楽しみにしていたのですが、初日から2週間遅れで見てきました。山本兼一作の原作を読んでいたので、どのように映画化するのかが楽しみでした。とは言っても、原作をよく覚えていないのが少し残念。脚本は原作の骨組みを生かし、細部に必要な脚色をしているように思います。人物像を誇張したり、説明的である必要がある場面があるとの意味です。
特に主人公の利休と妻の宗恩、高麗の女が配役の核心ですが、脇役を含め見事なキャスティングです。監督は「火天の城」を駄作にしてしまった田中光敏監督ですが、本作では、かなり研究したようで、細部に至るまで本物志向を感じました。市川海老蔵さんの所作の見事さ、中谷美紀さんの繊細な感情表現、クララさんの清楚で白磁のような美しさ、そして俳優陣達の見事な演技に感服しました。カメラ、音楽、美術、演出、脚本のいずれもが優れた作品です。観客が少なかったのは残念でした。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/利休にたずねよ
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評価は5です。
特に主人公の利休と妻の宗恩、高麗の女が配役の核心ですが、脇役を含め見事なキャスティングです。監督は「火天の城」を駄作にしてしまった田中光敏監督ですが、本作では、かなり研究したようで、細部に至るまで本物志向を感じました。市川海老蔵さんの所作の見事さ、中谷美紀さんの繊細な感情表現、クララさんの清楚で白磁のような美しさ、そして俳優陣達の見事な演技に感服しました。カメラ、音楽、美術、演出、脚本のいずれもが優れた作品です。観客が少なかったのは残念でした。
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