勢古浩爾著、草思社文庫刊
瀬古さんの読んだ著作を調べたら、「まれにみるバカ」、「自分に酔う人酔わない人」、「わたしを認めよ!」、「日本を滅ぼす「自分バカ」」と、既に四冊を読んでいます。大分前から間を置いて。その都度共感を覚えていまいますが、結構マイナーな好みではないかと思いますが、著作を出版できていると言うことは、お仲間が少なからずいるのではないかと思います。
さて、本書は、著者が定年の少し前に自主退職し、毎日を自分なりに過ごしている断片を紹介しつつ、人が一人ずつ異なるように、定年後の人生も異なるのだから、定年後の過ごし方を聞くのはナンセンスであるということを繰り返し説いています。参考に様々な人の考えや意見に接するのを否定しているのではなくて、自分の生き方は自分で探すほかはないという主張です。全く以てその通りです。また、退職後の寂しさや経済的な逼迫など、日々の悩みや不安と向き合って生きるしかないということも同感です。
本書の「リアル」という言葉を選んだのはどうしてでしょうか。「現実」としても良いはずですが、余りに突き放したニュアンスであるからか、あるいは「リアル」という言葉が少し異なるニュアンスを含むことから選んだのか。販売促進のためでしょうか。
大筋で、私の感じ方と同じで納得できる内容でした。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/勢古浩爾
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評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを公開しています。
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瀬古さんの読んだ著作を調べたら、「まれにみるバカ」、「自分に酔う人酔わない人」、「わたしを認めよ!」、「日本を滅ぼす「自分バカ」」と、既に四冊を読んでいます。大分前から間を置いて。その都度共感を覚えていまいますが、結構マイナーな好みではないかと思いますが、著作を出版できていると言うことは、お仲間が少なからずいるのではないかと思います。
さて、本書は、著者が定年の少し前に自主退職し、毎日を自分なりに過ごしている断片を紹介しつつ、人が一人ずつ異なるように、定年後の人生も異なるのだから、定年後の過ごし方を聞くのはナンセンスであるということを繰り返し説いています。参考に様々な人の考えや意見に接するのを否定しているのではなくて、自分の生き方は自分で探すほかはないという主張です。全く以てその通りです。また、退職後の寂しさや経済的な逼迫など、日々の悩みや不安と向き合って生きるしかないということも同感です。
本書の「リアル」という言葉を選んだのはどうしてでしょうか。「現実」としても良いはずですが、余りに突き放したニュアンスであるからか、あるいは「リアル」という言葉が少し異なるニュアンスを含むことから選んだのか。販売促進のためでしょうか。
大筋で、私の感じ方と同じで納得できる内容でした。
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