斎藤正男著、東京電機大学出版局刊
著者は工学と医学の境界領域の研究をされたようで、本書は、ケータイが人に及ぼす影響を社会科学的に論じた物とは異なっています。まずは、現代のハイテクが人間不在のままに世に溢れかえっていること、本来人間中心でなければならないのに、機械の都合に合わせて人間が暮らさなければならない面があること、人と機械のインターフェースと情報処理の特性の相違点、機械の普及が人の精神活動に及ぼす影響など、分かり易く独自の視点から論じています。
そうした、延長線上でケータイを捉え、普及してしまっている現状を肯定するとしたら、ケータイと人との関係はどうあるべきなのか、ケータイが備えるべき機能などを論じています。理系の人には珍しく、柔らかい語り口で、挿絵が稚拙なようなオタクっぽいような不思議な印象です。
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URL => http://spysee.jp/%E6%96%8E%E8%97%A4%E6%AD%A3%E7%94%B7/1343928/
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評価は3です。
著者は工学と医学の境界領域の研究をされたようで、本書は、ケータイが人に及ぼす影響を社会科学的に論じた物とは異なっています。まずは、現代のハイテクが人間不在のままに世に溢れかえっていること、本来人間中心でなければならないのに、機械の都合に合わせて人間が暮らさなければならない面があること、人と機械のインターフェースと情報処理の特性の相違点、機械の普及が人の精神活動に及ぼす影響など、分かり易く独自の視点から論じています。
そうした、延長線上でケータイを捉え、普及してしまっている現状を肯定するとしたら、ケータイと人との関係はどうあるべきなのか、ケータイが備えるべき機能などを論じています。理系の人には珍しく、柔らかい語り口で、挿絵が稚拙なようなオタクっぽいような不思議な印象です。
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