読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

みずうみ

2010年01月03日 05時53分49秒 | ■聴く
川端康成著、横浜カセット文庫刊 不思議な作品です。文学って難しいなぁ~、という感じです。主人公の銀平は高校の教師で、教え子の美しい少女のストーカー。結局二人は結ばれるが、少女の両親の知るところとなり、教職を失ってしまいます。銀平は、その後もストーカー行為を続けるが、物語は、そんな事とは関わりのない、醜悪でくたびれた女と酒を飲んで分かれた後で、唐突に終わる。その性質故に、次第に人生の破滅に向かってト . . . 本文を読む
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