読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

音の記憶:その23:伊藤由奈

2009年04月30日 20時32分54秒 | ■考え事
この頃の歌手は本当に歌が上手い。どうしてなんだろう、と思う程に。ハモネプなど聞いていて、油断すると涙してしまいます。最近、その思いが深まったのは、伊藤由奈でした。今YouTubeで、彼女の「GATE」という曲を聴いていますが、人生の深みをまだ知り得ないはずの若い女性が、どうしてこんなにも表現力が豊かなのでしょうか。たとえば、ダイアナ・ロスなど、シュープリームス時代の曲は、ポップスの範疇でしかありませんでした。後の「If We Hold On Together」の深みのあるバラードは本当にすばらしい。けれども、それは人生の経験を経て深みを増した結果であると思います。フランク・シナトラも同様です。
確かに感性が人によって大きく異なるのは事実です。しかし、人生の何たるかも知らずに、人の心を揺さぶる歌を歌えることの不思議を感じました。
今回のハモネプは、少ーし疑問ありますけれど。

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