読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

台湾紀行:その44:充実した駅弁

2008年09月17日 07時15分37秒 | ■旅する
発車して少し経ち駅弁が配られました。これがたいした大きさはないのですが、ずっしりと重い。「池上便當」と書いてあります。日本では「弁当」と書きますが、台湾では『便』を使うのか! 変な感じですが、日本語でも「べんとう」を変換すると「便当」と出て来るではありませんか。(昔々、小学校低学年の時、先生が黒板に縦書きで「あしたは弁当をもってくること」と書いたのを、クラスの皆が「ムサ当」と呼んでしまい、騒ぎになってしまったことがありました。)
池上とはある地域の名称で、そこの地下水は、台湾では珍しい名水であるため、非常に美味しい米がとれるとのこと。その米を使った弁当だそうです。そう言えば、パッケージには牛にスキを引かせた農夫の姿が描かれています。(写真上)その弁当の中身が写真の下です。茹でたキャベツの上に煮卵が載せてあり、その他貝の煮付け、たくあん、ハム、鶏の唐揚げ、などが見えています。そして、何とこれらのおかずの下から他のおかずがぞろぞろと出てきました。みっちりしていて美味しい弁当でした。
ビールを飲みながら良い機嫌で車窓を見やると、南国っぽい風景と海がつかず離れず、延々と続いています。Sさんが話したとおり、日本製の列車は振り子式で、カーブでもスピードを緩めることなく、台北を目指して北上しています。

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