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読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

北京旅行:その25:くすんだ緑

2010年08月08日 21時35分05秒 | ■旅する
中国に到着して空港から北京へ移動する途中で緑がチラホラと見掛けました。そして、二日目の「明の13陵」へ行く途中で、漠然としていた感想がはっきりと意識されました。それは、緑の色がくすんだ感じだということです。日本であれば、早春から盛夏にかけて、草花や木々の緑が、新緑から匂い立つほどの深い緑へと、緑のグラデーションを駆け上がって行く感じです。一方、盛夏に近い北京にあっては、緑の色が酷くくすんで見えるのでした。写真(A)は、まもなく「明の13陵」に到着する頃の、街路樹の通りの風景です。写真(B)は、その手前の河川と思しき箇所の風景です。いずれも、何となくくすんだ感じがしました。(ちなみに、並木の木の根本から1m暗いが白くなっているのは、樹木を病害虫から守るための駆除剤が塗られているためだそうです。)
北京の観光シーズンは、五月頃だそうですが、それは、春先に黄砂が多く発生するためだそうです。また、7月以降の夏になると黄砂が少なくなるものの大陸性気候で暑くなるので、シーズンとは言い難いそうです。下記のURLによれば、「黄砂の年間発生量は年間2億-3億tで、降下量は日本で1年間に1km2あたり1-5t、北京で1ヵ月間に1km2あたり15t程度と推定されている。」とありますから、かなりの量であることは間違いありません。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/黄砂
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黄砂の功罪は様々なようですが、植物の緑がくすんでいるのは黄砂の影響ではないかと思いました。

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