から、より巨視的に説明しています。
知っていた事や知らなかった事などが入り交じりながら、体系立って解説されており、トピックに関する図を沢山掲載していて、文章と相俟って非常に分かり易い。
本当に素晴らしい著作に出会えて幸せです。
早速下巻も読もうと思います。
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○蒲田浩毅
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評価は5です。
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