
山中登志子著、光文社新書391刊
病を得て思春期から容貌が変化し始めたが、病気とは知らずに多感な時期を悩んで過ごした。そこが著者の容貌への深い関心の出発点のようです。誰しも多感な時期は、色々な悩みを持ちますが、特に容貌は大きな要因ではないでしょうか。
本書は、ご自身の病のことに触れずに、ご自身を「外見オンチ」と称して立ち位置を明確にしつつ、容貌に関係する広い領域を論じています。類書は、客観的であることに努める傾向が強いと思いますが、本書は、美醜の価値判断を措いて、美醜が及ぶ領域の、例えば男女関係や好き嫌いの源泉などを探求しています。もっぱら、ご自身の体験と思索を基礎としているので、すんなりと理解出来共感できます。良書です。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/山中登志子
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評価は4です。
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病を得て思春期から容貌が変化し始めたが、病気とは知らずに多感な時期を悩んで過ごした。そこが著者の容貌への深い関心の出発点のようです。誰しも多感な時期は、色々な悩みを持ちますが、特に容貌は大きな要因ではないでしょうか。
本書は、ご自身の病のことに触れずに、ご自身を「外見オンチ」と称して立ち位置を明確にしつつ、容貌に関係する広い領域を論じています。類書は、客観的であることに努める傾向が強いと思いますが、本書は、美醜の価値判断を措いて、美醜が及ぶ領域の、例えば男女関係や好き嫌いの源泉などを探求しています。もっぱら、ご自身の体験と思索を基礎としているので、すんなりと理解出来共感できます。良書です。
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