発表会が終わったよ。

伝国で恩師のピアノの発表会があった。私は卒業生の部で演奏した。
リハーサルを何回もさせていただいて、生徒さんの前でも練習して、
今日の本番に臨んだ。
2週間前のリハーサルが一番緊張するらしいときいていたけど、
心の中で（ウソだぁ。）と思ってた。…本当だったみたい。
本番のほうがずっとましだった。
今日は気絶しなかったし、金縛りにもあわなかった。

今まで、舞台はとにかく避けてきたけど、本当は同級生や生徒さんたちが
堂々と演奏する姿にはすごく憧れていた。
だけど、努力もしていないくせに、どうせ私とは違うんだから。。。と
思って、逃げていた。
でも、苦しさを知らなければ結局、人の演奏にだって心から耳を傾けることが
できなくなってしまうのかな。

受付をして下さっていたお母さんにCDとDVDを注文するかときかれた。
逃げ帰りたくなるような悲惨な演奏だったら証拠を残したくないしなぁ。。。
と思ったけど、そういう演奏をしなければいいんだと、最後のげんかつぎで
両方注文した。今回の目標を実行。最後まで強気で！！！

うちの母は、かなり緊張して聴いていたみたいだけど、
母親のこういうプレッシャーが伝わってはいけないと、できるだけ平常心でいられるように
心がけてくれたみたいだった。
終わってからも「良かったんじゃない。」と言われて、母にもらう○の
大きさに今さらながら気付いた。

大昔、弘前でのコンクールでひどい経験をしてから人前で弾くのが嫌になって、
北高の時も担任にいくら言われても伴奏しか引き受けず、大学では
体調を崩してずっと不調。。。。
もう15年くらいはずっとず～～～～っとピアノの暗黒時代だった。
よく続けてきたなぁと思う。でも、だからと言って他の仕事をしている自分は
想像できない。不思議な因縁だ。。。。

今日は初めて、自分に小さな○が付いた。というか、つけてもいいかな？
と思った。これからも決していい気にならず、細々と続けていきたい。

まずは来週の須田先生のレッスンまで、新しい曲の練習をしましょう！！！