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読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

ハンニバル(上)(下)

2009年11月29日 18時35分27秒 | ■読む
トマス・ハリス著、高見浩訳、新潮文庫刊
羊たちの沈黙を映画と本で読んだのはしばらく前でした。そして、本作品の映画は、封切りで見ました。羊たちの沈黙のジョディ・フォスターとは大いに印象の異なるジュリアン・ムーアがヒロインのクラリスを演じており、美貌かつ行動的で、心の陰を持つ、という主人公の設定と違和感を感じたものでした。さて、下記のごとく、作者のトマス・ハリスは寡作で謎の作家とのことです。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/トマス・ハリス
     http://ja.wikipedia.org/wiki/ハンニバル_(映画)
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良い小説を読むと、つい作家について知りたくなるのですが、実は知らない方が良いことが多いと思います。というのも、格好良い小説を書いている本人が不細工だと、ちょっと興醒めになってしまうから。たとえば、大沢在昌さんは、若い頃は非常にシャープで素敵な風貌でしたが、年齢とともに魅力が増す感じがしませんし、私が敬愛する山本周五郎さんは、写真を見てがっかりした記憶があります。また宮本武蔵などの著作で知られている吉川英治さんは、私のイメージとは大分異なる風貌の方でした。更に言えば、「極大射程」の作者であるスティーヴン・ハンターも、もっさりしたおっさん顔でした。で、やっぱり、著作を大事にするのが一番と思います。
さて、本作では、クラリスがFBIと司法省の組織によって苦しい状況に追い込まれ、レクター博士は、そんなクラリスを遠くから見守っていました。そうして、最悪の状況に陥りそうな時に救いの手をさしのべます。そして、邪悪な人間達が、レクター博士とクラリスを罠に追い込んで行きますが・・・。
映画を見たので、粗筋は覚えていながら、大変面白く読めました。(実は、面白くて2日間で2冊とも読んでしまいました)レクター博士の超人振りを、作者が実に効果的に描いています。
評価は4です。

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