読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

巴里からの遺言

2016年03月30日 19時17分19秒 | ■読む
藤田宣永著、文春文庫刊 初めて読む藤田さんの著作です。教師であった主人公は、出奔した祖父の足跡を辿るべく職を辞し、何の見通しもないままパリへ赴きます。日々の暮らしに溺れ目的を見失いがちですが、幾つかの(都合の良い)出会いを繰り返し祖父の生き様に触れて行きます。自分探しの旅と考えたら分かり易いのではないでしょうか。今までとは口触りの異なった作品に出会いました。 ------------------- . . . 本文を読む
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