読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

暗殺者の回想

2023年09月07日 10時07分29秒 | ■読む

マーク・グリーニー著、早川書房刊
グレイマンシリーズの第11作目の最新作です。
今回の作品は、グレイマンが単独で任務を行っていた時代に遡ります。

ある軍事策戦で、任務に失敗したゴルフ・シエラが窮地に陥り、新人一名を失ってしまい、その補充の為グレイマンが入ります。
グレイマンは単独行動を前提とした訓練を積んでいたので、チームになかなか溶け込めませんでしたが、突然、重要な作戦に参加することになり・・・。

という昔の物語と、現在のグレイマンが依頼を受けた簡単な仕事で、昔殺したはずの人物と思い掛けず遭遇したことから、物語が進展する。

この昔と今が、同時に語られるという手法で、2つの物語が、いずれも違った魅力と迫力を持っていて、素晴らしい出来でした。
今後も目が離せないシリーズです。
-------------------------
マーク・グリーニー
-------------------------
評価は4です。

※壁紙専用の別ブログを公開しています。
カメラまかせ 成り行きまかせ  〇カメラまかせ 成り行きまかせその2


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Re-Metrics | トップ | 身の回りのあんなことこんな... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

■読む」カテゴリの最新記事